Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

鳴らし始めて約2ヶ月 #4311Bシステムのサウンドをじっくりと・・・

2018年01月01日 | ピュアオーディオ
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。



昨日は特段何事もなく正月の準備を終えました。静かな一日を確保出来ましたので#4311システム(C200+P300)のサウンドをじっくりと楽しみました。

鳴らし始めて約2ヶ月経っていますので(途中からC200+P300に代わりましたが・・・)けじめの意味でじっくりと仕上がり具合を確認しました。現状JBL:#4311Bはノーマルの状態です。この状態は1975年頃、今から約40年前の組み合わせです。

機器はノーマルでもケーブル類は現在の最新のものを使用しています。当時このサウンドが出せれば「これで十分」と云うサウンドにはなっています。30㎝ウーハーが38㎝クラスのサウンドになっています。中高域のバランスも良く「荒れた音」は皆無です。弦楽器のサザメク様な質感も出ています。普通の方にはこのサウンドが出れば卒業でしょうが、この先を知っている者にとってはまだ物足りません。

#4311Bシステムを3時間聴いてからメインシステム(オリンパス)を聴くと、やっぱりグレードが違う・・・と云うのがハッキリ聴こえます。メインシステムでは「音の見通し」がまるで違います。一般の方がこの「見通しの良い音」を聴いても何も感じないかもしれませんが、判ってしまうと「見通しの無い音」は聴いてられません。現実的に#4311Bシステムも「見通し」が現状では出ていません。その為には「内部配線の交換」が欠かせません。

単純に「JBLのメーカー外」の配線材であれば何でも良いと云うものでは有りません。自分で納得の行く配線材を開発し、その最高峰のクラスに交換する事で「伝送特性」を極限まで高めてこそなせる業です。

早く「内部配線交換」をしたくなって来ますが、正月を過ぎてから交換することになるでしょう。