普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

自民党の総裁は誰に?(2)

2009-09-14 14:33:30 | 麻生内閣

 昨日の読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」は久しぶりの引き締まった番組でした。

[自民党の総裁は誰に?]
 その中で自民党の次の総裁は誰が良いかの質問では、 (私の記憶の範囲では)河野太郎
さん推薦が3~4人、その他には金 美齢さんが極右と言われる稲田朋美 さん、舛添さん、谷垣禎一さんを出した人もいましたが、意外にも鴻池祥肇さんが平沼赳夫さんを出し、金さんも 鴻池さんの意見に賛成していました。
・私も自民党の総裁は誰に?
平沼赳夫さんは今の自民党の総裁に適任と思うのですが、今までの自民党の小泉改革路線の否定に繋がることと、自民党のプライドの問題があるので、といも無理な話でしょう。と書きました。
 カリスマ性のある平沼さんを自民党に迎え入れると言う奇策にでれば、一気に政局が緊張して来ると思うのですが、実際的な問題として、先ず自民党がそれを受け入れる位の深刻な反省をするのか?鴻池さんが20人の推薦人を集められるのか?が問題で残念ですがほぼ実現は不可能ででしょう。
・立候補を表明した谷垣さんはWikipediaの人物像によるとスマートな知性派で、万事をそつなくこなすと評される。経済問題を中心に幅広く政策に通じ、「官僚が選ぶ次期総理になって欲しい政治家ランキング」で1位に選ばれるなど、政策・実務能力の評価は高い一方、「押しが弱い」「優柔不断」といった指摘が絶えない。とありますが、昔のような総裁→総理大臣の線は消えたので、「押しが弱く」ても何とか野党の総裁はつとまるょうな気がしますが、党員がどのような判断をするのでしょうか?
・民主党の原口さんを含む河野太郎さんを推した人は彼の実行力を買っているようですし、若手待望の動きもありますが、今までの彼の動き、彼のブログの炎上、Wikipedia の記述、それから彼自身が言う党内では一匹狼的な存在から見ればどれだけ党内の信任が得られるかです?
  それと今までの安部さん、麻生さんを担いだ流れと似ている反省が彼を担ぐことを躊躇させるかも知れません?
・その他に立候補辞退を表明した、舛添さん、石原伸晃さんを除くと、石破さんや高村さんが残ります。
  石破さん出馬の意志の有無の質問に、その前に自民党は如何にあるべきかを決めるのが先決だとして、出馬の否定はしていないので出るつもりなのでしょう。
  私は前にも書きましたが、誰が出るにしても、最小限は総裁の条件として
・党内の人望がある人
・日本の将来について識見がある人
・発信力があり、国民に自分の考えを訴えることの出来る人
・リーダーシップの発揮の期待が持てる人、

であって欲しいと思います。
 しかし上記の声の上がっている人達の誰を見てもカリスマ性はないようなので、誰が総裁になるか以上に大切なのは、誰が総裁になっても挙党一致で彼を支えることだと思います。

[自民党が一番警戒すべきこと]
 上記の番組では民主党には若い実力者が揃っているが、自民党内には余りいないなと言う意見が出ていました。
 今日のテレ朝の「スーパーモーニング」で自民党の年齢別の人口構成を見せて居ましたが、日本人の少子高齢化より遥か極端な独楽型の構成になっていました。
 この件も私が取り上げましたが、この事実は長い眼で見れば民主党は上昇気流に乗っており、自民党は下降気流で衰退の道をたどることになります。
参照:自民党再生の道 
「若手の育成」
 民主は更に143人の小沢チルドレンの教育を徹底する方針を出しています。
 自民党は古手の国会議員が減ったいまこそ、有望な若手議員の発掘と育成を図るべきです。
 今でこそ政権奪回一本槍の小沢さん流のやり方で、ばら蒔き政策、社民党の抱き込み、支持母体の日教組、自治労への飴玉など、攻撃の種が無尽蔵と言って良いほどあるりようです。
 自民党が一番警戒しなければならないのは、民主党の本流の旧自民党出身者や松下政経塾出身者を中心として自民党と戦えるが体制が整ったとき、ばら蒔き政策の決別、日教組出身議員の冷遇、社民党との決別、公明党との協力など、多分今までのやり方を推進してきた小沢さんを含む首脳が心の中で考えている本来の民主党の姿に戻ることです
 もしそうなれば、自民党の万年野党化になる可能性、そして過去の自民党に埋没した民社党のように自民党が政策が余り変わらない民主党に埋没と言う事態が出てくるかも知れません。
 自民党が今やらねばならないことは、民主党政権の政策の徹底的な追求の体制の強化、そして未来を担う若手の育成、そして石破さん達の言う自民党本来のあるべき姿のはっきりさせることだと思います。
  そしてそれは自民党のためだけなく、当面の民主党の政策を誤らせないこと、定常的な政権交代の実現という、日本のためにもなることです。
 今回の大敗に落ち込んだり、その責任を特定の人に押しつける暇があれば、党の再生に取り組むべきだと思いますがどうでしょうか?

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中川秀直さんの動きから見た自民党

2009-09-10 16:07:31 | 麻生内閣

今日は自民党の抱える問題点を中川秀直さんの動きを通して考えて見たいと思います。

 9月5、6日の両日、産経新聞社とFNNが実施した合同世論調査の主な質問と回答を見て下さい。

・民主党の勝因として最も大きかったのは?
 鳩山代表への期待 6.3 党の政権公約への期待29.2 個々の候補の政治姿勢への期待 5.6 与党の政策や政治姿勢への批判52.8 わからないなど 6.1
・民主党が掲げた政策は実現すべきか?
 「子ども手当」の給付 58.0、高速道路の原則無料化 26.1、大型公共事業の見直し78.6、予算編成や執行の見直しう87.4、政治と官僚の関係の見直し87.5、インド洋で給油活動をしている海上自衛隊の撤収 思う36.4
(なおこの世論調査結果に就いては、各設問の回答で矛盾すると思われるところもありますが省略します。)

・公務員制度改革
 私は何度か、もし麻生さんが敗退するとすればその敗因の大きな一因は公務員制度の見直しへの麻生さんの弱腰姿勢(少なくともそう国民に見られていること)だろうと書き、麻生さんが指示した国の出先機関の廃止・縮小は官僚や族議員の反対で頓挫、「天下りとわたり」への消極姿勢、厚労省分割案の立ち消え、国家公務員の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」への組織の移管は人事院総裁の反対で腰砕けに対して、その一つか二つでも麻生さんが強い決断を下せば、事態は大きく変わるのにと書きましたが、傍目八目で私の予想した通りの結果になり、世論調査でも民主党に期待するものとして、予算編成や執行の見直し、政治と官僚の関係の見直しが90%近くなど、国民の殆どがそう思って投票したことを示しているようです。
 その点中川グループの人達の小泉改革の一環としての公務員制度改革推進の考え方は間違っていないと思います。
 ただ問題なのはそれが麻生批判や麻生降ろしなどのマスコミへの発言に終わったことです。
 外野から見て、彼らがやるべきだったのは、党内基盤の弱い麻生さんを助けて、党内の改革反対勢力の説得をしたり、官僚への働きかけをして側面からの支援をし、そのいくらかでも改革の実現させることでした。
 もしそれが出来居たら政局は大きく変わっていたと思うのですが。
 事実は彼らの動きが麻生内閣や自民党の支持率を落としただけに終わりました。
 今回の調査の民主党勝利の要因は半数以上が、与党の政策や政治姿勢への批判を上げているのを見ても判ります。

・日本郵政の西川社長の解任問題
 日本郵政の問題についての麻生さんの「私はもともと郵政改革に反対だった」の発言は明らかに自民党が行ってきた郵政改革を否定するもので、首相としては許されない発言です。
 しかし、「かんぽの宿」譲渡問題には明らかな不手際があり、それに就いて鳩山邦夫が疑義を唱え、社長罷免の発言まで発展したとき、中川グループの人達は民間会社になったのに、幾ら認可権を持っていても政府が口出しするのは可笑しいと反対しました。
 麻生さんは約80人もの小泉チルドレンを持つ中川グループやそれを支持する人達の意向を無視出来ず、鳩山さんを解任してまたそれが支持率を大きく下げる原因になりました。
 小泉さんの郵政改革は人のすることですから、万全なものでないのは当然で、悪い所があれば直すのが当然です。
 改革に不備があればそれを完全なものし、更次に進むのが推進派の仕事だと思います。 しかも100%の株を持つ政府は郵政公舎を管理する責任があります。
 多分、前記の麻生さんの許されない発言で所謂改革派の人達は強い警戒感を持っていたと思いますが、当時は既に自民党大敗が予想されていました。
 ここで政治的にどうすべきかは、私が当時も書きましたように素人でも判ることです。

・解散直前の麻生降ろしの動き
 そして国会解散直前の中川グループの麻生降ろしの動きです。
 これに就いては何度も書きましたので簡単に書きますが、彼らは都議選大敗の責任は麻生さんにあるとして動いているのに、肝心の都議連から敗退の原因は党内の混乱だとする抗議文を貰っても、まだその動きを止めず、解散直前の党内の混乱が麻生内閣や自民党の支持率の低下と、衆院選についての大敗の大きな原因の一つになりました。
 そして衆院選で中川秀直さんや武部さん二人とも選挙区で選挙直前の動きの批判の声を聞いていると思うのですが。

・両院議員総会前の動き
 そして今回の両院議員総会前に、中川さんと武部さんはまたグループを率いて会合をもったそうです。
 私は二人のことを責めるより、二人に率いられた若手の人達に言いたいのです。
 彼らはもう派閥の時代は終わった、小選挙区で負け比例で復活したベテラン議員はもう表に出ないでくれ、これからは中堅・若手に任せろと言っています。
 そう言いながら比例区で復活した当の二人にくっついているのは何故でしょう。
 中堅・若手が自立出来ないでこれからの自民党はどうなるのでしょう。
 私は何度も(中川さん、武部さんを含めて)自民党が世の中からかけ離れた存在に成り掛けているかも知れない書きましたが、肝心の一部の若手・中堅の人達もそう成り掛けているのではないかと心配しています。
  私は今回の選挙で大きく人数を減らした自民党では、落選した人も比例区で復活したベテランも皆貴重な人材です。仮に彼らが表に出なくても、地方の活動、若者のリクルートと教育、野中さんも言っていましたが、国会の戦術の策士としての活用など、それぞれの得意の分野で頑張って欲しいと思います。
  然しその活動のやり方でマスコミの批判を受け党の支持率を下げないような気配りも必要だと思うのですが。
 先日今回落選して引退を考えている笹川さんも言って居ましたが、いまの自民党にとつて何よりも必要なのは、中川さんや武部さんも含めて、国会議員全てが現場に帰り、国民とのコミュニケーションを密にして、国民から遊離しない体制を作ることだと思います。

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自民党の総裁は誰に?

