電波女と青春男 第3話「地を這う少女の不思議な刹那」
I can't fly.
流子曰く、神秘とは今の身の回りの事。いつも使っているものでも、その仕組みを理解しながら使っているものは少ない。自分の体でさえ、どうなっているのか分からない。それでも皆生きている。日常は奇跡の連続なのかもしれん・・・と、農家の息子も言ってますしw
そして真は女々さんにエリオが綺麗なだけで近づくならやめなさい、と忠告を受ける。出来るだけ1人になりたがってるのなら、それを尊重するべき。物を買い与えるだけではなく、産む前から準備や覚悟をしておかなければ親にはなれない。珍しく真面目な女々さんが去った後、女々さんが寝転がってた枕に顔を埋める真wwそしてそれを見られてしまい、以降延々と握られる弱みにw
神秘とは希望であるべき。真が未知の深海に想いを馳せるのも前向きな姿勢。エリオは神秘=宇宙人を自分の過去の後ろ盾に使っている。いいぜ、お前が自分の事を宇宙人だって言うのなら、まずはその拠り所をぶち壊す!的なキャラではないですが、真は学校を抜け出してエリオと共に自転車に乗る。坂を下りガードレールを飛び越える。宇宙人ならそのまま飛んでいけば良い。
奇しくもETカラーの自転車。普段は徒歩より早い程度の自転車だったが、坂ともなればそれ相応のスピードが出てしまい、制御が利かなくなってしまう。そして真とエリオは「I can't fly」。地球人である事を叩きつけられたエリオ。色々文句も言ってますが、一度も傷つかずに過ごせる関係なんて無い。地球人エリオと真はここが初対面。藤和エリオと丹羽真。これもまた青春?
感想
今回の神秘に関する考え方はとても共感できるものでした。流子の言う、身の回りが神秘そのものというのは特に納得。ボタン1つで動き出すパソコンやテレビ。普段何気なく使っているものですが、仕組みはさっぱり分かりません。自分の体にしたって目で見る、声を出す、頭で考えるなどの行動も、理科でそれなりに習っても、どこか納得の出来ない部分もあります。小学生くらいの頃から「自分は何故自分の事しか考えられないのか」というのが個人的に一番の謎ですね。性格がどうのという話ではなく、こんなに沢山の人間がいるのに、どうして私はこの体で、こうして物事を考えているのかというのが不思議でたまりませんでした。もちろん今も。言葉にしにくいですが、まぁ要は日常にも神秘が溢れているということで。
で、エリオと真は空を飛べず。でも、だからこその神秘。空を飛ぶのも神秘の1つかもしれません。いつか空も飛べるはず。そんな前向きな神秘。
1巻もほぼ終わり、次からは2巻の内容にも移りますかね?次回もきっとエリオは可愛い。
I can't fly.
流子曰く、神秘とは今の身の回りの事。いつも使っているものでも、その仕組みを理解しながら使っているものは少ない。自分の体でさえ、どうなっているのか分からない。それでも皆生きている。日常は奇跡の連続なのかもしれん・・・と、農家の息子も言ってますしw
そして真は女々さんにエリオが綺麗なだけで近づくならやめなさい、と忠告を受ける。出来るだけ1人になりたがってるのなら、それを尊重するべき。物を買い与えるだけではなく、産む前から準備や覚悟をしておかなければ親にはなれない。珍しく真面目な女々さんが去った後、女々さんが寝転がってた枕に顔を埋める真wwそしてそれを見られてしまい、以降延々と握られる弱みにw
神秘とは希望であるべき。真が未知の深海に想いを馳せるのも前向きな姿勢。エリオは神秘=宇宙人を自分の過去の後ろ盾に使っている。いいぜ、お前が自分の事を宇宙人だって言うのなら、まずはその拠り所をぶち壊す!的なキャラではないですが、真は学校を抜け出してエリオと共に自転車に乗る。坂を下りガードレールを飛び越える。宇宙人ならそのまま飛んでいけば良い。
奇しくもETカラーの自転車。普段は徒歩より早い程度の自転車だったが、坂ともなればそれ相応のスピードが出てしまい、制御が利かなくなってしまう。そして真とエリオは「I can't fly」。地球人である事を叩きつけられたエリオ。色々文句も言ってますが、一度も傷つかずに過ごせる関係なんて無い。地球人エリオと真はここが初対面。藤和エリオと丹羽真。これもまた青春?
