若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

「結婚生活には3つの袋が大切です。」 <松山の旅その8>

2013-06-27 23:17:09 | 忘備録

海に囲まれたこの小さな国において、海なし県に育った者の『海への憧れ』というのは、海を見て育った人には一生理解できないだろうな、と思います。どうしても我慢できないのです、海が見える度に、「あ!海だ!」と言わずにはいられないのです。だから、今回の旅でも、Mさんやご主人(ここからは、実際にお呼びしていた通り『パパさん』と書きます)が、色々と四国や松山について説明してくださっている最中にもかかわらず、目の端に海が入ってきたらもう気もそぞろ。つい、お話をさえぎってまで、「あ!海です!」と言ってしまいました。そんな哀しい栃木県民を許してください……(海を見慣れた人にとっては、その叫びって、「あ!渡良瀬川だ!」といちいち言ってしまうくらい「あー、まぁね。」的なことなのかなぁ)。

 

『しまなみ海道』は、愛媛県北部の島々と広島県東部の島々を次々と結んでいく橋たちを含んだ高速道路でした。ひとつひとつ橋の形に個性があって、「どうして同じ形にしなかったんだろ?日本っぽくないなー。面白ーい。」なんてのんきに思いながら、パパさんの助手席でゴージャスドライブを満喫させていただきました(海と橋がよく見えるようにと、途中から助手席に移りなさいって。そんなお心遣いも嬉しいなぁって、喜ばせようって気持ちが伝わってきて、ありがたいなーって思いました)。

名所・名物を効率よく紹介してくださるお二人のおかげで、無駄なくグイグイとしまなみ観光を進めていきました。そんな中で私がとっても楽しかった2箇所について書かせてください(全て書いていたら、このブログ、エンドレスになってしまうから厳選しなきゃ!)。

 

 

え?もう終わりだろうって思ったら、『えー、では皆さん、結婚生活に大切な3つの袋はー、ご存知でしょうかー……』って、結婚式のスピーチで始まっちゃった時みたいですって?そーですか。じゃあ、また明日にしますね!

<つづく>


身長150.2センチ 体重むにゃらむにゃキロです!<松山の旅その7>

2013-06-27 22:54:14 | 忘備録

「松山に行きたい!」とは思っても、それはそれは遠い四国。「いつか行かれるかなぁ。」とぼんやり思っていたところ、フェイスブックで友人のお母さま・Mさん(松山在住)と思いがけず仲良くなり、そのお人柄に触れるうち、お会いしてみたいなぁ……と自然に思うようになってきました。そんな気持ちをふらふらと綴ったところ、とても明るく背中を押したり、手を引っ張ったりしてくださって、気付いたら飛行機とホテルの予約を済ませちゃってた!旅行って、長いこと行かないと楽しいのは分かってるのに、何だか億劫になってしまいがち。今回わたしの重い腰を上げて下さったのは間違いなく、Mさんでした。

 

ホテルまでお迎えに来て下さるというVIP待遇で、しかもお仕事をお休みしてお父様までいらして下さるとのこと。恐縮しきって、ただでさえも小さい私は、より小さくなってお二人を待っていました。

さぁ、緊張の初対面!でいきなり、「きゃーーー。華奢!」と朗らかに笑われてしまいました。フェイスブックに載せている写真は上半身だけだし、舞台で怪しい人魚になりきっている写真を直前にお見せしていたので、『大柄な』女性を想像されていたとのこと。そりゃあ、私が現れたらつい笑っちゃいますよね(身長150.2センチ。最近では小学生でも私より大きい子は珍しくありません……)。「小っちゃい!」ではなく、「華奢!」と表現してくださったところに、温かいお人柄がにじみ出ていましたよ、Mさん!

そんな初対面だったので、私はすっかり緊張感を放り投げてしまいました。実際にお会いしたのは初めてではあるけれど、今までのインターネット上でのやり取りでお互いの性格もなんとな~く分かっているし、共通の話題もたくさんあるし、予想していたよりぐっとお茶目なノリ!だし、すっかりお友達度全開で『しまなみ海道の旅』が始まりました。さぁ、最初の目的地(?)『は・か・た・の・し・おソフトクリーム』へGO!


あたし、浮いてる?<松山の旅その6>

2013-06-27 22:39:19 | 忘備録

前日、松山行きの飛行機内でも薄々感じていたことではありましたが、ホテルの朝食会場で決定的に自分が珍しい存在であることに気付きました。一人旅だから?いえいえ、そうではなくて、観光客だから、です。飛行機でも、帽子&カメラ&虫取り網(嘘です)の出で立ちは私と、外国人3人組だけ。あとはスーツでした。到着空港で、男性トイレが大行列で、女性トイレには誰もいない、という滅多に見掛けないような光景も満喫することができました(ただ、女性トイレで一人だけスーツの女性と居合わせたのですが、なんとその方は個室の中でも携帯で仕事の話をしていました!恥ずかしくないのかなぁ?見えない……けどさぁ?)。

 

で、朝食会場にはなぜか、超イケメンな外人ウエイターさん達が。流ちょうな日本語で、「オハヨウゴザイマス♪」と対応してくださいました。えへへ、プチ外国旅行気分♪ 勇気を出して、「チ・チーズとコーンで!」とスペシャルオーダーを成功させたコックさん手作りのオムレツと、『こんなものにまで!』と驚いたミカン入りポテトサラダ(これが、美味)を手にいそいそと席に戻ってきたら、お水が置いてありました。が、どうも他の席と印象が違うような……あ!私だけ、グリーンのかわいいグラスだ!他の人たちはみんな、普通の水コップなのに!わーい♡ 超嬉しい、こーいうスペシャルな感じ。

 

そんなこんなで、ご機嫌な朝食を終え、いよいよ緊張のご対面へ。今回の松山旅をプロデュースして下さった『友人のご両親』に、初めてリアルにお逢いする時間が近づいてきました。「素敵な若女将にお会いするのを両親が楽しみにしているようです。」なんて、友人に言われて、かなりハードルが高くなっていたこのご対面。子供のころって、クラス替えがある度にこういう緊張感があったけど、大人になると意外とないよなー、仕事での初対面って、対面自体が「仕事の一環」だからなー……なんて、考えながらホテルのロビーでドキドキとその時を待つのでありました。