『トータル・リコール(原題 Total Recall)』(2012年/レン・ワイズマン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「21世紀末の世界大戦に大量の化学兵器が投入された結果、地上の大半は居住不可能となり、富裕層はブリテン連邦(UFB/the United Federation of Britain)に住み、貧困層は反対側のオーストラリアのコロニーに居住していた。UFBの代表、コーヘイゲン(ブライアン・クランストン)は、マサイアス(ビル・ナイ)をリーダーとする反UFB組織レジスタンスの洗い出しのために多くのスパイやロボット警官"シンセティック"を投入する。コロニー住人のダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、"ザ・フォール"と呼ばれる巨大なエレベーターでUFBに通勤して"シンセティック"の製造に従事してたが、優秀な成績を収めながらもコロニーの住人という理由で昇進もかなわず、連日の悪夢のおかげで眠れない日々も続いていた。そんなうんざりすることが続いていた時、人工の記憶を売るというリコール社のことを知り、興味を持ったクエイドは、友人ハリー(ボキーム・ウッドバイン)に危険だからと反対されながらも、3回も体験したから安全だというマレック(ウィル・ユン・リー)の助言で・・・」という内容。
これは、小説『追憶売ります(We Can Remember It for You Wholesale)』(1966年/フィリップ・K・ディック)が原作で、一度、アーノルド・シュワルツェネッガー主演『トータル・リコール(原題Total Recall)』(1990年/ポール・バーホーベン監督)として映画化されている。
フィリップ・K・ディック(1928~1982年)の小説は何作品もが映像化されているようで、映画では、ハリソン・フォード主演『ブレードランナー(原題Blade Runner)』(1982年/リドリー・スコット監督/アメリカ)、トム・クルーズ主演『マイノリティ・リポート(原題Minority Report)』(2002年/スティーヴン・スピルバーグ監督/アメリカ)、ニコラス・ケイジ主演『ネクスト(原題Next)』(2007年/リー・タマホリ監督/アメリカ)、マット・デイモン主演『アジャストメント(原題The Adjustment Bureau)』(2011年/ジョージ・ノルフィ監督)などは見たことがあるし、とても面白い作品ばかりだった。
(^_^)
この作品は再映画化なので、どうしても前作と比較してしまうのだが、ローリー(ケイト・ベッキンセイル)もメリーナ(ジェシカ・ビール)も前作同様に魅力的な女優さん達で、「2週間よ」という台詞には「おー!!」と妙に嬉しくなった。
製作年度が22年も違うことから、VFXなどの特殊技法については格段に進歩していることもあり、それなりに複雑な演出になっていたが、とても面白く見られた。
物語は、「21世紀末の世界大戦に大量の化学兵器が投入された結果、地上の大半は居住不可能となり、富裕層はブリテン連邦(UFB/the United Federation of Britain)に住み、貧困層は反対側のオーストラリアのコロニーに居住していた。UFBの代表、コーヘイゲン(ブライアン・クランストン)は、マサイアス(ビル・ナイ)をリーダーとする反UFB組織レジスタンスの洗い出しのために多くのスパイやロボット警官"シンセティック"を投入する。コロニー住人のダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、"ザ・フォール"と呼ばれる巨大なエレベーターでUFBに通勤して"シンセティック"の製造に従事してたが、優秀な成績を収めながらもコロニーの住人という理由で昇進もかなわず、連日の悪夢のおかげで眠れない日々も続いていた。そんなうんざりすることが続いていた時、人工の記憶を売るというリコール社のことを知り、興味を持ったクエイドは、友人ハリー(ボキーム・ウッドバイン)に危険だからと反対されながらも、3回も体験したから安全だというマレック(ウィル・ユン・リー)の助言で・・・」という内容。
これは、小説『追憶売ります(We Can Remember It for You Wholesale)』(1966年/フィリップ・K・ディック)が原作で、一度、アーノルド・シュワルツェネッガー主演『トータル・リコール(原題Total Recall)』(1990年/ポール・バーホーベン監督)として映画化されている。
フィリップ・K・ディック(1928~1982年)の小説は何作品もが映像化されているようで、映画では、ハリソン・フォード主演『ブレードランナー(原題Blade Runner)』(1982年/リドリー・スコット監督/アメリカ)、トム・クルーズ主演『マイノリティ・リポート(原題Minority Report)』(2002年/スティーヴン・スピルバーグ監督/アメリカ)、ニコラス・ケイジ主演『ネクスト(原題Next)』(2007年/リー・タマホリ監督/アメリカ)、マット・デイモン主演『アジャストメント(原題The Adjustment Bureau)』(2011年/ジョージ・ノルフィ監督)などは見たことがあるし、とても面白い作品ばかりだった。
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この作品は再映画化なので、どうしても前作と比較してしまうのだが、ローリー(ケイト・ベッキンセイル)もメリーナ(ジェシカ・ビール)も前作同様に魅力的な女優さん達で、「2週間よ」という台詞には「おー!!」と妙に嬉しくなった。
製作年度が22年も違うことから、VFXなどの特殊技法については格段に進歩していることもあり、それなりに複雑な演出になっていたが、とても面白く見られた。