niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

9月18日 城下町村上 町屋の屏風まつり

2016年09月18日 | にいがた庭園街道
9月18日 はるりんさんと平ヶ岳に挑むはずだったのに、思いもしなかった加齢変化に待ったを掛けられ悶々とした日々を送り、(悔し涙は流してないよ)動いていいのか、大人しくしてなきゃなんないのか自問の日々だったが、(医者がはっきり言わんからのぉ)
そろそろ以前のような登山に挑んでみようか?コンビニ前泊日帰り登山。前提は自分で運転して登山口まで行けること。
長距離の運転試してみよう、村上で屏風まつりやってるとか。これを冷やかしに行ってみよう。
が、朝起きると腕が痛い。結局、いつものワンデーパスを使って村上へ行くこととなった。


町屋の人形さま巡りと合わせてご覧いただけると幸甚です。


お茶の九重園さん

春には大名行列の人形が飾られていた座敷



中国の古今の孝子たち



虎十二体

茶会準備の絵屏風


茶づくり工程の絵屏風



「鮭こうば」さんの 花屏風

田村酒店

田村酒店さんの混ぜ貼り屏風

小杉漆器店さんの混ぜ貼り

御菓子の角銀さんの混ぜ貼り
堆朱がご自慢だったようだが、私は混ぜ貼りを良く見たかった。
九重園さんより前に寄ったお店に、混ぜ貼り屏風が飾られていて(そこは撮影禁止だった)、混ぜ貼りはうちを含めて4軒くらいじゃないか?との話を聞き、では探してみようと。
 混ぜ貼りは、町屋の旦那衆が、道楽で集めた扇や色紙等々を持ち寄り、自慢し、交換しながら、お気に入りの品を表具師に屏風に仕立ててもらったものだそうだ。どう貼るかが表具師の腕の見せ所。
 知識のない私は、最初、書を貼った部分は、扇や絵の解説が書かれているのかと思い、お店の方に図鑑のように見える、と言ったらポカンとしていた。

武家屋敷にも足を運ぶ

嵩岡家



岩間家







藤井家


武家屋敷でも切腹か?と思ったら、一部繋がってるから、切腹にはあたらないんだそうだ。




町屋に戻る。

味匠 㐂っ川さん


水道はなく、すべてこの井戸水を使っているという。




御菓子の昭月堂さん
杜甫の七言古詩 「飲中 八仙の歌」の屏風 (一番最後に 飲中八仙歌と書いてある、と、言われなければわからんかった)

焦遂五斗 
方卓然高談
となってるんだね。



お茶の冨士美園さん
こちらは山岡鉄舟の書いた飲中八仙歌。




抹茶ソフトクリームも旨かった。


普段は屏風など、門外漢どころか飾ってあっても素通りしちゃう無粋な私だが、こうした形で見せられると心が豊かになる、村上市の小さな旅。
おっと、こんな屏風も。

(あと数枚追加できるかな?一応完成ということで。加筆予定)


コメント (8)
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1月24日 雪の北方文化博物館 

2016年01月24日 | にいがた庭園街道
暴風雪警報の新潟。
雪を被った阿賀町の将軍杉でも撮影しようかと、49号線を走る。
が、雪のため、安田を過ぎた辺りでおっかなくて先に進めず、断念。
引き返し、北方文化博物館の雪景色を撮影することとした。

奄美でも雪が降るくらい、24日の雪は半端なかった。
途中、停電したかのように信号機が見えなくなった場所があったが、横殴りの雪が表面を覆い、隠しているだけだった。
昔の信号機は幅があり、新潟など雪国では、雪が積もると重みで壊れるので、薄型のLEDの信号機に積極的に交換してきたのだが、
LEDは発熱が少なく、積もった雪が融けずに信号機が見えなくなる弊害が露見した。これからどうすんのかね?

閑話休題

北方文化博物館

ハス池

雪囲いされた庭




大広間から庭園を望む。
天気が良ければ、ガラス戸も開けてくれるのだろう。
そんな日にまたお邪魔しよう。



囲炉裏のやかんがチンチンと。

邸内は底冷えするが、ここだけはほのかに暖かい。


真っ赤な炭火

博物館を出て、隣の寺の鐘など撮影していると、そのまた隣の?寺から三人の僧侶が何事か唱えながら雪の中を歩いてくる。
その周りを取材なのかな?3,4人のカメラマンが、僧侶たちをしきりに撮影している。
三叉路で一人ずつになり、家々を廻り始めた。

托鉢?の僧侶と、彼を追い続けるカメラマン。
寒さなんぞ微塵も感じさせない修行僧の背筋。
調べてみると、大栄寺の寒行、という修行らしい。寒の間の30日間、どんなに吹雪いても休まずに行われるとのこと。

帰りに寄ったモンベルショップも雪の中。
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11月8日 雨なので街中の紅葉を

2015年11月08日 | にいがた庭園街道
8日の下越は朝から雨。
前日までは午前中は曇り予報だったので、大平山、朴坂山など下越の新潟100名山を速攻で落とそうと早起きしたのに、すでにシトシト降っていた。
登山は無理。
それなら街中の紅葉を写真に収めようかと7時過ぎに家を出て新新バイパスを北へ。

新発田市 清水園







北方文化博物館

観光地はどこもそうだが、人がいなくなる瞬間を逃さぬようじっと待機する忍耐が必要。




ふと気が付くと、傘の上にもみじが一枚。

秋葉区 白玉の滝

秋葉区 中野邸美術館






午後になると、次第に雨は小降りになった。
西区へ帰る途中、守門岳が良く見えることに気づいた。いつの間にか八海山まで遠望が効くようになっていた。
(と、最後にもうひとつ山ネタを盛り込んで)

後日(15日)
午後5時からの北方文化博物館のライトアップを鑑賞に行ってきた。




ライトアップの紅葉の撮影はむっ、難しい・・・。
肉眼で見てた時の感動が・・・ない。
色が不自然。トーンカーブだのいじり過ぎると、増々わけがわからなくなる。
コメント (2)
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