若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

コーンスープな気分かもしれないと

2009-05-07 08:54:21 | 日々雑多
高校時代に家庭科検定を受けた(受けさせられた)ことを久しぶりに思い出しました(こんなトコロがやっている、極めて真面目な検定)。家政科も併設していた女子高だったので、家庭科教育が特に熱心だったようなのですが、『調理・被服・保育・音楽・体育』の5つから選択、という機会に『体育』を選択していた私ですから(音楽じゃないんかい!)、それは殆ど地獄の検定。

キュウリを切る、かき卵汁をつくる、線に合わせて縫う……。そういう試験を受けたのです。友人が「おぐちゃん苦労してたよねぇ」と記憶している程、苦戦した私でした(受かるまで受けた)。

しかし、そんな私の料理を毎日「おいしいよー」と喜んで食べている(食べ過ぎている)二代目は、ものっすごい家事オンチです。仕事の忙しい時期などは、一生懸命手伝ってくれようとするのですが、「あぁ、ヒトに与えられた才能というのは、平等なんだ」と思うくらい、家事という分野の才能がありません。

先日、友人が訪ねてきてくれて、店先で話し込んでしまいました。落ち込む私を励ましてくれている友人に気を遣った二代目は、お茶を出そうと試みました。でも、何を準備すればよいのか分かりません。お盆に「コーヒー・日本茶・紅茶・コーンスープの素」を乗せてやってきました。半べそだった私達はすっかり大笑い。天然元気付けの才能はあるようです。