そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

生駒軒@人形町 「五目そば」

2016-03-22 10:00:30 | ラーメン 中央区
とうとうオレは
禁断の果実
手を出そうとしていたのでした

とりあえず
「大勝軒」と名の付くものの
系譜を追うことがラヲタの務めならば

次のターゲットは
菜苑」系列だったり

はたまた一方で
平和軒」だったり

気付いてみたら
来集軒」だったりと

ラヲタとは
追いたくなる
というより
追い詰めたくなる生き物

そして
とうとう摘んでしまった
オレ的な禁断の果実は
生駒軒
ということになるのでした


なにしろ
驚くべくは
その数と密集度

都内中心に
およそ30軒超

そして
配達屋泣かせのレヴェルで
雨後の筍のごたる乱立ぶり

中には隣合う店舗もあるとか

特に中央区と墨田区に
極度に集中して存在するという異常性


そして何より
ラヲタに手を出させにくいのが
ガワのユルさに始まる
全体的なレトロっぷりと

なにやら境界不明瞭な
有るのか無いのかも分からない
系譜のようなもの

一度足を突っ込むとヌケられんぞ!!
なんつて
近年のレトロフリークのオレも
あまりの警戒心から
鬼太郎ヘアを逆勃てておりましたところ

やはりいましたね
偉大なる先人

敬意を込めて
引用させて頂くに

発祥は
人形町の甘粕横丁にある「生駒軒」
多くはそこからの
のれん分けであり

そこにもし
生駒軒定義があるとすれば

・「生駒軒のれん会」に属している
・「生駒相互親睦会」の会員である
・「児玉製麺所」から麺を卸している
・ラーメンは \500
・具は、「わかめ・チャーシュー・メンマ・長葱」の4点セット
・ロゴの使用が認められる
・梅干を置く

なんつて
読んでいたら
引き込まれてしまって




来ちゃいました
発祥の地の人形町




おお
コレがウワサのロゴ

あとで振り返ってみると
実はあの記事が底なし沼の始まりだったと
遠い目をする日が来る

人類にとっては小さな一歩でも
オレにとっては大きな一歩の

そのまさに
第一歩を歩もうとしています




梅干し!!
確かに!!




ラーメン500円!!
確かに!!

まあ最近のキブンってのもあって
オレ的には
五目そばを追っかけてみようかなー
なんつて

長い旅路の一歩を
そんなに簡単にキメてイイのか!!




まあ
イイんじゃないでしょうか

人間っつか
ラヲタってば
高揚してるときが華ですし
すぐに飽きるのもまた常

って
ぶっちゃけた話
期待もそこそこに
ハスに構えて臨んでいたところ




イイ水面登場




どこぞ笑顔にも映る
イイ水面じゃないっスカ!!      (五目そば笑顔代表




生駒軒に
ダシの定義ってのが
あるのか無いのか
沼は底なしですけど

いわゆる
中華の一品メニューへ汎用可能な
動物野菜の清湯スープ

サスガ総本家(?)
ってことでしょうか

ユルいガワして
臭みレスのスープは
キッチリ手をヌイてない証拠




おう
コレがウワサの
児玉製麺所謹製麺

ワサワサっと
解けのよろしい細縮れ麺は
のどごし好いたらしく
ダレにも強くて




キッチリ2片ずつ
エビとイカが醸し出す
ほのかな海の香り




肩ロースチャーシューの
ギュン!!と力強い醤油風味と
想定外の柔らかさに驚きながら




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

ヤベ
一軒目が良スギという

沼から抜け出すどころか
沼でヌイているオレがいて

もう胸元あたりまで
キッチリ沈んだキブンで




梅塩ラーメンまで
楽しみ尽くしている始末

さて
長い旅路になっちゃったぞ!!
どっさりとドリルを積まれた
小学生のあの日を思い出すのでした

いや
しかし
あのときは
笑顔じゃなかったはずだけど




愛しの街場中華 『東京B級グルメ放浪記』2 (光文社知恵の森文庫)
光文社


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1 Comments

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 (ちえま)
2016-05-05 14:23:40
五目はもっぱら新雅@江戸川橋で食べるくらいだった自分におかげさまでプチ五目ブームが来てますが、自宅近所の宝亭@葛西(西葛西?)ではじめて食した五目、笑顔ではありませんが、なかかいい顔してました。たとえるならそう、驚いたウルトラマンのような(笑)。もっともスープ・麺ともご満足いただけるようなものではないので、万が一起こしいただくとしても、たとえば「宝来軒のついで」、ぐらいのつもりが無難かと。宝来軒はご存じかと思いますが、トマチャー&ビールも外せません。
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