Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

機器(主にアンプ)の活性化中に現れる症状

2018年05月20日 | ピュアオーディオ
昨年末から45年前、30年前のアンプを購入して、①インレット化 ②ヒューズのグレードアップ をして、自作の最高級ケーブルで「活性化」に入っています。

機器の「活性化」とは・・・。その機器が持つ性能をフルに近い状態で使用できるようにする事。

その為には「良い電源ケーブル」と「良いラインケーブル」が必要になります。電源ケーブルは基本性能や質感を上げる役割をします。ラインケーブルは伝送できる情報量を増加させます。

ただ、これを鵜呑みにしてして実施すれば「反作用」が発生します。従来のケーブルと新しく使うケーブルとの性能差が大きい程、反作用も大きく長く発生します。

ケーブル類を交換した直後から累計500Hr(約半年後)までにどんな症状が出て来るか?その事例として、
1)音のバランスが狂って来る(おかしくなる)・・・ふん詰まって来る
2)電源トランスからうなりが出てきたり、ノイズが発生します。
3)プリアンプのセレクターで違うソースの音が聞こえる(グランドから逆流)
4)左右の音のバランスが変化する。(活性化は電気の入り口から少しづつ始まる。左右CH同時進行ではない・・・流れやすい方が先に進む)
5)SN比が一時的に悪くなる。
6)ノイズの発生をする事が有る。

等、色々と不具合が出て来る。軽い症状の場合は「ふん詰まった」音の症状位で収まる事も有る。前のケーブルとの性能ギャップが大きい程、症状は大きく長く出て来ます。

これは、毎日聴いて、累計2000Hrを経験した方には理解できるだろうが、週1~2回程度の頻度で聴かれる方には全く理解できない事だろう。

「活性化」を実施していると、ある日突然「活眼」する日が来ます。音のグレードが数段アップします。これを経験するとこの話が理解できるでしょうが、経験しないと誰も理解できないでしょう。「活眼」を経験した方が増えて来ています。