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Mars&Jupiter

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ヨハン・フリードリヒ・ファッシュの2つのホルンと2つのオーボエのための協奏曲ニ長調を聴きながら

2009-06-11 05:05:15 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
前回と同じく新幹線沿いに歩いてみたが、
かかった時間は約40分だった。
途中聴いたのは1686年生まれのファッシュの作品。
CDの解説書によるとライプチヒの聖トマス教会の学校でクーナウに師事し、
ヴァイオリン奏者、オルガン奏者として活躍したようだ。
そののちにボヘミアのモルツィン伯爵の楽長、
ツェルプストの宮廷楽長などもつとめたということである。
2つのホルンと2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための
協奏曲ニ長調の詳しい作曲年代はわからない。
今回聴いたCDの演奏はペーター・ダムとディーター・パンサのホルン、
エドゥアルト・メルクス指揮、カペラ・サジタリアーナによる。

第一楽章アレグロは、ホルンとともに始まり、
冒頭から華やかな感じである。
2つのホルンが掛け合いながら演奏するのは心地いい。
それにしても速い旋律を簡単そうに吹くダムとパンサの
演奏技術はすごいものだなあと思ってしまう。
そこに2つのオーボエも加わり、優雅な感じで、
バッハと同時代に活躍した人物らしい音楽である。
第二楽章アンダンテは、弦楽器中心にゆったりと始まる。
叙情的で少し哀愁をただよわせた音楽に続き、
2つのホルンとオーボエが続いて入るが、
それらが入ることで格調高い音楽になる。
第三楽章アレグロは、前楽章とは違った軽快な音楽で、
優雅さを持ちながら、舞踏的で楽しい感じであり、
2つのホルンの高度な演奏技術が聴ける。
最後も軽快にそして堂々とした感じで終わる。


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