南里英語教室 多久教室

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佐賀県多久市にある学習塾

「誘惑」と向き合う

2017-09-14 23:28:53 | 中学部

本日より、保護者の方との二者面談が始まりました。

教室では毎年、通常授業を受講している小学5年生から高校3年生を対象に

授業の様子のご報告やご家庭での様子のお伺い、進路のご相談などを行っています。

 

保護者の方の話をお伺いしていると、毎年のように何回も耳にする言葉があります。

(以前のブログでもこの事は書いたかもしれませんが…)

「家で勉強をしないんです」「勉強しなさいっていつも言ってるんですけど…」

その原因はいくつかに大別されますが、一人ひとり解決の為のアプローチ方法が異なります。

具体的な個別のアプローチにつきましてはそれぞれの状況をふまえ面談でお話しさせていただきますが、

今回はそのうちのひとつについて書かせていただきます。

 

まず、勉強しない本当の原因をきちんと把握されているでしょうか?

人間の行動には、どんなことにも「目的」が存在します。(国語の小説・物語の指導でもこの話をします)

まったくの無意識の下での行動は、条件反射などごく限られているのです。

勉強するつもりで机に向かっても、気づいたら他の事をしている…。

居眠り、スマートフォン、ゲーム、テレビ、マンガ本…などあるかと思いますが、

一度我に返り後悔する場面でどうしてその行動をとったか考える機会が非常に重要です。

 

 

そのうえで、解決する方法をしっかりと一緒に考えてあげて下さい。

例えば、疲れて寝てしまうのであればどうすればよいのか?

スマートフォンに没頭してしまうのであればどうすればいいのか?

頭ごなしに全否定するのではなく、ルールを決めたり両立して勉強する方法を

親子で一緒に考えるだけでも変わっていくと思います。

 

また、自分にとって遠い未来と感じる目標は優先順位が下がる傾向にあります。

中学3年生や高校3年生は「受験」が迫っているので危機感はもちやすいのですが、

他の学年の場合はそれが遠い目標であるほど自発的な行動はとりません。

反対に、差し迫った目標に対しては驚くべき能力を発揮することも多々あります。

大切なテストの直前や、夏休み最終日に提出期限の宿題に追われてる時がそうです。

 

 

だから、私たちの教室では定期テストや模擬試験、プレテスト、そしてクラス替えなど

目の前の事に集中して取り組めば遠い目標の結果が出せるように、小さな目標を設定させ

学習のトータルコーディネートをしているのです!

 

「誘惑」と戦うのも正解ですし、戦わないのも正解だと思います。

戦いたくないのであれば、当の本人がしっかりと向き合う覚悟が大事です。

同時に、向き合うまで待ってあげて機会を見て一緒に考える保護者の覚悟ももっと大事です。

一度、みなさんも自分の「誘惑」と向き合ってみませんか?

 

中島

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