2009-09-08 07:35:31 | 麻生内閣

 私は3日の自民党再生の道で再生の手段として、
・世の動きを読み誤らないために、地方支部の意見を吸い上げること、国民の意見を直接訊くための情報蒐集・解析・フィードバックのシステムを活用すること
・如何にして総裁のリーダーシップを発揮させるか
・意志決定のシステム化・
・戦う自民党の態勢を整えること
・若手の育成(*注記)
と書きました。

 今日は今話題になっている自民党の総裁選を取り上げて、「総裁のリーダーシップ」と「党の意志決定のシステム化」を改めて取り上げて見たいと思います。

[次の総裁は誰?そのリーダーシップは?]
 今マスコミでは舛添さく、石原伸晃さん、石破さんの名が上がっているそうです。
 私は安部さんの識見に期待したいのですが、今回の敗因の一つは小泉改革の負の部分に対する国民の批判にあると思うので、小泉改革の継続を唱えた安部さんは幾らなんでも無理な様な気がします。 (私は継続でなくて脱却か修正にするように投書したのですが。)
 中にはネット上で平沼さんを担いではどうかと言う意見もありました、私も今の自民党の総裁に適任と思うのですが。
 然しこれも今までの自民党の小泉改革路線の否定に繋がることと、自民党のプライドの問題があるので、といも無理な話でしょう。
 また老いの繰り言ですが、安部さんが郵政改革反対者の復党を認めた時に、当時の幹事長の中川秀直さんが復党希望者に「郵政民営化を含めた安倍政権の公約実現に邁進する」「誓約に違反したときは議員を辞職する」という、政治家のプライドを踏みにじるような誓約書を出させたのに平沼さんが反発し復党を拒否しました。
 そして自民党は今のような非常事態にこそ欲しい、信念をもった貴重な人材を失ってしまいました。

 私は舛添さん、石原(伸)さん、石破さんの三人や高村さんなど過去の総裁選にでた人とも新聞報道やテレビで見るだけで誰が一番相応しいか判りませんし、誰がなってもカリスマ性は期待出来ないような気がします。
  然し
少なくとも総裁の条件として
・党内の人望がある人
・日本の将来について識見がある人
・発信力があり、国民に自分の考えを訴えることの出来る人
・リーダーシップの発揮の期待が持てる人、
くらいの常識的なことしか思いつきません。
 ただはっきり言えるのは
・今までの様に、人気のある人を担いで、後は後ろで大物や黒幕と言われる人、族議員がリモートコントロールする考えは取り去ること。
・一旦担いだ総裁には小異を捨てて大同に着く考えで全面的に支持すること
・総裁と意見が違う時は、マスコミの眼に触れな所で進言すること。
の三つだと思います。

[党内の意志決定のシステムの確立]
 そのためには、党の意志の決定のシステムを明確にし、それを守ることを決める必要があります。
 今までの常設の意志の決定機関は総務会だそうでが、全会一致が基本となっているそうです。 (どうしても全会一致が図れない時は反対者が退席をすることで、その慣例を守っているそうです。)
 然しこの慣行が政府の決定に、黒幕や族議員の介入を許す結果になり、今までの自民党政府の思うようにならず、麻生さんの様に党内基盤の弱い人の発言のぶれ、そのマスコミ批判、内閣や自民党の支持率の低下に繋がったようです。
 それに総務会の決定に反発する人はマスコミにその憤懣をぶつけるほかないことになります。 (私は党のために絶対してはいけないとた゛と思いますが。)
 私は国や地方自治体の選挙のように、一人でも賛成が多ければそれを決定するのは無茶としても、ある限度(例えば70%~80%)の賛成で党の意志を決定とすのが妥当だと思います。 (そして首脳部も党員の意志を探り、賛成を得るように事前に根回しや説得するのは当然です。)
 そして自分勝手な発言は総務会の決定まで、後は幾ら決定事項に反対でも発言を控えて党の方針に従うという、平凡ですが民主主義のルールに従うべきだと思います。
 これは両院議員総会、党大会などの意思決定の際も同じなのは当然です。

 今日の両院議員総会で首班指名のとき白票にするか、麻生さんにするか、それとも誰にするか決まるそうですが、その後の党員の発言が注目されます。
 もし総会の決定の反対意見をマスコミに述べるようなら、自民党の大敗の大きな一因が国会解散直前までの党内バラバラの批判の反省がないことで、自民党の将来はお先真っ暗の可能性を示すことになるでしょう。
 次の総裁選に誰を担ぐか色々の意見があるようですが、誰が総裁になっても党員全員が挙党一致で支えて貰いたいものです。

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*注記:1960年以降生まれの若手政治家の国会やマスコミで活躍している名前
 自民党:後藤田、世耕、高市、野田聖子(石原伸晃、石破は昭和32年、山本一太33年)の僅か4人。
民主党:安住、枝野、長妻、長島(昭)、蓮舫、細野、前原、福山(原口は36年)の8人。

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敗戦の反省がないのか自民党?

2009-09-05 12:19:05 | 麻生内閣

 昨日の自民党の全国幹事長会議では、
議席を3分の1に減らした「敗軍の将」に地方幹部から批判が続出するかと思われたが、その怒りの矛先は政局まがいの混乱を続ける衆参の国会議員に向けられた。
・「衆院選で負けたのは解散前に党内が混乱し、国民の顰蹙を買ったからだ。首相指名選挙でさらに混乱を上乗せするのか。余計なことは言わず、挙党一致で臨んでほしい」
・「これ以上ゴタゴタが続くなら、私ども地方は責任が負えない」
・「白票だろうと誰だろうと統一行動すべきだ。党が割れる印象を与えていては再生はない」
 解散直前の「麻生降ろし」、衆院選後の首相指名選挙をめぐる混乱は、県連幹部の目に余ったようだ。「これ以上醜い姿を国民にみせないでほしい」との声もあがった。
 だが、中堅・若手グループは衆院選後から断続的に会合を続け、「首相指名選挙では麻生氏や白紙ではダメだ」との認識で一致。グループ代表は4日、細田博之幹事長と直談判し、「麻生」でも「白紙」でもない第3の対応を求めた
。 (産経新聞
より)
と報じられています

  中堅・若手グループは何故この地方からの意見が耳に入らないのでしょうか。
  党のために義憤に駆られて動くのは当然ですが、自民党が危機状態にある今こそ、加藤紘一さんや、選挙の洗礼を受けなかった某参議院の長老ならいざ知らず、中堅・若手の自民党員ならマスコミに知られないように動くのが当然と思うのですが。
 
  自分たちの動きをマスコミにPRすれば、彼らがどんな形で報道するか、それが地方の人が指摘するように、どんなに選挙結果に影響したか、そして彼らの動きが一般の人達の自民党離れを如何に加速させる位はとうに判っていると思うのですが。
 今回の衆院選の小選挙区では、麻生降ろしに主に動いた元幹事長の中川秀直さん、武部さん落選、元官房長官の塩崎さんは新人の永江さんに得票率僅か1%の差で辛勝したこと。
 その他の目立った不規則発言をした人で当選したのは加藤紘一さんと山本拓さんだけと言うのは、如何に党内でマスコミに不規則発言をした人を地方の人が見ているかが判ると思うのですが。
 私は自民党再建の道の一つとして、「世の動きを読み誤らないこと」を上げ、世の動きを読み誤った一例として、
・過去何十年にも亙っての野党第一党は絶対に政権が取れない社会党で、何をいっても何をしても政権が転がり込んで来る、自民党に取って古き良き時代は終わったことを直視すること
b.視聴率低下に悩むテレビはニュース報道番組を強化し、ネタ探しに政界の動きを鵜の目鷹の目で見張っていること

の例を上げました。
 そしてテレビは拡大をしたニュース報道番組の穴を埋めるために、中川昭一さんの朦朧会見のように、繰り返し繰り返し放送します。
 今、民主党では組閣に向けて大きな動きをしており、当然に党内からのいろいろの発言があると思うのですが、外には殆ど伝わったきませんし、それがあったとしてもマスコミはさらりと一度触れるだけです。
 実際に私の言う不規則発言がないのか、マスコミが報道しないのか判りませんが、自民党内の同じような発言は必ず(そして繰り返し)報道されます。
 それが良く言えば党内がオープンと言うことになるのでしょうが、それにも時と場合と限度があると思います。
  発言が党のイメージを傷つけるような時は、マスコミに対してはその発言をセーブするのが常識と思うのですが。
 昨夜のNHKの番組で大島国会対策委員長が、敗戦の反省とてして、党内のガバナンス不足、詰まり解散直前のゴタゴタ、公約のポピュリズム、そして党本部が地域から浮いて仕舞っていたことを上げました。
 今若手・中堅の自民党員が首班指名選挙で動くのは良いですが、マスコミにそれを洩らしている人がいたら、もう一度それが支部の人達や一般の人達がどんな眼で見ているのか考えて欲しいと思います。

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自民党再生の道

2009-09-03 12:23:07 | 麻生内閣

 民主党は政権間近の昨日の報道だけでも、連立を組む社民、国民新党からマニフェストの国会議員定数削減の削除を迫られたり、NHKのクローズアップ現代での民主党大塚さんの経済政策について、「~する筈だし、やらねばならない」連発の説明に、頭の良いアンカーの国谷裕子さんも首を捻っていましたし、テレ朝の「報道ステーション」では高速道無料化に伴う国債発行(この話しは今まで殆ど報道されていませんでした)についての同党の細野さんの説明に流石の古館さんも、「反対者の意見も訊いて見なければ」と言わせたり、民主党の前途も難しいようです。
 然しそれより遥か困難の道を歩まねばならない自民党再生に就いて考えてみました。

[世の動きを読み誤らないこと]
世の動きを読み誤った例

a. (先日も書きましたが)過去何十年にも亙っての野党第一党は絶対に政権が取れない社会党で、何をいっても何をしても政権が転がり込んで来る、自民党に取って古き良き時代は終わったことを直視すること
b.視聴率低下に悩むテレビはニュース報道番組を強化し、ネタ探しに政界の動きを鵜の目鷹の目で見張っていること
 それにも関わらず、政権陥落を前にして党内が団結しなければならないときに、自分たちが担いだ麻生さんをマスコミ向けのおおつぴらの批判や中川秀直さんグループの麻生降ろし発言。
  その様子をテレビで面白可笑しく放送され内閣、自民党の支持率の低下。
c.中川秀直さんの例で言えば、経済は縮小傾向なのに1,000万人の外国労働者の導入提案
  国民から熱狂的に支持された小泉改革が今は総スカンを食らっている事実、それが麻生内閣の支持率低下に繋がっている事実に、眼を瞑って小泉改革の修正でなくて推進を主張する。
d.国民が閉塞感を抱いている一因として公務員制度改革が進まないことにあるのに気づかなかったまたは軽視した。
 事実は麻生さんの同改革に対する弱腰姿勢に絶望して離党した渡辺喜美さんの「みんなの党」が選挙直前の結党という悪条件の中で1議席ふやし、1ヶ月前からキャンペーンをやっていた社民党と同じ300万票を獲得し、あわよくばさらに2議席増やす所だったことを見れば明らかです。