感想
今回の神秘に関する考え方はとても共感できるものでした。流子の言う、身の回りが神秘そのものというのは特に納得。ボタン1つで動き出すパソコンやテレビ。普段何気なく使っているものですが、仕組みはさっぱり分かりません。自分の体にしたって目で見る、声を出す、頭で考えるなどの行動も、理科でそれなりに習っても、どこか納得の出来ない部分もあります。小学生くらいの頃から「自分は何故自分の事しか考えられないのか」というのが個人的に一番の謎ですね。性格がどうのという話ではなく、こんなに沢山の人間がいるのに、どうして私はこの体で、こうして物事を考えているのかというのが不思議でたまりませんでした。もちろん今も。言葉にしにくいですが、まぁ要は日常にも神秘が溢れているということで。
で、エリオと真は空を飛べず。でも、だからこその神秘。空を飛ぶのも神秘の1つかもしれません。いつか空も飛べるはず。そんな前向きな神秘。
1巻もほぼ終わり、次からは2巻の内容にも移りますかね?次回もきっとエリオは可愛い。
シャフトは数ある制作会社の中でもこうやってしっかりと突き抜けたアニメを作れる会社だと思います。
まあ、その"シャフト色"が受け付けない人というのも多いようですが、こういった作品の場合は辺に恥ずかしがらずに登場人物の勢いをしっかりと描写し、尚且つ空回りしている印象を与えないのはやはり並大抵の技量ではできません。
"原作の再現度"という観点からすれば全ての作品に対してプラスの作り方では無いのでしょうが、映像作品としてのアニメとして面白いと思えるものを作れるというのは大事な事だと思いますね。
個人的にはこのアニメは放送される度に、むしろシャフト意外にアニメとして描けた会社があるだろうか?と疑問を抱きます。
それくらいシャフトと相性が合っていると感じれるアニメですね。
>シャフトは数ある制作会社の中でもこうやってしっかりと突き抜けたアニメを作れる会社だと思います。
絶望先生のイメージが強いのもありますが、作品に関して「シャフト製作」と聞くと、何となく納得のいくくらい、印象のある制作会社です。
>"原作の再現度"という観点からすれば全ての作品に対してプラスの作り方では無いのでしょうが、映像作品としてのアニメとして面白いと思えるものを作れるというのは大事な事だと思いますね。
原作をそのまま再現すると、作品によっては説明や心理描写ばかりになるかもしれませんし、その点では原作をなるべく崩さず、視聴できる作品を作り上げるかは難しいのでしょうね。
>個人的にはこのアニメは放送される度に、むしろシャフト意外にアニメとして描けた会社があるだろうか?と疑問を抱きます。
今回のOPの入り方は結構好きでした。シャフト以外だったらどのように描いたのかも気になります。とりあえずは安心と(OP未完成や富士山的な意味で)時々不安のシャフトでした(汗。
私は、この地点ではエリオはそんなに可愛いと思えず、前田さんが一番好きです。
>作者の入間さんは愛知県出身らしく、作中の登場人物の苗字は、愛知の地名が多く使われます。それを踏まえての演出だと思うとシャフトさんは原作を読み込んでいるだと実感します。
それは気がつきませんでした。作中では描かれていない駅の詳細ですが、こうしてアニメ化にあたって名古屋駅周辺を用いる。これもまたアニメ化による良い点であり、シャフトGJですね。
>私は、この地点ではエリオはそんなに可愛いと思えず、前田さんが一番好きです。
エリオは今後にも期待ですね。前川さんはあの不思議な言い回しや行動が時折ツボです。
流子の言っていた神秘に対する意見は共感できます。私もつくづく不思議に思うことがあります。パソコンもテレビも電話も、どうして使える? 目や耳、心臓や肺、脳はなんで機能している?
科学的に見ればいろんな原理があるのでしょうが、その原理はなぜ成立しているのでしょう。
前川さんは宇宙人について宗教と同じようなものだと評していました。確かに似たようなものかも。
でも、M78星雲人にせよ、世界を創造した偉大な神々にせよ、深海の不思議な生物にせよ、そこにロマンがあるのなら、プラスの心のよりどころになるのなら、すがってもいいでしょう。その方が人生豊かになりますから。
しかし、真の分析どおり、エリオは神秘=宇宙人を逃避手段にしている。それは寂しいことです。
そんなエリオに手を差し伸べる真。ようやく感情を露にしたエリオ。彼女の本領発揮はこれからなんでしょうね。
>でも、M78星雲人にせよ、世界を創造した偉大な神々にせよ、深海の不思議な生物にせよ、そこにロマンがあるのなら、プラスの心のよりどころになるのなら、すがってもいいでしょう。その方が人生豊かになりますから。
ロマンは日常をより楽しくしてくれる気がします。もしこれがこうなっていたら・・・と、そういった発想から、生活を便利にする機器などは発明されているのかもしれませんね。