ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

カフェ・ウラニア

2014-08-08 | カフェ
ニャンコバーガーの後に向かったのは

同じドミニオン・ロードの
カフェ・ウラニア


「ドミニオンに行くことがあったら・・・・

と狙っていたものの、ドミニオン・ロードって長いんですよね~
つい反対側に抜けてニューマーケット経由で帰ったりして、
やっとデビュー


見よ、このアンティーク

現役です
というか、これがウリ。
エスプレッソマシーン製造では草分け的な
イタリア、ファエマ社の50年代のモデル


ファエマ・ウラニアと言うんだそうで、
カフェの名前はこの名を冠したもの。
薀蓄アリアリですなぁ


黒い取っ手のついた抽出レバーを手で下げて

プシューっと圧力をかけます。
なんとも言えないマニュアルの妙
コーヒーを淹れるということに限っては電力不要


そして抽出される琥珀色の宝石のような液体

たまりませぬなぁ
見とれてしまいます。


そしていただく、

この1杯


夫は

ラージで。


店内はどこもかしこもこんな感じで

自分が生まれた頃かその前にタイムスリップしたよう。


ここまで統一されていると
お見事
灰皿というものを久々に目にしました。
しかも、こんなフィルム。昔はどこにでもありましたよね。


こんなポスターも。

個々の写真も選りすぐり。


実はここ、

トイレです。
気に入った店は必ずトイレもチェケラー


ここまでオーナーの思い入れがある店は

トイレもハズレなし
店内の隅々にまで魂が宿るってもんです。


店の中に唯一あった新しいもの、ジャノーラ(漂白剤)は
ボトルデザインが時代がかっているせいか、上手く馴染んでました。


見た目はオサレでもインテリアデザイナーに丸投げしたような店は
トイレが手抜きになっていて、ふと現実に引き戻されたりします。
(※特にどことは言いませんが


雑誌もすべてアンティーク

今日の新聞なんてありませんから




これは????


外に本物が停まってました。

ナンバーもカフェの名前という凝りよう


天晴れなこだわりぶりに

脱帽


裏口の赤いドアと褪せたような壁の色。
いいですねぇ

家の近所にあったら入り浸ってしまいそうで
ヤヴぁぁあい
でも、かーなーり遠いので時々のお愉しみにとっておきます。


しかも、ここ、向かいがラ・ヴォワ・フランセーズという
さらにヤヴぁぁあい立地

「ここまで来たら買っちゃうよねー」
ってことで、ブリオッシュとプチ・カンパーニュ


おいしすぎるドミニオン・ロードなのでした
(※パンダもあるしねー←誰も聞いてないって


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