niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。



9月21日 荒沢岳

2014年09月21日 | 荒沢岳
枝折峠付近から見た荒沢岳 2013年9月22日撮影


昨年、前を越えたところで、天候が不安で引き返した荒沢岳。
前を体験したから、まあ登ったようなもんだ、なんて勝手に思っていたが、
きょう登ってみて、荒沢岳の本当の厳しさは、前を過ぎ、2,3のピークを超えてからの登り一辺倒の尾根歩きだということがわかった。

0830 登山届提出して出発


0908 前山


リンドウ だと思うが、何リンドウなのかわからない。


ミヤマママコナ マママと3つ重なり、いつも変な名前、と思っていたが、これかぁ。
登山口近くから頂上近くまで、広く咲いていた。 

他にトガクシコゴメグサなども咲いていた。花びらに紫色が入っていないのがトガクシコゴメグサ、と思っているのだが、いいのだろうか?
平標山にも咲いていた。

1006 前下。最初の鎖


1039 中ほどのトラバース


前の核心部を登りきった所からの北側の展望

未丈が岳の二等辺三角形が素晴らしい。
春の日向倉山も登ってみたいリストの上位にランクインしている。

1103 前

ここを過ぎれば、後は軽快に尾根を登るだけ、と思っていたが、次第に傾斜を増していくような登りにしばしば立ち止り、思うように捗らない。


1211 漸く、荒沢岳の右の翼の上に出る。この向こう側の眺めは?


1230 山頂着

山頂近くなっても足はなかなか前に出ず、ゆっくりゆっくり登る。
顔をしかめて漸くたどり着いた姿を、山頂の二人が「ご同輩」との意を込めて、ニヤニヤ迎えてくれた。


山頂からまず目を引くのは燧ヶ岳


燧ヶ岳とくれば至仏山。平ヶ岳の後ろにチョコっとのぞく


越後駒ヶ岳方面


中ノ岳方面


灰ノ又山方面


平ヶ岳方面


会津駒ヶ岳方面


会津朝日岳方面



360度どこを見ても素晴らしい眺めだが、最も心惹かれたのは、灰ノ又山へ続く稜線だ。
このルートは、裏越後三山縦走路の一部で、灰ノ又山周辺は灰ノ又高原という天上の楽園なのだそうだ。

山頂に着いた時、「もう登らなくていいんだ」と、心底思ったのだが、このルートを目で辿ると、歩いてみたい、という思いが湧いてきた。
登りの途中で話をした地元の男性は、灰ノ又山でテン泊し、兎岳へ向かうという。羨ましい。
改訂版越後百山によると、一度廃道化したが、2004年に復活したのだそうだ。

改めて山頂周辺の紅葉











1330 山頂発

1440 前


1522 前を越えた。


1619 前山

日が傾き、長い影ができた。思いのほか、時間がかかった。

1643 水場

 
1648 駐車場着
去年からの宿題を漸く片づけた気分。越後百山21座目。
日本200名山 5座目

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6月30日 荒沢岳山開き 山頂踏まず撤退

2013年06月30日 | 荒沢岳
カラ梅雨の新潟は、晴れマークが続く。
大石山のマツムシソウはまだだから、次の憧れの山、荒沢岳を目指す。
新潟を5時前に出発。
奥只見シルバーラインを自身の運転で通るのは初めて。
7時15分 銀山平着
まずは石抱橋という定番撮影スポットから越後駒ヶ岳を撮影。
そう遠くない将来、あの頂を踏もうと誓う。


開高健の「河は眠らない」の碑も初めて見て感激する。

登山口で登山届を出す。そこに山開きのお守りが12個置かれていた。50個用意したということだった。


07:46 登山口発


08:25 前山着


前山から前�・


きょうの行動食 オール塩レモン


9時19分 前近づく。ここで岩場に備え、トレッキングポールをザックにしまう。ちょっと早すぎだったが。


9時39分岩場注意


最初の鎖場を下ってくる下山者1名
そろそろ核心ですね?と聞くと、まだまだこれからなのだと。
そう。僕は、険しい岩場とは知っていたが、それがどの程度のものなのか画像を見たことがなかった。






