『ドライヴ(原題Drive)』(2011年/ニコラス・ウィンディング・レフン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ロサンゼルス。昼はシャノン(ブライアン・クランストン)の自動車修理工場で働き、バイトで映画のスタントマンもしているキッド(ライアン・ゴズリング)は、自身の運転で強盗を逃がす裏家業もしていた。ある日、アパートの同階で幼い息子ベニシオ(カーデン・レオシュ)と暮らしている女性アイリーン(キャリー・マリガン)と知り合い、何かと手助けするうちに彼女と親交を深めていった。やがて、服役中だった夫スタンダード・ガブリエル(オスカー・アイザック)が出所したが、刑務所内での用心棒代にと借りた2000ドルの利息が違法に膨れ上がり、出所後すぐに強盗計画への加担を強要されてしまう。キッドはアイリーンとベニシオに危険が及ばないようにとスタンダードの仕事を手伝うことにするのだが・・・」という内容。
キッドはとても寡黙な男。
アイリーンもベニシオもよく喋るほうではないらしく、三人が揃っている場面でもあまり台詞がなくて、ひたすらに笑顔だ。
台詞は少ないものの、週末のドライヴを楽んだ場面では、揃ってアパートに帰り、キッドが抱き抱えたベニシオをベッドに寝かす画像だけで、充分に幸せそうな様子が伝わってきて、三人のそういった様子はまるで本当の家族のようでもあった。
アイリーンはとてもキュートで、運転中のキッドに手を重ねてくるなど少し罪作りな人。
出所後の夫スタンダードと離婚するつもりもないようだった。
可哀想なのはスタンダード。
自分の罪を恥じ、迷惑をかけただろう友人達への埋め合わせや第二の人生をスタートさせるチャンスについて熱く語っていたのに、再び犯罪者に貶められてしまったのだから。
カーチェイスはスピード感に溢れていて圧倒されるシーンが続く。
主人公がとてもクールで、なかなかに面白い作品だった。
物語は、「ロサンゼルス。昼はシャノン(ブライアン・クランストン)の自動車修理工場で働き、バイトで映画のスタントマンもしているキッド(ライアン・ゴズリング)は、自身の運転で強盗を逃がす裏家業もしていた。ある日、アパートの同階で幼い息子ベニシオ(カーデン・レオシュ)と暮らしている女性アイリーン(キャリー・マリガン)と知り合い、何かと手助けするうちに彼女と親交を深めていった。やがて、服役中だった夫スタンダード・ガブリエル(オスカー・アイザック)が出所したが、刑務所内での用心棒代にと借りた2000ドルの利息が違法に膨れ上がり、出所後すぐに強盗計画への加担を強要されてしまう。キッドはアイリーンとベニシオに危険が及ばないようにとスタンダードの仕事を手伝うことにするのだが・・・」という内容。
キッドはとても寡黙な男。
アイリーンもベニシオもよく喋るほうではないらしく、三人が揃っている場面でもあまり台詞がなくて、ひたすらに笑顔だ。
台詞は少ないものの、週末のドライヴを楽んだ場面では、揃ってアパートに帰り、キッドが抱き抱えたベニシオをベッドに寝かす画像だけで、充分に幸せそうな様子が伝わってきて、三人のそういった様子はまるで本当の家族のようでもあった。
アイリーンはとてもキュートで、運転中のキッドに手を重ねてくるなど少し罪作りな人。
出所後の夫スタンダードと離婚するつもりもないようだった。
可哀想なのはスタンダード。
自分の罪を恥じ、迷惑をかけただろう友人達への埋め合わせや第二の人生をスタートさせるチャンスについて熱く語っていたのに、再び犯罪者に貶められてしまったのだから。
カーチェイスはスピード感に溢れていて圧倒されるシーンが続く。
主人公がとてもクールで、なかなかに面白い作品だった。