[情報を吸い上げるシステムを作ること]
 前の様な状況を見れば自民党本部は完全に世の中や同党支部から浮いた存在になっており、コップの中の争をしていたようです。
 その端的な例が中川さんたちは都議選の敗退が麻生内閣の責任として、麻生降ろしを始めたのに対して、当の都議連から中川さん達の動きに対して、抗議の申し入れがあったのに止めなかったことです。
 都議連の人達は都議選のその敗退の一因はそれ迄の党本部内のばらばらの動きにあると考えていたのしょうが、何故その意向が本部に伝わらなかったのでしょう? 
 そして都議連はじめ地方支部のクレームにも関わらず解散直前まで内紛が続きました。
 そしてその印象が選挙期間中まで国民の中に強く残ってしまいました。
 もし彼らの情報が活かされておれば、そして公務員制度改革に本腰姿勢を見せておれば敗戦は仕方がないとしても今度のような惨敗にならなかったはずです。

・地方の自民党支部の情報蒐集活動の強化とその蒐集システムの確立
 この理由は言わずとも判ると思いますが、一番の問題は党の幹部たちの意識の改革でしょう。
 つまり地方の議員たちは国のことは何も判っていないので、地方は自分たちの支持に従えば良いのだと言う考え方を改め、地方からの情報や意見を貴重なデータとして吸い上げて、それを分析活用することです。

・インターネットの活用、その中の意見の集約、分析、活用
 今では全ての議員がホームページを持っているようですし、中には意見欄を設けている人も多いようです。
 しかしそれは悪く言えば、自分の意見を見たい人は見ろ式のものが殆どです。
 意見を投稿しても梨のつぶてで、投稿した人から見れば投稿がごみ箱に捨てた気分になり、二度と投稿しなくなります。
 せいぜい良くて党の投書欄のように決まりきったお礼のことばが来るだけです。  私は国民からの情報を集め分析してそれを活用すれば、例えば党内での麻生批判などに対する抗議のコメントを見て直ぐそれを控えるなど、党の支持率の低下を防ぐことになるし、社会格差の発生や非正規社員から不満などの投稿は今後の政策の決定の役立つと思うのですが。

・全員がブログを開いて国民の距離を縮めること
 もし出来れば全員がブログを開いてコメント、TB欄もオープンにすればなお一層の効果が上がると思います。 (現在石破茂さんのブログには100件近くのコメントが投稿されています。)
 政治家のブログのコメント欄はクローズにしてる人が多いようですが、オープンにすれば投稿者は自分の意見が相手に届いたと思うでしょう。中にはとんでもないコメントもいるでしょうが、その処理(時には本文のエントリーの代筆も)など秘書にさせれば済むことです。

[意志決定のシステム化・総裁のリーダーシップ]
 これは自民党再生で一番重要な点で、党内やマスコミでもでも意見が出ているようなので簡単に書きますが、要は今までのように看板になるような人を担いで、後は大物政治家や黒幕や族議員でコントロールやり方は、マスコミでは見え見えなこと、またそのためにリーダーの発言が振れてまた支持率を低下させきました。
 こんなやり方では絶対に自民党の再生はないと思います。
 それから総裁・首相のリーダーシップの問題ですが、識見・経験に富みしかもリーダーシップのある政治家はそうざらには無いと思います。
 またリーダーシップがあり過ぎて、小泉さんのように自民党や日本を壊しかねない結果になっても困ります。
 総裁を選んだ後は小異を捨てて大同につき、 (勿論、今までのようなマスコミの前で本人の批判は避ける)皆で団結して支えあうという、普通の組織のやり方に従うと言う平凡で常識的なやり方しか道はないと思うのですが。

[戦う自民党へ]
 政治に権力争いは付き物だそうです。
 一昔前は自民党内で総裁に就けばその人は自動的に首相になれました。
 今はそれだけでは駄目で当面の敵の民主党を倒さねばなりません。
 もう党内の互いの足の引っ張りあいを止めて民主党に焦点を絞るときにきているとおもうのですが。

[若手の育成]

 ふと思いついて、自民・民主両党の国会やマスコミで活躍している(と私が思う)1960年(昭和35年)以降生まれの若手政治家の名前を調べて見ました。
自民党:後藤田、世耕、高市、野田聖子(石原、石破は昭和32年、山本一太33年)の僅か4人。
民主党:安住、枝野、長妻、長島(昭)、蓮舫、細野、前原、福山(原口は36年)の8人。
 これには自民党に比して民主党が新しい政党など理由があると思いますが、思いついて並べただけでもこれだけの差があることは、長い眼で見ればどちらの党に将来性があるかは明らかです。
 自民党は将来のリーダーの育成も大切ですが、その候補者の導入など今の内に考えて置く必要があると思います。

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自民党大敗の敗因

2009-08-31 12:21:13 | 麻生内閣

 予想されていたように自民党が大敗しました。
 その敗因について普通のおっさんの眼から見たことを並べて見ようと思います。
 いつもながらの書き漏らしや勘違いもあると思いますが聞いて下さい。

 この件についての各社の社説の中から割の公平に書いている読売の社説は概要次のように書いています。 (青字は社説、黒字は私の意見です。)
・小泉内閣の市場原理主義的な政策は、「格差社会」を助長し、医療・介護現場の荒廃や地方の疲弊を招いた。
 私は今回の選挙は(麻生政権と言うよりも)小泉さんの任期中の総括であること、小泉さんのやり方と後を引き継いだ安倍さんがまだ自民党の勢いがあったときに、小泉政治の引き継ぎでなくて、その脱却か修正を唱え行うべきだと書いてきました。
 それをしなかった付けが今回の大きな敗因の一つです。 (なお福田さんと麻生さんは小泉改革の負の部分の後始末や金融危機の処理に追われるだけで精一杯でした。)
・小泉後継の安倍、福田両首相は相次いで政権を投げ出した。
  マスコミは安倍、福田、麻生の三人とも国民の信任を受けていないと批判していましたが、議会制民主主義では自民党内閣が国民の信任を受けていることや、小沢さんの国のことより政局中心でゴネ廻って政治を停滞させた責任に就いては殆ど触れていませんでした。
・麻生首相は、小泉路線の修正も中途半端なまま、首相としての資質を問われる言動を続けて、失点を重ねた。
 私は麻生さんが一番に問われるべきは、「私はもともと郵政改革に反対だった」と言う自民党政権の首相にあるまじき言い訳をしたことだと思います。
(そして当然のようにこの発言で麻生内閣の支持率は急落しました。)

[私の意見]
 ・不運な麻生さん

 私は、総裁選のとき、麻生さんが念願が叶ってやっと自民党総裁になっても、当時から自民党の敗戦は予想されたことで、敗戦の責任を問われて翌年の9月には総裁の場から降りることになり、2度と総裁になることはないだろうと、麻生さんの選挙区の区民として私情を交えて書いたことがありましたが、その通りに成ってしまいそうです。

・霞が関改革に弱腰の麻生さん?
 麻生さんは公務員制度改革で人事院総裁の反対、地方の出先官庁の統合問題で官僚の反対に逢い、先のばしにして仕舞いました。
 あの時断固として強い態度に出ていれば、一気に麻生さんの支持率が上がる のにと書きましたが、そうはしませんでした。
 私は今回の選挙での敗戦の最大の原因の一つは、麻生さんの霞が関改革への弱腰?となりそうだと書きました。
 そして事実は、
a.解散直前まで霞が関改革を訴える中川秀直さんや武部さんのおおっぴらの反発に逢い、渡辺喜美さんの離党と共に内閣と自民党の支持率を大きく落としたこと
b.同制度改革を訴えた「みんなの党」が民主党の勢いに埋没することなく、1議席増やしたこと、さらに比例で2議席取れるはずが、同党に所属の議員が復活に必要な有効投票総数に届かず他党に譲ることになったこと
c. そして自民でも日本郵政の西川善文の解任(詰まり改革の見直し)を主張して総務大臣の辞することになった鳩山邦夫さんが当選
など考えると、私の心配が当たった様です。
参照: 民主と「みんな」の比例議席、他党へ 4議席「譲渡」

・甘い選挙戦術
 a.上記のことに関して言えば麻生さんは「責任力」と言っていましたが、国民の中には麻生さんの言葉から、彼が霞が関改革に反対の官僚の言い分をそのまま呑み込んで先のばしにした、無責任と思われる弱腰姿勢を思い出した人も多いと思います。
c.民主党のマニフェストの子ども手当てや高速道無料化に対してはマスコミも指摘したようにかなりの不安要素があります。
  唯唯一批判がなかっのは霞が関改革です。
  もし自民党がマニフェストの中で官僚制度改革の方針を強く打ち出したら、民主党の一枚看板の選挙効果を相殺することになり、民主党は政権交代を訴える他自民党に対抗する手段はなくなっていたはずなのに
d.鳩山さんは民主党は政権交代を訴えて自民党を批判しているのに、麻生さんは自党の政策の有利さを訴えるだけなのを見て、郵政選挙のとき小泉さんが郵政改革の抵抗勢力として民主党の批判をしていたのに、岡田さんは明後日を向いたように消費税の値上げなど民主党政策のPRをしていたのを思い出しました。
 相手が喧嘩を売っているときは、それを買うべきです。
 昨日の読売では、自民党は全面広告で、「日本を壊すな」としてばら蒔き政策で子どもたちにツケを残すな、日教組に子どもたちの将来を任せるな、特定の労働組合の偏った政策を許すな と書いてありました。
 しかしこの広告の効果は一日限りです。
 テレビは鳩山さんと麻生さんの毎日の演説を放送していました。
 然し毎日放送されるテレビでの麻生さんの演説から民主党のアキレス腱をぐさりと突くような発言は聞いたことはありませんでした。 (あるいはテレビが編集したのかも知れませんが。)
 これでは小泉さんの時の岡田さんと同様に麻生さんが喧嘩に勝てる訳はありません。 
(まともに喧嘩をしても、自民党の敗退は避けられなかったと思いますが、少なくとも今回のようなぼろ負けは避けられたと思うのですが。)

・自民党の脇の甘さ
 そして自民党が今後の問題を含めて一番考えねばならないの自民党の脇の甘さです。
 党内基盤の弱い麻生さんを担いでおいて、マスコミ向けのおおつぴらの麻生批判、前に書いたように中川秀直さんグループの麻生降ろし発言。
 自民党陥落を面前にして党内が団結しなければならないときに、普通の常識では考えられないことです。
 私の持論ですが、過去何十年にも亙っての第一野党は絶対に政権が取れない社会党で、何をいっても何をしても政権が転がり込んで来る、自民党に取って古き良き時代の反省が全くないいままの習性が、 (現に天下を取った民主党の出現でも判るように)時勢が全く変わっているのに、なお残っている としか思えません。
 政権陥落を眼の前にしているときこそ、総裁に問題があればマスコミに言う前に、外にもれない形で彼に忠告し、皆で団結して支えて行くのが普通と思うのですが。
  昨日の各局の国政選挙結果報道の特集番組の中で、自民党の有力政治家が「麻生さんが負けっぷりの良さを言っていたのだから、潔く辞任するのではないか」と言ったことを紹介していました。 (自民党員総崩れの報道のなかで、こんなことを良く言えたものだと思われませんか。)
 自民党は外野から言わずとも、今までのあり方など検討するし、その前に敗戦の総括をすると思いますが、その時麻生さん一人に責任をオッ被せていては、自民党の再生は出来ないと思いますが

