Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

邦楽も良い

2018年01月02日 | ピュアオーディオ
お正月になると「春の海」等の邦楽を耳にする回数が増えて来る。明治維新以降、西洋列強に追い付け追い越せと西洋文化を取り入れて来た歴史が有るが、日本固有の文化をないがしろにして来た様にも思う。それで良いのか?と云う気持ちがこの年になると芽生えて来る

昨夜はウィーンフィルのニューイヤーコンサートが有った。子供の頃から好きだったクラシック音楽が抵抗感なく聴けてしまう。それに引き換え邦楽を聴く時はチョッと抵抗感がある。

国の教育自体が西洋至上主義の様に感じる。それで教育されて来たから西洋音楽に違和感を感じない。中学時代に巡り合った邦楽は一部の民謡で有ったり、越天楽、今様ぐらいで、文部省唱歌や童謡も西洋文化方式で日本の美を出しているに過ぎない。本当の日本の音楽は何処にあるのだろうか?

クラシック音楽で行けば年代的に時系列に知る事が出来るが、日本の邦楽は義務教育でそこまで手ほどきを受けていない。何がいつの時代に誕生したのかさえ体系的に組み立てられるほど知識もない。

お琴、津軽三味線、三線、尺八、笙、雅楽、民謡、長唄、端唄等邦楽も沢山ある。西洋音楽に飽きてきたら邦楽もじっくりと聴いて見たいと思う。