七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

桜の木の花のブローチ 

2018年03月16日 | 木工

[花のブローチ] ブログ村キーワード

桜の木の花のブローチ

Flower brooch made of cherry wood

 

春の花らしさを表現するには、桜材そのものが持つ柔らかい色調をいかして、

ヤマボウシ、ハナミズキ、サクラソウ、ベロニカの花を製作します。

サクラ材で外形の糸の子切り出し

サクラは材の硬さや緻密さの点で ブローチとして加工するのにとても優れています。

アメリカンチェリーと古材(敷居材)のサクラを使っています。
糸のこで切っていると、とても良い香りがしてきます。

材を匂っても匂いは分かりませんが、切断時の熱で香り成分が出てくるようで、
さくら餅の葉の香り(クマリン)がします。
アメリカンチェリーもサクラもどちらも同じ香りですが、
サクラのほうがより香り高いようです。

切り抜いたあとの 端材はくんせい作り用のチップとして残しておきます。
サクラ材は、まさに有用材です。

 

彫り(大面のカット)

外形を糸のこ盤で切り出した後、彫刻刀と切り出し小刀を使って彫ります。

外形が、実物の花に似せますが、彫りは大きなカット面を入れます。

実物とは異なりますが、こうすることで花の立体感や動き、
また光のあたり方による 木の色調の変化を見せることができます。

 

金具の取り付けて完成

彫りの後サンドペパーをかけてから、
ビーチ材を半球形に削った花芯を取り付けます。

再度仕上げのサンドペーパーをかけて、ろう塗りを行い
金具を取り付けて完成です。

 

 見る角度によって、木肌の色が濃くなったり、うすくなったりします。
  

  桜の木の本来の色あいをお楽しみください

さくらそう

はなみずき

 コブシ

ベロニカ

 

  「さくらさくら」 日本古謡 オリジナル横笛B♭管演奏

  桜の木の花のブローチのご紹介をご覧になりながら、お聴きください。

  

 

 桜の木の花のブローチの詳細は  こちら  こちら

    

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鼻栗瀬戸展望台 大三島橋と船と桜 

 

 

桜を見上げて 桜吹雪を浴びながら、若布採り

 



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