核心はここからだった


山腹を登っていく登山道


下山時に、同部を下る山ガール。




前へ直登する場所は立入禁止となっていて、左下へ下っていくがこれが一枚岩の滑り台のような斜面で鎖に頼らないと降りられない。


なるべく鎖やロープに頼らず登りたいと粋がっていたが、あえなく降参した。

下ってトラバースし、いよいよ急峻な草つきを直登する。

これが一般ルートなんだから恐れ入る。私は穂高や剣などの岩場も知らないんだが、みんなこんな凄いところ登ってるんだろうか?ここよりもっと凄いんだろう?御神楽岳の蝉が平ルートは、ここと比べてどうなんだろう?色々と思わされる。
改訂版「越後百山」では、悪天候の中ここを登っている場面が記されているが、そんなのは真っ平御免だ。
きょうの天気予報は晴天で、雨が降る可能性など全く考えていなかった。
山頂が雲に覆われ始めたのは10時前後くらいだったろうか?前の岩場を登り終えた頃には、山頂は完全に雲に覆われ、周囲の空気もひんやりしていた。
10時53分 前





見下ろす中荒沢側の斜面に刻まれた雪蝕地形を胸のすく思いでカメラに収めるものの、岩場の下りが気にかかる。山頂を覆う雲は、厚みを増しているようだ。
このまま雨になって、濡れた岩場を下ることになるんだろうか?
そうなる前に、撤退したほうがいいんだろうか?
下山してきた若者から山頂の情報を聞くと、ガスっているが雨ではないと。まずは一安心だが・・・。
前�・を過ぎて暫くしたころ、中荒沢側から2、3度落石の不気味な音が響いてきた。すれ違った何人かの下山者が、岩場から転落したんじゃないか、という不吉な想像をしてしまう。
山頂へのモチベーション下がりまくる。
山登りの楽しみの第一は、やはり山頂からの展望である。荒沢岳は第一級の展望の山として知られている。
それが見られないんじゃつまらない。来た甲斐がない。

登山口で一緒だった方が、早くも下って来る。
なんと、山頂のこちら側はガスで展望は利かないが、向こう側は良く見えるのだと。
朗報である。勇気百倍である。足取りも軽くなる。

気持ちとはうらはらに足は上がらないが、山頂の展望を楽しみに歩を進める。
向こう側。尾瀬周辺から谷川連峰。丹後山を始めとする分水嶺の山々。
そしてカシミールによれば、世界文化遺産のあの山が・・・。

まあ、よほどの好条件に恵まれた日でなければ無理だろうが。

1つ、2つピークを越え、そろそろ雲の中に突入と思ったその時、唐突にボツボツと大粒の雨が落ちてきた。
恐れていた物が来た。
即、終了、即、撤退。迷うことなく踵を返した。
雨が前�・の岩場を濡らす前に通過しなければ。

蛇子沢の滝がよく見える地点まで戻り、ここで立ったまま昼食の御握りを頬張る。
この滝壺が穿たれるまで、どれほどの時間が経過したのか。永遠とも云える時の流れを感じる。






そうこうしているうちに、雲がだいぶ薄くなってきた。山肌に沿って雲が登ってゆく。このまま晴れるんじゃないかと思ってしまった。
やはり向こう側の眺めに未練がある。晴れるんなら、こっち側の眺めだってもっと。
もう一度だけ行ってみよう。単独行の気安さ、気儘さ。

しかし。しばらく登ってから振り返ると前�・が完全に雲に覆われている。完全撤退


前山


15:02 登山口着


帰りは枝折峠経由で。峠手前で本降りとなった。
この雨の中で前�・を通過することを考えたら、私としてはあの場で撤退して正解だった。


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