普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

違和感だらけの大阪府警の機動隊員が反対派に「土人」発言問題

2016-11-09 11:49:20 | 政策、社会情勢
 沖縄県の米軍北部訓練場周辺で、警備に派遣された大阪府警の機動隊員が反対派に「土人」などと発言した問題を取り上げて沖縄県知事が県警本部長を呼びつけて抗議したの報道に何か違うなど違和感を感じました。
・何故若い機動隊員が年寄りの自分さえ忘れていた「土人」の言葉を使ったのか。パソコンで「どじん」と打っても土人の字が出て来ない今に。
・機動隊員がこのような言葉を出すにはそれだけの理由があったのに何故詳しく報道されないし、沖縄県知事も抗議の時に何故このことを取り上げないのか?
 そして10月28日の週刊新潮の広告を見て私を含む多くの人たちが想像していたようなことがあったのだと知らされました。
沖縄ヘリパッド「反対派」の「無法地帯」レポート
天下の公道に「私的な検問所設置」設置で大渋滞
「ぶっ殺すぞ、お前」ヤクザまがいの暴言一覧
沖縄防衛局職員の頭をペンチで殴ったリーダー
地元住民に本音を訊くと「あいつらはバカ」

 そして翌日の29日の読売新聞が36面に小さく、「土人発言受け抗議決議。沖縄県議会「県民に深い傷を与えた」の見出しで
 沖縄県の米軍北部訓練場周辺で、警備に派遣された大阪府警の機動隊員が反対派に「土人」などと発言した問題を受け、同県議会は28日に臨時会を開き、「県民の誇りと尊厳を踏みにじり、心に癒やしがたい深い傷を与えたとする抗議決議と意見書を賛成多数で可決した。県警本部長らに宛てたもので県政与党の社民党や共産党などが提案した。
 県政野党の自民党は採決に反対したうえで、警察官の負担軽減や心のケアなどを求め、別の意見書案を提案案。賛成少数で否決された。自民党の意見書では勒隊員の発言を「不適切」だと問題視する一方、反対派も機動隊員に「街を歩くときは後ろに気をつけろ」と威圧的な発言をしていると指摘している。
と伝えていました。
 この報道を見て改めて感じたこと
・沖縄ヘリパッド反対のためなら、道路交通法違反、「ぶっ殺すぞ、お前」、「街を歩くときは後ろに気をつけろ」などの恐喝行為、沖縄防衛局職員への暴行も許されるのか?
・こんな暴言を吐いたり手段のためには違法行為をする人に県知事の言う「誇りと尊厳」など有るのか?
・当局側は仕事を進めるために何とか穏便に済ませたいのは判るが、沖縄県知事、県議会の人たちはどう思っているのか?口には出せぬがもっとやれやれと思っているのか?
・反対派の抗議する相手は違うのではないか?機動隊員は上司の命令で来ている善良な人たち。米軍北部訓練場の整備を決めた政府、国会、当面の機関の一つ沖縄防衛局にデモをかけるのが筋。
・若い機動隊員ともみ合うには体力充分の中年の人が多いそうだが、その生活はどうしているのか?交代で来ているのか、あるいは半ば専門の人たちか?もしそうならその生活費は?
・自分たちのやっていることに虚しさは感じないのか?いずれ工事は完成するのは目に見えているのに。今回の工事で利益を得ることで地域の多くの人が賛成しているのに。
・工事が済んで反対派が得るのは何?反基地運動の盛り上がり?
・県知事も県議会も行き過ぎた反対派の言動に何も言わないのは何故?
 県外の私は自分なりの意見もありますがとやかく言う資格はありません。
 ただ一つ言えるのは県内の抗議活動に参加していない「誇り」を持つ沖縄県の人たちは私の疑問を共有する人も多いと思います。

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