道や広場の周りに咲いて目につきやすく「なんて言う名前?」の問いかけの多い花です。
花は小さくとも名前は大きい「オオヤマフスマ」(大山衾)は花盛りです。
大きめの丸い白色の花弁で、ヘビイチゴの葉に似た花は「シロバナノヘビイチゴ」です。
9時過ぎる頃になると、駐車場でバスから降りた子供達が集まってきます。
広場の入口で紫色の花を咲かせた「グンナイフウロ」が「おはよう」と迎えています。
昨年7月16日掲載の『湯の丸高原花便り7中』より1週間ほど花の時期が遅れています。
コバノイチヤクソウ、シシウド、ノアザミ、マルバダケブキ、ミヤマホツツジ、ヤナギランなどの開花は先です。
ですが、コケモモ、ゴゼンタチバナ、シテンクモキリ、ニシキウツギ、ハクサンシャクナゲなどは見頃です。
足下に咲く希少種の「グンバイヅル」、名の由来の『軍配』は果実がつくと分かります。
カラマツの若い松ぼっくり、紫色の濃い個体で日を浴びて美しく輝いています。
「テガタチドリ」の花盛り、似たラン科のハクサンチドリも花を残しています。
高原の涼しい風に白い花弁をゆらす「カラマツソウ」、ボーっとして自然に浸ります。
稀少高山蝶の「ミヤマモンキチョウ」、今年は発生が多そう、今は成虫の活動期です。
「これはなに?」の問いが多い綿状の物体は「ミネヤナギ」の種子を包む綿毛です。
夕方、賑やかだった池の平も最後の1組、「ハクサンシャクナゲ」の木陰から見送ります。
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