仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

シックス・センス

2010年02月10日 | ムービー
『シックス・センス(原題The Sixth Sense)』(1999年/M・ナイト・シャマラン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ある夜、妻アンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)と共に自宅でくつろいでいた小児精神科医マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)は、窓から家に侵入してきたヴィンセント・グレイ(ドニー・ウォルバーグ)に拳銃で撃たれた。かつての患者の逆恨みだったが、ヴィンセントはその場で頭を撃ち抜いて自殺した。その1年後、コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)という心を閉ざす少年(8歳)の元にマルコムがやって来て・・・」という内容。
物語が始まる前、「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には決して話さないで下さい」というブルース・ウィリス署名のコメントが紹介される。
確かに"その秘密"を知ってしまってから見るとなると、この物語の面白さは半減してしまうだろう。
物語の舞台はフィラデルフィアだが、アメリカで一番歴史がある都市だけあって、かつての裁判所が小学校に転用されていたり、アンナがアンティーク・ショップで働いているエピソードが出てくる。
仁左衛門も古い物はそこそこ好きだが、"アンティークの宝石"というのは、"念"がこもっていそうで少し怖い気がするな。
(^_^;)
これは基本的にマルコムがコールの悩みを解決してあげようと努力する物語だが、いつの間にか立場が逆にもなったりして、そんな所は、男の子が電話相談のお姉さんに「泥棒猫ってどんな猫なんですか?」と聞く"ジャックスカードのラジオCM"を思い出させ、そこだけはストーリーと関係無く、少しだけ笑ってしまったのだった。
(^_^)
まぁそれは別として、これは面白い物語だった。