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自民党の公約を読む

2009-08-01 16:06:53 | 麻生内閣

 自民党のマニフェストがやっと出ました。自民党批判を商売にしている批評家たちは後出しジャンケンだとか、民主党の真似をしているとか、民主党に財源がないと批判している癖に自民党の公約でも財源がない、きっと今までの様に国債に頼るのだろうと言っています。
 私は私なりに自民党の公約の気になった所について考えて見たいと思います
。(なお青字は公約、黒字は私の感想です。)

a.安全保障 
・拉致問題は、国家の威信をかけて被害者全員の帰国を実現
・米国に向かう弾道ミサイルの迎撃や弾道ミサイル防衛で連携する米国艦艇の防護のため、必要な安全保障上の手当てを行う
・首相官邸に「国家安全保障会議」を設置
  私は独立国日本としては少なくとも自主防衛が出来る程度の武力を持つべきだと思うのですが、現実的にはこれで仕方がないのでしょうね。
  しかし、現実に基づく施策と言う点では、民主党の公約より良いとは思いますが。

b.行政改革
・次回総選挙までに、衆議院議員の定数を、1割以上削減、10年後には、衆参両院で3割の削減
・国家公務員は、2015年までに、8万人を削減、「天下りとわたり」は全面禁止
・国の出先機関の廃止・縮小
・17年までに道州制移行
・地方分権は、国と地方の協議の場設置の法制化

  政権政党の公約の弱いところは、今までどうしてきたかと言う点から批判されることです。
 国の出先機関の廃止・縮小を進めてきたのに、官僚や族議員の反対で頓挫、「天下りとわたり」への消極姿勢、厚労省分割案の立ち消え、国家公務員の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」への組織の移管は人事院総裁の反対で腰砕け。
 自民党は今までと今後の行き方が違うことを説明しなければ、国民は納得出来ないでしょう。
 15年までの公務員削減、や17年までの道州制移行など言っても、今までのやり方では「前向きに検討します」と同じように「やらない」と同意義です。 
 今後4年の間に何をするか工程表を示すべき でしょう。

c.財源
 中福祉・中負担の考えで景気が回復したあと、社会保障と少子化に充てるための、消費税率引き上げを含む、抜本的な税制改革
  国民の大多数の人達が必要と思っているが不人気な消費税増税に言及したのは、これについて議論を避けてきた民主党の公約より優れているし、実は逆に自民党のプラスの方向に働くと思います。

d.経済の 活性化
 2010年度後半には、経済成長率2パーセントを実現、2011年度までには、失業率も、不況の前に戻す。
 成長戦略として、「低炭素革命」「健康長寿社会」「日本の魅力発揮」の三つの戦略分野で、集中投資と大胆な制度改革を実施
 当面3年間で、40兆円を超える需要をつくり出し、200万人の雇用を創出。
 「平成の農地改革」も断行
 食料自給率50パーセントを目標に、意欲のある農家の経営を最大限支援し、所得の増大と生産性の向上を目指す。
 こうした政策により、10年で家庭の手取りを100万円増やし、一人当たり国民所得を、世界トップクラスに引き上げる。

 この点では民主党のばら蒔き政策による経済の活性化より遥かに現実的な政策を出していると思います。
 然し麻生さんの性格そのままに自民党の公約が実行されればバラ色の世界が拡がるような幻想を抱かせても、実現には大きな困難を伴うと思います。
 家庭の手取りを100万円増やすことは企業の社員の給料を増やすこと→企業の競争力の低下に繋がります。
 農地改革も戦後以来の農家の既得権益を冒さず(自民党の地盤を壊さず)にいかにうまく処理できるかのこれと言った処方箋はないようです。 
 これに就いても具体的な対策と大まかな工程表を示すべきでしょう、 

e.安心の実現
 小学校に上がる前の、3歳から5歳までの幼児の教育を無償
 高校生や大学生を支援するために、新たな給付型の奨学金をつくる。
  自民党案では困窮状態の学生または優秀学生に限っているだけ、民主党の案より現実的だと思いますが、本人の教育のためにも卒業後に返還させるべきだと思います。
 日雇派遣を原則禁止し雇用の常用化
 3年間で100万人の職業訓練を行い、訓練期間中の生活を支援
 女性の社会進出を支援するため待機児童の解消、女性のためのマザーズ・ハローワークの拡大
 年金がもらえなかったり、金額が少なくて、苦しんでおられる人の救済

f.教育
 教員の政治的中立を徹底
  日教組を抱える民主党への当てつけだと思いますが、趣旨には賛成です。

・麻生さんの公約発表の時の話
  麻生さんは「政府・自民党は(国民の)皆さんの気持ちへの配慮が足りなかったことを、率直に認めるとして、改めるべきは改めると宣言し、その一例として、経済と社会の活性化のための改革から所得格差の拡大と地方が疲弊→行き過ぎた市場原理主義から決別
を挙げました。
   私も行き過ぎた市場原理主義から決別には賛成で、これに走った小泉さんの方針から転換とも取られる発言は相当な勇気が要ったと思います。
   然し「改めるべきところは改める」対象として、適当な人を担ぎ上げて、後は大物の黒幕や古株の族議員がリモートコントロールすると言う、古い自民党のやり方を取り上げるべきだと思っています
 仮に次期の衆院選で勝っても負けてもこの体質を変えねば、頼り無いけど自民党と言う人達も背を向けてしまうと思います。 (なおこのことに就いては日を改めて書いて見たいと思っています。)

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中川昭一さんが苦戦

2009-07-29 10:52:17 | 麻生内閣

 昨日の毎日新聞の「岐路の夏:09衆院選 北海道11区 中川氏VS小沢氏元秘書、逆風の選挙戦で中川昭一さんの苦戦の模様が伝えられています。
・「いろんな反省がありますね、私は。今の時点では、私の方が下にいるんだろうと思っています」。前財務・金融担当相、中川昭一氏の事務所開き。取材に応じた中川氏は、民主党前職の石川知裕氏(比例道ブロック)の存在を念頭に、苦戦を率直に認めた。口調は重かった。
・今回は9期目を目指す。経済産業相や党政調会長を歴任。道内では町村信孝前官房長官とともに「首相候補」と期待された
・しかし、順風満帆だった経歴は今年2月、ローマでのろれつの回らない「もうろう会見」で吹き飛んだ。「候補者を代えた方がいい」。父親譲りの後援会内からそんな声もあがった。
・これまでは選挙期間中でもほとんど地元入りしてこなかった。しかし、3月以降は、妻郁子さとともに「数千軒」の支持者宅をおわび行脚した。
・小選挙区が五つある岐阜県とほぼ同じ面積。黒塗りの高級車の使用はやめ、白いワゴン車のシートに納まる。帯広市の事務所に掲げていた看板は実績を強調する「実力本位」から「新たなる決意」に差し替えた。
・しかし、風向きは変わっていないようだ。
・池田町の事務所。約100人の支持者を前に、中川氏の声が響いた。「反省を含め、皆さんとともに歩んでいく決意で訴えている」
・石川氏は小沢一郎・民主党代表代行の元秘書。前回05年は敗北したが、比例で繰り上げ当選した。小沢氏直伝のドブ板選挙を実行し、今も週1回のつじ立ちを欠かさない。農協を突然訪問するなど中川氏の支持基盤の切り崩しも図る。
・今年3月、小沢氏の資金管理団体「陸山会」などを巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検の参考人聴取を受けた。「多くの有権者、支持者に心配をかけたことをおわび申し上げる」。直後に地元入りして謝罪した。小沢氏も代表を辞任し、陣営は「影響は少ない」とみている。
・27日早朝。音更町の十勝大橋近くの交差点に石川氏は立った。手を振ってくれるドライバーもいる。「『有権者の信を得た』と確信はできない。でも、悪い手応えではない」。成果を感じていたこれまでの活動に影が差したのは、一瞬だったと信じている

[私の意見]
 中川さんの「もうろう会見」はテレビで繰り返し繰り返し放送され、その前夜の女性記者と飲んでいたことまで洗いざらいぶちまけられ、すっかり中川さんのイメージを落としてしまいました。
 勿論、重要な地位にあり、しかも翌日の記者会見を控えている中川さんは体調管理に充分気をつけるべきだったと言う責任を問われてもしかたがないことです。
 逆に言えば、後になって判った酒と薬による複合中毒に気付かなかった体調管理に失敗しただけの責任です。
 これで日本のイメージでほんのちょっぴり落としたかも知れませんが、ただそれだけの事です。
 中川さんの辞任と麻生さんがそれを認めたのは、唯でさえ政権基盤が弱い上に、数々の失言などで、支持率が低下しているなかでの決断です。
 つまり党内の反麻生の人達の批判(最近の中川秀直さんたちのように、自民党が危ないときに、良くもこんなことをマスコミの面前で言えたものの思いますが)と野党の問責決議案に麻生内閣が耐えきれなかっただけのことです。
 手っとり早く言うとマスコミ、特にテレビの得意の繰り返し放送により、小さな出来事を拡大して見せ、あたかも中川さんが世界からの日本への信頼性をがた落ちさせたかのような攻撃が政局を動かし中川さんの辞任になったのです。
 事実は、始めて判った酒と薬による複合中毒が起こったこと、外国紙の中川さんの「もうろう会見」を揶揄したような報道しただけに終わっているようです。

 私は政権交代論者ですので、民主党が政権担当能力があれば交代すべきだと思うし、党が発表したマニフェストにたいしてマスコミが色々な批判を加えて、党の公約の問題点を洗い出し、その結果より良い公約になることは良い傾向だと思っています。
 マスコミの報道を悪く取れば、最近また麻生さんが年寄りのことで失言をしましたが、珍しくこれは余り取り上げられていないようです。
 何故ならマスコミには民主党のマニフェストと言う、大きな報道のネタがあるからです。
 中川さんの場合は、マスコミが麻生さんに逆風が吹いているのに、今更サミットでもあるまいと、冷やかしていたところで、中川さんの問題会見がでたので、これが格好のネタとなり繰り返し放送されたのです。
 中川さんも運が悪かったし、前にも書いたようにその体調管理失敗の責任は負うべきですが、それでも毎日新聞が言うように中川さんの首相候補にもなれる力量が減った訳ではありません
 中川さんのような大物でも、人気商売ですからマスコミで作り上げられた虚像を否定する(そんなことをすれば人気が落ちる)訳にも行かず、ひたすらお詫びするしかないのでしょう。
 現在、日本にはリーダーが不足と言われています。
 その乏しい人材の一人である中川さんを体調管理を失敗しただけの理由で、潰して良いのでしょうか
 当面の相手の石川さんは小沢さんの資金問題に絡んでいるそうです。
 小沢さん自身やその秘書の石川さんまで法律違反をしているかどうか判りませんが、少なくとも政治資金規制法の精神に違反していることは間違いないと思います。
 小沢さん問題が下火になっているのは、鳩山さん同じ問題と同様に選挙間近で司法・検察が動きを控えているのに過ぎません。
 中川さんと小沢ー石川ラインのどちらに道義的により大きな責任があるのでしょう。
 中川さんは自分の好きな酒のための失敗は二度と繰り返さないでしょう。
 私は北海道の選挙区民の良識のある判断を期待しています。
 どうぞ日本のために有能な政治家を潰さないで下さい。

