仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ザ・エージェント

2009年05月01日 | ムービー
『ザ・エージェント(原題Jerry Maguire)』(1996年/キャメロン・クロウ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「結婚も決まり、意気揚々のスポーツエージェント・ジェリー(トム・クルーズ)は72人ものプロ選手を担当していた。ある時、ゲーム中脳しんとうで倒れた選手が、ボーナス欲しさから週末のゲームに出場するとの希望を聞き、(同選手の)子供の、"4回目だからパパを止めて"との願いには耳を貸さなかった。就寝中にそのことでうなされ、激しく葛藤した彼は、理想に目覚め、選手の身になったマネージメントに方針を転換するよう会社に提案するのだが、それが原因でクビになってしまう。独立して会社を見返そうとするジェリーに賛同したのは、彼に好意を寄せる経理係ドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけ。残った選手はNFLのロッド(キューバ・グッディング・Jr)だけだった・・・」という内容。
見る前は、『ウォール街』(1987年/オリバー・ストーン監督/アメリカ)のように、その業界内で徐々にのし上がっていく男の物語なのだろうと思っていたのだが、反対に絶頂期から始まり挫折を経験する男の物語で、ジェリーとドロシーの恋愛話が占める割合も多い。
結婚披露宴を撮影したビデオに新郎があんな顔で映っていちゃぁ、うまくはいかないよなぁと『めぞん一刻』(高橋留美子作)の登場人物・三鷹を思い出してしまったが、確かどちらも同じ頃の作品ではなかったか。
監督のキャメロン・クロウは、かつて雑誌『ローリングストーン』の編集者だったそうで、この映画ではボブ・ディランブルース・スプリングスティーンなど様々な曲が使われている。
それらの曲は監督の趣味なのだろうが、アメリカらしさを強調するには随分と役立っているように思える。
そこそこ面白い内容ではあったが、期待しすぎてしまったか・・・という物語だった。
何事も期待しすぎるのは良くないな。
(^_^;)

プロポーズ

2007年06月18日 | ムービー
映画『プロポーズ(原題The Bachelor)』(1999年/ゲイリー・シニョール監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ジミー・シャノン(クリス・オドネル)は祖父が残した1億ドルを相続することになった。30歳の誕生日までに結婚することが遺産相続の条件だったが、誕生日は翌日。ジミーには元々結婚願望が無く、しかも3年付き合ったアン・アーデン(レニー・ゼルウィガー)にはプロポーズを断られたばかり」という内容で、他愛もないラブコメ。
(^_^;)
脇役でマライア・キャリー(イラーナ役)とブルック・シールズ(バックレイ役)が出演していたことに少し驚いたくらいだが、何百人ものウエディングドレス姿のエキストラを用意するハリウッド映画のスケールはやはり凄い。
また、挿入歌にはドラマ『アリー my Love』でも良く登場したバリー・ホワイトの『You're the First, the Last, My Everything』が使われていたが、これはすっかりラブコメ御用達か!?
(^。^)
「結婚は最高の選択だった。月日が経ち、年老いても若い頃の姿を重ねて見つめてくれる人がいる」
神父(ジェームズ・クロムウェル)のこの台詞は良かったかな。
レニー・ゼルウィガーは、『ブリジット・ジョーンズの日記(原題Bridget Jones's Diary)』(2001年/シャロン・マグワイア監督/アメリカ)の主演女優だが、この映画では普通に痩せていた。
(^_^)