デジモンクロスウォーズ 漫画版 最終回

デジモンクロスウォーズの漫画版最終回を読みました。

・・・ここに至るまでの話は単行本が発売されてからまとめて書いていこうと思いますが、とりあえず、最高の最終回でした。

懐かしいクロスウォーズ最初のOP「ネバギバ!」と共に、彼らに続くように進化を取り戻して行くデジモンたち。その面子がかつてのパートナーデジモンたち!さすがにフェアリモンはジェットシルフィーモンにはならなかったようですがｗ
今はまだ秘められた人とデジモンの可能性が引き出された事に、自身が起こした戦乱が空しくなかったと悟ったバグラモン。最後に弟と会話が足りなかった事、そしてこれから本当の栄光を掴むため頑張るように激励して散っていく様が、良い兄貴過ぎる・・・!単なる悪役に終わらない。弟の可能性を守り散っていったバグラモンが好きなデジモンになりました。

戦い終わって別れの時。ここでいつもクールなメイルバードラモンの意外な一面が見られて凄く好きです。
そしてシャウトモンとタイキの別れ。強がっていたものの、誰よりもタイキとの別れを寂しがっていたであろうシャウトモンの本音の叫びがまた泣かせてくれます。今まで誰かをほっとけなかったタイキが、「ほっとけない」ものがまた最高ですねぇ・・・

夢をかなえ、デジモンキングとなったシャウトモンが歌うのはあの…!!イントロから脳内再生余裕でした。ライブの提供?をしてくれているのがロイヤルナイツやオリンポス十二神、ウィンドガーディアンズ、メタルエンパイア、ナイトメアソルジャーズといった懐かしの勢力なのも良いですね。そして作者とハンナモンが何故いるｗｗ

それぞれの道をまた歩き始めたタイキたち。そしてルミナモン、デッドリーアックスモンと共に旅をしているスカルナイトモン。体の色が白になり、どことなく暗黒騎士から聖騎士に近づいた感じがします。手に持つ棒に、兄の形見の角がくくりつけられているのがまた泣ける。そういえばスカルナイトモン、意識を失う前にはガルフモンを吸収していたようで。そりゃアポカリモンの忘れ形見から進化した奴吸収したら制御できなくなるだろうなぁ・・・


テレビ版より一足先に最終回を迎えてしまった漫画版クロスウォーズですが、最後まで非常に素晴らしい作品だったと思います。所々にこれまでのシリーズを思わせるような場面があったり、多彩なデジクロスなどなど・・・語りだしたら止まらないくらい、良い作品でした。最高のクロスウォーズをありがとうございました!テレビ版も負けないくらいの最終回でありますように。単行本が待ち遠しいです。