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Mars&Jupiter

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アンドレイ・エシュパイの交響曲第5番を聴く

2012-05-13 14:46:30 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1925年生まれのエシュパイの作品。
交響曲第5番は1987年に作曲された。
曲は指揮者スヴェトラーノフに献呈された。
聴いたCDはウラディーミル・フェドセーエフ指揮、
ソ連交響楽団の演奏によるもの。
ハープの音に導かれ、フルート・ソロが神秘的に旋律を奏でて始まる。
やがて弦楽器が入り、その音に絡んでいく。
やがてヴァイオリン・ソロが入り、フルートや他の楽器も加わり、
8つの音型からなる旋律をそれぞれ繰り返していく。
やがて素朴な旋律が木管楽器によって奏され、
行進曲風に音楽は進行し、金管楽器と打楽器も加わり、
荒々しい感じになっていき、それはモソロフの「鉄工場」みたいでもある。
そして金管楽器が力強く旋律を奏でていき、
そのあとは小太鼓がリズミックに叩き、荒々しい狂乱のような音楽になる。
ショスタコーヴィチの音楽も想起させるところはあり、
いかにも社会主義リアリズムの音楽らしい感じがする。
全体で盛り上がったあと静まり、再び冒頭のフルートの旋律が奏でられる。
そしてハープが刻むリズムの上で、弦楽器が甘美な旋律を奏で、
金管楽器がファンファーレ風に旋律を奏でて、木管楽器が引き継ぎ、
再び弦楽器の部分と木管楽器が交互に現れ、
弦楽器のところでフルートが絡み、鐘の音と金管楽器が入り盛り上がり、
静まったところで弦楽器中心に曲はしばらく展開され、
弦楽器が速い音型を繰り返し、金管楽器と打楽器がまた荒々しい音楽を奏で、
フルートなど木管楽器が絡み、再び弦楽器が速い動きで荒々しく旋律を奏で、
金管楽器と打楽器も加わり、盛り上がって最後終わる。
それにしてもダイナミックでなかなか聴き応えのある作品だ。


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