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自民党は早く公約作成を

2009-07-22 15:41:40 | 麻生内閣

<自民党へ>
 問題含みだった両院議員懇談会も無事終わり、国会も解散になりました。
 読売・朝日・産経の社説を始めテレビなどでも各党はマニフェストを公開して政策論争をすべきだと言っています。
 民主党は既にマニフェストを公開して、候補者ように解説書まで作っているそうです。
 国会解散で各党の議員は地方に散らばって事実上の選挙戦に入りました。
 民主党はマニフェストを支援者達に配って政策を訴えるでしょう。
 一方、自民党の議員は今の所、民主党の公約を批判するか、自分の意見を述べるしかありません。
 ただでさえ自民党の劣勢が伝えられているのに、始めからハンディがついては苦戦するのは明らかです。

 勿論ベテラン揃いの自民党の人達はとうにそんこと判っている筈です。
 その当たりの内幕を18日の読売新聞の自民公約づくりは非公開…「反麻生」結集恐れ?
で伝えています。
・自民党が次期衆院選の政権公約(マニフェスト)の骨子を明らかにしないまま、21日の衆院解散を迎えようとしている。
作成過程も非公開で、麻生首相に批判的な中堅・若手議員は秘密主義だとして執行部への反発を強めている。しびれを切らして党とは別の独自の公約を掲げようとする議員の動きもあり、党内の不協和音はますます大きくなっている。
・自民党のマニフェストは、公約作成プロジェクトチーム(PT)座長で「インナー」と呼ばれる5人が、6月中旬から秘密裏に会合を重ねて原案の作成を進めてきた。
・17日にPTと公約作成委員会の合同会議が初めて開かれ70項目の政策を盛り込んだ原案が提示されたが、批判が続出。「検討」「調整」「原則」などの文字が並び、財源や
・菅氏は幹部一任を取りつけようとしたが、尾辻氏らは頑として認めなかった。 執行部がマニフェストの公開に及び腰なのは「麻生降ろし」が沈静化する前に内容を示せば、「あれが足りない、これを入れろと批判が続出し、党内のドタバタに、火に油を注ぐ」と考えているためだ

[私の意見]
・マニフェスト作成はなるべく早く
 理由は前に書いた通りで改めて言うまでもありません。

・マニフェスト作成はオープンで
 両院懇談会で一応「麻生降ろし」は鎮静化したそうです。
 それでマニフェスト作成は密室からオープンに舵を切ってはどうでしょうか
 その理由は
.「麻生降ろし派」は懇談会で色々言えば四面楚歌状態になること、ここで党内不一致の状態を示せば党だけでなく自分自身の選挙に不利になると思って我慢した人も多く、ストレスを溜めたまま引っ込んだ人達も多いと思います。
 その人達と公約作成チームとの具体的な政策論議でストレスを発散させてはどうでしょうか。
 今日の毎日新聞は「ガラスの団結」など書いて居ましたが、この団結を本物にするためにも、彼らを公約作成に参加させてはどうでしょうか。
b.麻生降ろしの人達の考えている行政改革の意見は後記のように党のためにも有益です。
c.当初予定のマスコミ締め出しの懇談会には、暗いイメージ伴いマスコミ、得にテレビの冷やかしの的になって居ました。
 それと同様に密室状態の公約作成にも暗いイメージが伴い、マスコミの餌食に成りかねません。
 これは麻生さんの明るいイメージとま反対で、党の支持率の低下に繋がると思います。

・行政改革にはもっと充実した政策を
 「麻生降ろし派」の殆どが考えている行政改革の意見は絶対に入れること
 その理由は
a.国民が抱く閉塞感の一つは、企業などは厳しい合理化をしてきたのに、戦後以来、官僚制度改革には殆ど手をつけられず、官僚主導の政治が続けられていること です。
 もし麻生さんがマスコミの言うように本当に行政改革に反対か消極姿勢なら仕方がありませんが、その時は衆院選敗戦の確率90%は覚悟すべきでしょう。
b.行政改革は民主党の一枚看板です。
 もし自民党から民主党案と同程度かそれに勝る改革案がでれば、民主党の主張する争点が無くなります。
 あとは民主党は自民党が自党の真似をしたとか、お念仏のように「政権交代」を訴えるしかありません。
 そこを民主党の弱点の安全保障、外交、友愛精神に基づく問題の多い諸立法案や、価値観の違う社民党との連立問題を追求すれば、少なくとも政策論争では、自民党が優位に立つのはほぼ明らかです。(*注記)
 読売の報道では、衆院選の最大の争点となりそうな、官僚制度改革の自民党案で、今はっきりしているのは国直轄事業負担金の見直しと、道州制の検討だけのようです。
 これだけでは衆院選では政策論争の面からも自民党は不利な戦いを強いられる と思います。

・堂々と政策論争を
 今の情勢では余程のことがない限り民主党優位は変わらないようです。
 勿論自民党は政権死守のために頑張るのは当然ですが、万が一負けても日本がその方向を誤らないよう、後世まで禍根を残さないようにするのが政権与党として、そして政治家としての務めだと思います。
 たとえば、民主党政権が日米関係に無用なひびを入れたり、中国や北挑戦などと日本にとって不利な協定を結んだり、折角進みかけた教育改革を逆戻りさせるなどど、日本が国の方向を一旦誤ると村山発言のように、その禍根を取り去るなど限りない努力が必要になります。
 ここは徹底的に民主党の政策の問題点を追求し政権死守を図ること。
 万が一負けても、直ぐに復帰できるような負け方をすること
 そのためにも先ず衆知を集めて完璧なマニフェストを然も早く作って、民主党との本格的論戦を始めて貰いたいと思います。

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*注記:今日の読売新聞では全面広告で自民党と民主党の安全保障、教育、憲法に就いての政策の比較が出ていましたが、自民党はこの点に就いて、民主党が前回の全面広告の時のように、頬被りされないように、選挙戦や、マスコミなどの民主党との討論会では是非この点に就いて、集中的に論議して貰いたいと思います。
 教育だけを取り上げても、日教組の輿石さんが文科大臣や、副総理などなり(考えただけでも寒気がします) 、道徳教育反対、日の丸・君が代否定の考え方を学校教育に持ち込まれれば、今まで牛の歩みですが、少しづつでも改革されてきた教育が一挙に元に戻ってしまいます。
 公開の場での議論で、民主党が仮に政権を取っても、このような無茶なことををしないと言う言質を取って置く必要があると思います。

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自分達の責任は棚に上げ他の責任を追求する政治家達

2009-07-20 10:41:00 | 麻生内閣

 いよいよ明日、自民党では両院懇談会が開かれ、国会では解散と言うことになるそうです。
 それで懇談会関連のニユースをweb版から拾って見ました。

両院総会要求は腰砕け、封じられた「反麻生」
 自民党で麻生首相に批判的な議員の動きが行き詰まっている。
 中川秀直、加藤紘一の両元幹事長や塩崎恭久・元官房長官らは1時間程度の懇談会を開く方針を説明する細田幹事長に、「2時間、3時間とじっくりやって、初めて団結のエネルギーが生まれてくる」と食い下がったが、押し切られた。
 執行部は懇談会を「非公開」とした。「党内が荒れている様子が報じられると、また衆院選へのマイナス要因になる」と判断したためだ。
 党内では、中川氏らが議決権のある両院議員総会にこだわるのは、東京都議選などに関する首相の責任を追及した上で、麻生降ろしのための総裁選前倒しの動議を提出し、可決に持ち込みたい思惑からだと見られている。ただ、両院議員総会開催を要求するための署名に応じた議員には、「あくまで地方選総括の場で、麻生降ろしに利用されるのは心外だ」という声が強く、開催要求は腰砕け気味に終わった。
 中川氏らには、「ゴタゴタした印象を与え、地方選の足を引っ張った」と党内の視線も厳しさを増している。
 党東京都連は17日、麻生降ろしの動きに加わる衆院議員を支援しないとする内容の決議文
を党本部に提出した。
自民都議の怒り爆発!…細田幹事長の訪問に
 
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090716-OYT1T00847.htm
 細田幹事長が「我々国会議員が大きな悪影響を与えてしまった。申し訳ない」と頭を下げると、足立区選挙区で落選した高島直樹・都議団幹事長は「国会のドタバタで自民の支持者が離れたのは事実」と強い口調で批判。
 都議からは「(麻生首相に批判的な議員が)今でも署名を集めているが、早く選挙区に帰って活動するよう言ってほしい」などと注文がついた。

 両院懇談会関連の報道を見ると中川秀直さんたちの都議選敗北の総括をして、麻生降ろしに繋げたいという作戦は明らかに情勢を読み間違えているようです。
 東京都連は選挙前から党内のごたごたに就いて党本部に抗議文を出し、そして今は中川さんたちの行動が都議選敗北の大きな要因の一つと考えているようです
 細田さんは自ら都議達の抗議を聞いているので、中川さんたちの申し入れを一蹴したのでしょう。
 そして細田さんが、両院総会を開けば、都議選敗北の総括が、麻生降ろしのグループと都議連と同じ考えを持つ人達の非難合戦になり、その(そして多勢に無勢で麻生降ろしグループが負けるのは必至の)状況をマスコミを通じて面白可笑しく編集して報道されれば、また自民党の支持率低下に繋がることを警戒したのも当然です。
 勿論、今回の自民党の動きについては、朝日の逃げ切り狙い「麻生隠し」自民の両院議員懇談会
の見方もあるし、素人目から見ても僅かガス抜きどころか 、ストレスが溜まるだけで終わる1時間足らずの懇談会でなく、(後に書くように麻生さん以下党員全てが自分達の責任を確認した上での)時間を掛けて都議選の敗因を分析し、麻生さんもじっくり自分の意見を述べるべきだと思うのですが。

