Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音質改善の為の下調べと準備

2017年11月21日 | ピュアオーディオ
先日入荷したパワーアンプ(45年前のモノ)を音質改善するために、昨日半日かけて準備と下調べをした。

木箱に入っているアンプなので、まずは木箱を裏返して止めネジを外し、アンプ単体を引っ張り出した。次に裏板を開けて「ヒューズ」の下調べ。次は天板を開けて、更に内カバーを外してバックライトを外して規格を見る。そして、また裏返して電源インレットを2Pから3Pに交換。そして元通りに組み立て直して最後に木箱に入れ止める。書けばこの様に簡単で有るが、実際にやれば最低2時間ほどはかかる。

列記して見ると、

1)パワーメーターの照明のバックライトの規格・・・8V0.3A×4個(片側2個)
2)使って有るヒューズの規格・・・30㎜2A×4本
3)電源ソケットを3P化。

早速、バックライトを4個発注済。次はヒューズを発注予定。

困った問題が出て来た。電源インレットを3P化したが、フルテックのカーボン製の電源ソケットが使えない。このアンプには100~117V用と240V用の切り替えSWが有り、3Pソケットの上に突起となって邪魔をするのだ。別の方法で最高級クラスのケーブルが使える様に工夫を考えないといけない。・・・困った・・・・。しばらくは負荷を掛けずに鳴らす予定なので、その間に良い考えを思い付くかも知れない。じっくり考える時間はたっぷりある。

明日はSPケーブルの端末を、このアンプのSP端子仕様に合わせる必要が有り、その端末工事の予定。古いアンプ特有の「ねじ止め式」になっているから。(マッキンの模倣)