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うわ~残念。。。。

2017-08-03 22:22:05 | 日記
昨日図書館で予約しておいた本を引き受けに行ったことを書きましたが
今日はその本を読んでみました。

私はどちらかというと一気に読み進めたいほうです。
だから、朝から家の中の風通しの良い部屋に行って
ひたすら読書する体制に。

その本のタイトルは「ズッコケ 熟年三人組」です。
著者は、広島生まれの那須正幹さん。

「子ども版ズッコケ三人組」シリーズが始まったのが
何と1978年だそうでそれ以後37年間ズッコケを書き続けてこられたとか。

私は子ども版ズッコケシリーズも面白くてよく読みましたが、
最近図書館で大人版があるのを見つけて
「ズッコケ中年三人組」シリーズを借りては読んできました。

最新版は2015年12月出版の「ズッコケ 熟年三人組」
これはまだ読んだことがないぞ、借りて読もうと思って予約したのです。
そしてそれが届いたので本当に楽しみにして読みました。

書いてあったことで心に残ったのは、2年前広島市を襲った、豪雨による土砂災害のこと。

中心人物の一人の中学校教師であるハカセが被災した教え子を探して
避難所や家があったところなどを歩き回る姿や
家族を失った被災者の姿や
被災状況などがかなり詳しく書かれていたので
私は2年前のことをはっきり思い出しました。

地名や学校名などは架空のものだろうけれど
でもこれはきっとあのあたりのことに違いないと想像できたし
そのあたりの被災状況が大変厳しいものであったことなどから
きっとそうであったに違いない…と心の中で思いながら読み進めて行きました。

最後の方は、6年1組のクラス会が行われ、近況を報告しあって終わり。

この後どうなるのかな~??

まだ続きがあるに違いない・・・と思っていたのですが
あとがきに「本編をもって完結となった。」と書いてあったので
大変残念に思いました。

ハカセもモーちゃんもハチベエも
どうなっていくのか?
ハチベエは選挙に出て再選されるのか?
モーちゃんはクロス貼りの仕事がうまくいくのか?
ハカセは中学校の教師をそれからも続けるのか?
などなど、私は先を読みたかったのですが
那須さんは
「これ以上年齢を重ねた彼らを書いていく自信がない。」そうです。

時代が変わり、もしかすると「戦前」になるかもしれない時代に
とても三人組の物語を書き続ける気にならないとも。

それで、この「ズッコケ熟年三人組」で完全におしまいにすると決意されたのだそうです。

とても残念だけど、いつか終わりになるのだから仕方がありません。

いろいろな物語をありがとうございました。
楽しく読ませてもらいました。
感謝の気持ちを伝えたい気持ちでいっぱいです。

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