 何よりも心に引っ掛かるのは、中川さんたちが私のような素人でも判る、情勢判断を何故間違えたかの原因です。
 そこで少し考え過ぎかも知れませんが、自分たちのことは棚に上げて、全て人の責任のしたがる世の風潮にどっぷり嵌まって、自分たちの動きが他人からどう見られているかなど、なんの反省もなく走ったのかも知れません。 (そう言えば昨日の新聞で大島国会対策委員長が「都議選や静岡で負けた、総括しろ」という中川さんが参院選で負けたときの幹事長だと講演で触れたそうです。)
 また麻生降ろしの動きも、誰か人気のある人を首相にしてその人気のあやかろうと言う、人頼みの考え方も余りにも今風だと思いますし、(前にも書きましたが)従来型の適当な人を担いで裏から彼をリモートコントロールするなどの古い自民党の手法を踏襲するなど改革派としては考えられないやり方です。
 その自分の義務や責任を言わず、他人の責任ばかり追求する原因は、戦後以来の権利重視、義務・責任軽視の教育にあるのだという老いの繰り言になるのですが。
  少し理屈を言えば、前にも書きましたが、議会制民主主義の国ですから、今回の衆院選は小泉さんの就任から任期満了までの、つまり小泉・安倍・福田・麻生さんの自民党政治の信を国民に問われる選挙です。 (野党やマスコミの言う麻生さんが国民の信任を得ていないと言うのは明らかに間違いです。)
  そして小泉改革のプラスの分の評価すべきは勿論ですが、現在、自民党政権の足元を揺るがせている、その負の部分の責任について自民党全員がその責任を負うべきです。
  少なくとも都議選の敗戦は都連の人達は彼らの敗戦の責任の一つは中川さん達にあると考えているようでし、中川さんグループもその責任を痛感すべきです。
  自民党の人達はみな他の責任を追求するより、自分達の責任、小泉さんから麻生さんまでを選んだ責任、彼らの足を引っ張ってきた野党、族議員、官僚たちに対して、側面から内閣をどれだけ支援して来たかの責任などを痛感すべきです。
  もし、麻生さん以下全ての党員が、他人の責任を追求する前に自分の責任について謙虚に反省しておれば、中川さん達が言うように、両院総会も懇談会もオープンにできるし、会合で挙党一致体制を築き、細田さんの心配とは逆にそれをマスコミを通じて誇示することも出来ると思うのですが。
  更に挙党一致体制が確立すれば問題の密室の公約づくりもオープンにすることにより、より優れた公約も作れると思うのですが。
  果たして懇談会はどうなるのでしょうか。
  お互いに足の引っ張りあいをしてま政権を転がり落ちるのか、お互いに責任を認め合って起死回生の体制がとれるのでしょうか。
  後は自民党員たちの良識にかかっていると思います。

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自民党の内部抗争

2009-07-17 15:05:01 | 麻生内閣

 昨日から今朝にかけてのマスコミの報道では、麻生さんに批判的な中川秀直さん達が求めている両院議員総会の開催と党執行部が考えている議員懇談会のどちらになるか、自民党内の駆け引きが行われているそうです。
 これに関しての私の感想です。

[党内抗争より公約作りが優先だ]
 昨夜のテレ朝の「報道ステーション」で古館さんが「民主党がマニフェストを作りその説明のための資料を全国に配布しようとしているのに、自民党ままだ出来ていない。衆院選を前にして我々もその比較しなければならないが、自民党は党内抗争などする暇があれば公約を作るべきだ」と言う趣旨のことを言っていました。
 古館さんにしては珍しい真っ当な発言です。
 私も何度も書いているように、自民党も政権党ですから野党の民主党の負けないほどの公約は作ろうと思えば直ぐ作れると思いますし、次の衆院選は負けても勝っても両党ともその公約を元として堂々と戦うべきだと思いますし党内抗争などする暇はないと思うのですが。

[麻生さんの失政?と自民党の責任]
 テレビである批評家が「考えてみれば麻生さんにこれといった失政がない」と言って居ました。
 そう言えば野党の攻撃は麻生さんのリーダーシップ欠如は言っても、これと言った失政の例を殆ど口にしていません。
 勿論、麻生さんの「郵政改革はもともと反対だった」という、一国の首相としては許されない大失言、定額給付金については言い出しっぺの公明党との接触窓口だったこと、麻生さんが指示した地方分権、厚労省分割など頓挫と停滞、補正予算中の所謂「国立マンガ喫茶」、保留していた筈の高速道路建設の滑り込ませなどの失敗もあります。
 然しこれが自民党政権陥落の危機に、あえて麻生さんを引きずり降ろすほどの理由になるとは思えません。
 野党がこぞって攻撃して来たし今でもしている、定額給付金や高齢者医療制度は麻生さん就任以前から決まっていたことです。
 また自民党内閣の足元を揺るがしている、医療・介護制度の崩壊、地方の疲弊、教育問題、労働者派遣法の製造業務の派遣解禁、それを補うセイフティーネット整備不足などの大きな問題は、全ては小泉さんの政策がもたらしたものであり、年金問題は小泉さん~安倍さん時代から判っていたことです。
 前にも書きましたが、日本は議会制民主主義の国ですから、今回の衆院選は小泉さんの就任から本来その任期の切れる筈の現在までの施策について国民の信任を受けるべきであり、その責任は小泉、安倍、福田、麻生の各氏とそれを支えてきた(中川秀直さん、武部さんを含む)自民党の人達全員でその責任を負うべき です。
 今回の会合には、先ず自民党議員の全員が今までの自民党政治の責任を負うと言う、謙虚な態度で審議を進めるべきです
 何でもかでも他人の責任にしては、選挙を前にして党内バラバラの印象を与え、野党やマスコミを喜ばせ、更に麻生内閣と自民党の支持率を落とすだけです。

[選挙直前の会合のあり方]
 一般の人達が考える選挙直前の会合のあり方は、
 会合の前に(密室での)都議選など地方選の敗因の分析とその対応策の決定
 会合で敗因分析の結果、その対策の発表と承認
 団結の確認
と対外的に奇麗事で済ませ、良い所を見せて終わるのが普通です。
 話しによると今回の会合はマスコミにフル・オウプンだそうですが、伝えられる反麻生グループは麻生さん(と党内の)ボロをマスコミの全面に曝け出す作戦のようです。
 そんな自民党の支持率低下というリスクを冒して、仮に他の総裁を選んでその支持率がどれだけ上がのでしょうか。
 マスコミ受けの点から言って、一番意外性のあるのは小池百合子さんの起用ですが、マスコミが小泉さんの時のように、選挙中に大きく取り上げて呉れ、他の候補者にどれだけプラスになるでしょうか。
 小泉さんの時は郵政改革賛成か否かが争点でしたが、改革派の中川秀直さんが訴えたいと思う官僚制度改革は民主党も言って居ますので、争点にも話題にもならないから、ただ小池さんを画面に取り上げるだけの結果になりそうです。
 だから訴えるとしたら、民主党が弱い財源問題、安全保障、外交、友愛精神に基づく諸立法を突くしかないと思いますが、これは麻生さんの考えと殆ど変わらないと思いますが????
 それよりも、マスコミの面前でこの儘では間違いなく起こる党内抗争を曝け出して、あと挙党一致で衆院選に当たれない、そしてそれが選挙に及ぼす悪影響が如何に大きいかを考えるべきです
 これは「普通のおっさん」を自認する私の意見ですが、一般の人達も殆ど似た考えをもっていると思います。
 中川秀直さんや高橋紘一さんなどの発言など地もとの人達は支持しているのですかね?
 批評家の中には、自民党内の動きに「くだらない」とか「みっともない」とか言う人達もいるようですが、反麻生のグループの人達の動きは、(本人たちは大まじめで考えているのでしょうが)何だか浮世離れをしているような気がしてならないのですが

追記:15.00現在で執行部は内輪の議員懇談会を開こうとしているのを、反麻生グループが巻き返しを図っているそうです。

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石原伸晃さん、平沢さんへ

2009-07-15 12:24:31 | 麻生内閣

石原伸晃様、平沢勝栄様
 今回の都議選では大変ご苦労様でした。
 今自民党はこの件に関して大揺れに揺れているそうですが、素人の私の意見も聞いて頂き何らかのヒントにでもなれば幸いです。
[麻生降ろしをしている人達の責任は?]
 昨日の自民党総務会での、加藤紘一さんの「幹事長の責任を明確にしろ」、武部さんの「責任は執行部にある」、丸山和也さんの東国原さんへの衆院選出馬を求めことに対する批判、古賀選対委員長の突然の辞意表明のニユースに、政権交代論者である私でさえ呆れから怒りさえ覚えて来ました。
・彼らは戦う相手を間違えているのでは無いのでしょうか。
・所謂麻生降ろしている彼らや中川秀直さん達の責任はないのでしょうか。
  マスコミで良く言われる麻生さんを担いだ責任は?
・今頃こんなことをやっていて衆院選に間に合うのでしょうか。
・都議選の日からのマスコミの論調は一変して、都議選の敗退の当面の一番の原因は自民党の内紛だ、これからは自民・民主とも堂々と政策論争をすべきだと、珍しく真っ当なことを言っていました。
今回の都議選で同じ政権与党である公明党が1議席殖やした意味を良く考えるべきです。
・先月の17日に自民党各都道府県連の幹事長達は、麻生首相に批判的な一部国会議員について、「理解に苦しむし、目に余る。愛党精神のかけらもみられない国会議員に、党本部が処分を含めて対応することを強く要望する」との決議を採択したそうです。
 この決議を無視して内紛に明け暮れた人達の責任は何もないのでしょうか。
 そしてこのことを一番も痛感していたのは、東京都議連の人達だと思うのですが。
 報道によれば都議選敗戦の総括をやるそうですが、責任者の石原さんや平沢さんは勿論、都議の代表者も是非論議に加わって貰いたいのですが。

[今回の衆院選は小泉内閣以来の諸施策にたいする審判]
・日本は議員内閣制ですから、野党が言うように安倍・福田・麻生さんに対する国民の信任が得ていないと言うのは間違いで、今度の選挙は小泉さんから麻生さんまでの内閣の信任を問う選挙です。
 つまり小泉さんのやって来た諸改革とそれをフォローしてきた麻生さんまでの施政に対して国民の審判を受けるのです。
  そして今、麻生さんを苦しめているのは、医療崩壊、福祉政策など小泉改革の負の部分と不幸にもその問題を増大させた、米国発の大不況と小泉さんが仕残した年金問題です。
  小泉改革の信奉者が小泉改革を完全にするために、直ぐにでもやらねばならぬことは、小泉改革を推進することでなく、その負の部分の修復です。
  この点で彼らはどれだけ貢献したのでしょうか。
  一般の眼から見れば傍観していたとしか思えないのですが。

[看板を変える意味]
・それを目先を変えて、新たな総裁を選んで、仮に一時的に支持率が上がっても、議院内閣制の日本です小泉さん以来の自民党の施策に対する国民への審判は変わらないと思います。
 反麻生と言われる領袖の加藤紘一さん、中川秀直さん、武部さんとも幹事長経験者ですから、麻生さんを降ろすのなら、堂々と自分で総裁候補に出れば良いと思うのですが、その結果は本にも良く承知なので、国民に人気のありそうな舛添さん、小池百合子さんなど選ぶのでしょう。これでは安倍さんや麻生さんを担いだ手法と全く同じです。
 国民が自民を見限りかかっているのはこのリーダーを担いで裏でリモートコントロールする手法に違和感を抱いているのは一因と思いますが、相変わらずこれを踏襲しょうとしているのは、改革派のやる事でしょうか。
  私は今までのマスコミ、特にテレビの傾向から考えても、自民党ないの動きを見透かしたような報道をし、それに乗せられる一般の人達の反応を考えると、頭をすげ替えても、自民内閣の支持率はせいぜい微増が、逆に低下する可能性が高いと思います。

[自民党が今やらねばならぬこと]
・一番の問題は自民党の政権陥落の可能性が限りなく高くなった今自民党が考えねばならぬことは、
a.選挙は勝つつもりで戦うのが当然だか、同じ負けるにも後の政権奪回に役立つような負け方があること
b.未経験の民主党が政権を取って国を誤らせないこと
  つまり安全保障、外交問題、日教組を抱える民主党の教育政策、官僚制度改革での官公労に属する人達の処置、所謂友愛精神に基づく外国人参政権など諸施策等、後々まで禍根を残さないようにすること
c.その為党の総力を上げて、出来るだけ完璧な公約を作り、民主党と堂々と政策論議をすること、そして民主党の公約の問題点や民主党が政権獲得のために意識的?に外した諸施策をの追求すること
d.そのために党内で挙党一致で事に当たること
だと思います。
 東京都議連で重要な地位を占められている石原伸晃さんは堅実な考えをお持ちの人のようですし、平沢勝栄さんはテレビで率直に正論を述べられているのを聞いています。
 今回の都議選の総括などに当たっては、お二人の積極的なご活躍と率直なご発言を期待しています。

追伸:これを書いた後、今朝のテレ朝の「スーパーモーニング」で加藤紘一さんか、自民党の内紛の説明を延々として居ましたが、内幕の弱点を暴露するなど、普通の人達の常識では考えられないことです。
 自民党の一部の人達は何故廻りの状況が見えなくなっているのでしょう。

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都議選の結果を読む

2009-07-13 16:30:53 | 麻生内閣

 今回の都議選では一般の予想どうり民主党の圧勝と自民党の大敗に終わりました。
 政党別にみると民主が54議席(現有34議席)、自民が38議席(同48議席)、公明が23議席(同22議席)、共産が8議席(同13議席)、東京・生活者ネットワークが2議席(同4議席)、無所属が2議席(同3議席)でした。
[私の意見]
<都議選の結果の解析>
・民主党は政権交代の波に乗ったこと
・共産党は(私の予想外に)5議席も減らしたのは、東京・生活ネットワークと共に政権与党反対の票が民主党に呑み込まれたのでしょう。
・社民党が議席回復出来なかったのは、民主党との協力路線で社民党色を出せなかったことと、私が何時も言う憲法反対に拘るあまり、本来あるべき国民政党の立場から離れて民心を失い続けている証拠だと思います。
・国民新党は候補者すら立てず、民主党応援に徹して、よそ目にはまるで民主党の一派のような動きです。
 同党はこの後の成長を望むのなら、民主党でなくで何で国民新党かであることを訴えるべきだと思います。
 気のせいかも知りませんが党首の綿貫さんの影がすっかり薄くなったようですが、私の心配を裏付けているのでなければ良いですが。

<党内バラバラの自民党>
  そして肝心の政権与党の自民・公明は全く違う結果を産みました。
 公明の1議席増に対して、自民の10議席減です
 公明は創価学会の締めつけも大きかったと思いますが、少なくとも党内の混乱が無かったことも一因と思います。
 党の纏まりと言えば、民主は政権奪還を目の前にしていることもありますが、小沢さんの代表からの引退の危機を乗り越えて、党ないでは纏まったきました。
 そしてテレビのニュース報道や関連番組で気付いたのは、昨日のテレ朝の「サンデープロゼクト」からフジテレビの夜の「サキヨミ」、今朝のテレ朝の「スーパーモーニング」、午後の日本テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」まで、自民党内の麻生降ろしなど党内の纏まりが悪かったのが選挙に不利になるとか、敗因の大きな原因だとあげていたことです。
 自民党員、特に麻生降ろしや麻生さん批判に走った人達は、公明党勝利、自民党敗退の結果を重く受け止めるべきです。
 そしてテレビに乗せられて、(良い気になって?)恥ずかげもなく党内の纏まりのなさをテレビの前に曝け出し、そしてそのテレビから党内の不一致が敗因の一つだと批判されているのです。
  また麻生降ろしをした人達は、都議選を目前にした自民党都議連からの党内の内紛を党本部に抗議したのを無視して内紛を続けて迷惑を掛けた都議連に謝罪すべきです。
  そして麻生さんや自民党の苦境は、小泉内閣の改革推進の負の部分の発生と米国発の金融破綻と不幸にもシンクロナイズして仕舞ったことです。
  麻生降ろしの中心の人達は、いまやるべきは改革の負の部分の修正であり、次にさらなる改革をすべきなのに、麻生さんの改革への弱腰を批判ばかりしてきました。
  然し、午後の報道によれば、麻生さんは解散を週明けの21日以降に先送りし、衆院選を「8月18日公示―同30日投開票」の日程とすることを決めた。 (読売新聞より)

<自民党のこれから>
  私は前々からもし自民党が負けることがあれば、その原因
麻生さんのリーダーシップ不足
・官僚制度改革の弱腰
・党内挙党一致の反対に党内がバラバラ
の印象を国民に与えてことだろうと書きました。
  つまり党内基盤が弱く人が良い麻生さんにリーダーシップを発揮して貰うように挙党一致で支えること(実際は足を引っ張りまわしていた)
  例をあげれば麻生さんが指示した地方分権の反応が乏しければ、一般党員も族議員や反対する官僚の働きかけし、分権の一つでも成果が上がれば、麻生さんや自民党の支持率が(多分)急上昇するところでした。
(実際はすべて内閣任せで静観の印象)

  今日の麻生さんの決断に対して、どのような反応が党内に出るか判りませんが、自分たちが総意で担いだを首相を、小異を排して大同について、挙党一致で支えて行くのが民主主義の道だと思うのですが。 (戦前派の私は「民主主義」など振り回するのは抵抗がありますが、人の道としても当然のことだと思います。)
  そしてこれからは上記のテレビでも言って居ましたが、自民党もがっちりした公約を作って堂々と政策論争するように挙党一致でことに当たるべきです
  その中で改革推進派の人達はその意見を党の公務担当者のに申し入れ、受け入れられなければ議論し説得すれば良いと思います。
  もし公約で官僚制度改革・地方分権など民主党より良い案が出れば、民主党の主張することがなくなり、今までのように「政権交代」をおまじないのように言うしか無くなります。
  そして何時も言うことですが、安全保障、外交など民主党の主張の弱点をつき、その弁解を引き出すことは、仮に民主党政権になっても日本が方向の誤らないこと、村山発言のように、後々まで禍根として残ることを防がねばならな思います。
  それが自民党としても政治家としてのあるべき姿と思います。
  勿論、政治家ですから選挙に勝つのは当然ですが、勝つにしても負けるにしても、自民党で残る道は挙党一致しかないと思うのですが。
 
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小泉さんと今の自民党(政党政治の終わり?)

2009-07-12 12:36:20 | 麻生内閣

 今日ネット上で気になる記事を見つけたので紹介します。
 それは京都大学教授の佐伯啓思
さんの「政党政治の終わり?と言う産経新聞への寄稿です。
 
最初にお断りしたいのは佐伯さんの主張は、自民党の東国原さん起用反対ですが、それより彼の文章の中に幾つかの考えるところがあることを紹介したいと思ってこの文を書いています。(それで東国原さんの件に就いての私の意見は注記で纏めていますのでご了承下さい。)

 今日の日本の政治を見ているとマックス・ウェーバー の『職業としての政治』の本ででウェーバーが論じていた危惧を思いだす。
 第一次大戦後の混乱した世情を背景に、ドイツを代表する知識人であったウェーバーはドイツの政党政治が行き詰まり、代わって、大衆的人気をもつ大衆扇動家や、信条の純粋さをもっぱら訴える若者たちの登場を、幾分の危惧をもって論じている。既成の政党政治は、人々の情緒や要求をそのまますくいとることはできない。だから、人々は大衆の心をわしづかみにして大衆の支持を背負ってさっそうと登場するカリスマ的政治家の到来を人々は待ち望む。政党も選挙に勝つためにカリスマ指導者を求めようとする。この新しい政党指導者は、大衆に直接訴えかける大衆扇動家以外にない。
 そこで究極の選択肢は、カリスマ的政治家と機械のようなその追随者からなる「指導者民主政」か、カリスマ的要素をもたない職業政治家による「指導者なき民主政」である。後者は、実際上、政党による派閥政治といってよい。
 カリスマ指導者とは、実際は大衆扇動家であり、その登場は民主政治を破壊するものなのである。
  ウェーバーさんの危惧が見事に当たってヒットラーとそれに信奉するナチス出現→独裁政治・アウシビッツの虐殺→ソ連、フランスなどに侵攻→ドイツの敗戦まで繋がりました。
 ヒットラーで直ぐ連想するのは小泉さんです。
 郵政改革に賛成か、反対かの選挙戦。
 自民党の反対派の追放→刺客派遣→小泉さんの演説に手を振る小母さんたち→選挙中に一方的にその報道するマスコミ、特にテレビ。
 私は小泉さんが佐伯さんの言う大衆煽動家とは思いませんが、今までの同志を冷酷に切った彼の演説を熱狂して迎える聴衆の様子を報道するテレビから、ヒットラーの演説に熱狂するドイツ国民の姿を思い浮かべていました。
 小泉さんはそして圧倒的な勝利とマスコミの無批判または支持の中で強引に彼の政策を進めてきました。 (ちょうど橋下さんの暴言ともとれる発言に対して支持率に弱いマスコミの批判が殆どないのと良く似ています。これが麻生さんなら決して見逃さないのでしょうが。)
 小泉さんは民主政治も「ぶっ壊すと言った」自民党も破壊しませんでしたが、日本の政治の様子を変えて来ました。
 つまり小泉さんの戦略に乗せられて、心ならずも小泉さんを大勝させたマスコミ特にテレビはその報道力の強さに目覚めたのです。
 そしてテレビ会社の経営の問題からと思いますが、最近のニュース報道の時間の拡大です。
 そして、が安倍さんから麻生さんまでの政権のもとでの、「政治と金」、選挙中の「絆創膏報道」,大連立の裏側報道、そして麻生さんの失言、中川さんの朦朧会見、自民党内の不規則発言などなどの繰り返し放送で、安倍さんの大敗など、最近では麻生内閣の支持率低下など、政治に大きな影響を与え始めました。
 その結果が、自民党内の不規則発言の増大などの体制の緩み、世論調査の結果に動かされる政局、政治の軽薄化です。
 政党政治の特徴は、政治家は政党の中で実績を積み、そして周囲の承認があってはじめてそのトップの座につく、という手順を踏む。この手順を踏む中で政策をかため、また調整能力を身につけてゆく。面倒な手続きではあるが、人の上に立って人を動かす政治家を作り上げるにはいささか時間と手間がかかるのである。 (*注記)
 ところで、総選挙が近付いているが今回の選挙においては、大きな争点が全く存在しない。
 いや、正確にいえば、存在はするはずだ。経済危機以降の日本経済、安全保障、環境問題、雇用、教育など問題は山積している。にもかかわらず、それを争点にできないのが今回の選挙なのである。
 その結果、ほとんど唯一の争点は、政権交代の是非そのものになってしまった。政策が争点となった結果として政権交代が生じるのではなく、政権交代そのものが争点になってしまっている。手順をここまで省略してしまうと政治の簡便化もはなはだしいが、別の見方をすれば、政権交代、すなわち権力の移行のみを争うというむき出しの政治が露呈してしまったともいえよう。

   そう言えば民主党の鳩山さん、小沢さん、社民党、国民新党も最近の発言は「政権交代一本槍」で、自民党の政策批判は殆どなし。
 それを繰り返し報道するテレビ。
 たまにあるとすれば、鳩山さんと自民党閣僚の政治資金問題と、いつ解散するかだけ。
 佐伯さんの言うように日本の未曽有の時期に、特に次期政権を担うかも知れない民主党の政策論議に就いては僅かな討論番組を除いては、ニュース報道の中では殆ど放送そされません。
 唯一の救いは、読売と最近では毎日の自民・民主の公約比較の報道だけです。   (朝日については見る機会がありませんので。)
 唯、問題は日本の方向を決める一大勢力の浮動層と言われる人達の情報の収集源はテレビで全く新聞を見ないと言う人も多いそうです。
 権力のみを手繰り寄せることが目的となってしまうと、民主政治は必然的に大衆扇動家必要とする。幸か不幸か、自民党が選挙に勝つために利用しようとしている大衆扇動家が、せいぜい東国原宮崎県知事程度であるというのでは、今日の日本の民主政と政党政治の質が露呈している。 (*注記)
 大衆の支持を調達するために大衆扇動家や著名人をとりこんで権力を手繰り寄せようとする政治は、政党政治を破壊してしまうだろう。端的にいえば、「大衆的なもの」との安易な取引は、政党に活力を与えるどころか、政党から何か決定的なものを奪い取ってゆくだろう。 (*注記)
 それは「義」という言葉に通じるような何かである。政党とは、あることをなしとげるための信頼する人々の集まりだとすれば、政党政治を支える精神は、相互の「信」と「義」以外にはないだろうからである。
   信義の問題に就いては、東国原さんの問題を離れて、麻生さんを担いで自民党員の中には形勢がおかしくなりかけると、頭をすげ替えようとする人達の麻生さんや国民に対する信義はどうなっているのでしょう。
 自民党は安倍・福田・麻生の三人を担いで今まで日本の国政を担ってきました。
 自民党はその責任はその儘の形で国民に信を問うべきです。
 選挙間近になって頭をすげ替えて、「いや自民党はこのように変わりましたので、今までのことは忘れて下さい」など言って誰が自民党を信用するでしょう。。  

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*注記:東国原さんのことについて
 私は東国原さんの「総裁候補にしてくれ」発言には佐伯さんが言うほどの論議の余地はないと思っています。
・東国原さんは誰が見ても大衆煽動家ではない、マスコミがチャヤホヤしているだけだ。
・東国原さんの出馬依頼は自民党の看板にしたい以外の理由は全くない。
・自民党の中からは彼の発言に対して強い反発が出ているので、選挙前に彼が総裁候補になれる可能性は非常にすくない。
・世論調査でも東国原さんの出馬に対して反対が殆どだ。(私は反対者の大半が彼の独特の個性を愛している人達で、彼の将来を心配して反対しているのだと思います。)
・ネット上では彼の出馬の件については殆ど無視されていること。
 だから仮に東国原さんが総裁候補になるハプニングがあっても、騒ぐのは軽薄なテレビだけで、国民の大半冷めた眼で彼を見るだけで、彼がヒットラーや小泉さんのように、大衆を引っ張る力はないと思います。

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自民党が今やらねばならぬこと

2009-07-09 11:45:59 | 麻生内閣

 昨日の報道から
民主党の衆院選公約最終案
(読売より)
・民主党が次期衆院選で掲げる政権公約の最終案が7日、明らかになった。
・1人あたり月額2万6000円の「子ども手当」などの新規の重点政策の必要経費は、衆院議員の任期切れを迎える4年目の時点で年間約16・8兆円だとした。
・財源確保の道筋を示すため、公約には、主要政策の実施時期を明記した工程表を盛り込んだ。政権獲得後初めての当初予算編成となる2010年度から、ガソリン税暫定税率の廃止と公立高校教育の無償化を完全実施、子ども手当は10、11年度は半額の1万3000円とし、12年度から2万6000円を支給、農家に対する戸別所得補償制度は10、11年度に制度設計や法整備を行い、12年度から完全実施する。
・高速道路の無料化は10年度に地方など一部で実施し、順次拡大する。完全実施の時期は「早期を目指す」とし、明示を避けた。
・財源は「税金の無駄づかいの根絶」と、特別会計の余剰金である「埋蔵金」の活用などで捻出。16・8兆円は、〈1〉ダムや空港整備など公共事業の半減で1・3兆円、国家公務員人件費の2割カットで1・1兆円など、歳出改革で9・1兆円〈2〉埋蔵金の活用や基金の取り崩しで4・3兆円、租税特別措置の見直しで2・7兆円など、歳入改革で7・7兆円――を賄う。消費税率は4年間据え置くと明記。

静まりかえる自民党・「嵐の前の静けさか…」・各派領袖「腹の探り合い
 ・東京都議選の投開票を12日に控え、自民党は奇妙な静寂に包まれている。麻生太郎首相は主要国首脳会議出席、解散を見据え、多くの衆院議員が選挙準備は地元選挙区に張り付いているためだ。然し都議選で自民党が大敗すれば「麻生降ろし」が本格化するのは必至の情勢だ。派閥領袖らはさまざまな思惑を秘め、水面下の動きを続けているが、自民党への逆風をはね返すような好材料は見つかっていない。
・「麻生さんはリリーフピッチャーだ。衆院選後に新総裁を選べば、また民意を得ない総裁となる。だから総裁選をやって先発ピッチャーを選ばなければ…」と武部勤元幹事長は1回生議員らの勉強会で、おなじみの総裁選前倒し論をぶち上げた。だが、出席者はわずか5人
「反麻生」の急先鋒の山崎拓、加藤紘一の両元幹事長が7日午後、高村正彦前外相、船田元元経企庁長官らを国会図書館に集め、秘密会合を開いた。出席者からは「麻生降ろしになると党のイメージがますます悪くならないか」など消極論が相次ぎ、何の結論も得ないまま終わった
・麻生降ろしが本格化しない最大の理由は
 もし都議選後に首相を退陣に追い込めば、安倍・福田前首相に続く「政権放り出し」批判を浴び、誰が新総裁になっても自民党は「政権担当能力なし」のレッテルを張られてしまう。加えて「ポスト麻生」有力候補が絞り込めない状況で総裁選となれば、候補乱立となり、党が瓦解する危険性もある。
 また、いま声高に麻生降ろしを叫べば、都議選敗北の「戦犯」にされかねない。反麻生勢力のリーダーである中川秀直元幹事長が鳴りを潜めているのは、それを考慮したからだろう。
・各種世論調査で都議選の苦戦は伝えられるにもかかわらず、逆風をはね返す好材料は見つかっていない。自民、公明両党は、民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金収支報告書の虚偽記載問題の追及を続けているが、世論の反応はいまひとつ。東国原英夫宮崎県知事や橋下徹大阪府知事ら地方首長との連携も思うように進んでいない。

[私の意見]
・予てから批判されていた民主党の公約の財源案には、首を切れない公務員の人件費のカット自然減を待つしかないなど、問題はまだあるようですが以前の案よりかなり改善されてきました。
 それには一部マスコミの批判もありますが、やはり政権与党の批判が民主党の公約に大きな影響を与えてきたのだと思います。
 つまり仮に民主党が政権を取っても、少なくとも予算面では、国民を驚かせ、怒らせ、嘆かせる可能性が少しでも減ったことになるでしょうし、またはなるかも知れいのは、自民党・公明党の功績です。
・然し財源面以上に民主党政権が抱えている問題があります。
 それは鳩山さんの友愛精神、「日本の領土は日本人のためだけであるのではない」の考え方が、日本の安全保障や、それが他国を利するばかり終わりはしないかと言う懸念が民主党に反対する人達の大きな理由です。
 その象徴的なものが、鳩山さんの主張する東アジア共同体構想、外国人参政権、人権擁護法案などなどです。
・その他にも公務員制度改革を訴えていますが、民主党の支持母体の官公労に所属する公務員の取り扱いをどうするか、合理化の対象が高級官僚だけに終わり、大多数を占める下級公務員はそのままと言う尻すぼみに終わりはしないでしょうか。
日教組に支持されている民主党の教育関係の政策はどうなるのか、教師の土曜の休日化が裏の目的の悪評高い「ゆとり教育」に逆戻りするのかなとなどの心配や、人的資源しかない日本の技術向上のための学力向上より、「右へならへの教育」に戻りはしないかなどの心配もあります。

・自民党は今政権陥落の危機に立っていますし、その可能性も大きいと思います。
 そのために鳩山さんの資金問題追求も必要かも知れませんが、その前に自民党がしっかりとした公約を作ることです
 そして民主党とがっぷり四つに組んでの政策論争をすることです。
 その中で前にも書いた懸念材料について、財源問題と同様に民主党の政策の不備を突くべきです
 私は自民党が論理的に戦えば、鳩山さんの友愛精神に基づく政策や、支持母体の主張に基づく政策のボロはいくらでも出ると思うし、自民側の批判に対して、民主党もその政策の転換を迫られると思います。
 自民党から言えば、民主党の言質を取って置き、万一自民党が政権から陥落しても、日本の方向を誤らせないようにするのが、政治家のあり方であり、今の政権与党の責任だと思います。
・勿論、自民党は必勝を期して戦うのは当然ですし、都議選にも知名の政治家を総動員して応援に当たるべきです。(*注1)
・問題は政策論争をしようとしてもマスコミが取り上げてくれない可能性が高いと思いますが、自民党寄りと言われる産経や読売系のマスコミに取り上げて貰うように働きかかける必要があると思います。
 幸い読売では今、シリーズで「衆院選政策点検」として自民・民主の政策の比較をしています。(*注2)
 是非他のマスコミもこれに倣って欲しいのですが、果たしてどうなるでしょうか。
 テレビも是非そうして貰いたい物ですが、バラエティー化したニュース報道の姿勢ではそれは無理な話しか知れません。(*注3)

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*注1:都議選や衆院選の自民党有力者の応援について
 麻生さんも人気がないかも知れませんが、武部さんや中川秀直さん、山崎拓さん、加藤紘一さんなど麻生降ろしに関係したと言われる有力者の選挙応援は遠慮して貰った方が良いと思います。
 何故なら麻生さんを嫌いな人から言っても、(嫌いな)麻生さんの足を引っ張る人達は(嫌いな)麻生さんより遥かに嫌われていると思うからです。
 私はこの中の何人かは本人自身が落選しそうな気がしてならないのですが。

*注2:読売の自民・民主の政策比較
 今日は「政策決定システム」の比較で、族議員の干渉など党の影響を受ける自民党と、党と内閣分離した形で、官僚の党側への根回し禁止する民主党案の比較をしていました。
 その中で「各省の局長以上にはいったん辞表を提出させる」という民主党の方針は
撤回されたことを始めて知りました。

*注3:軽薄な毎日放送
 昨日の毎日放送の麻生さんのサミット参加の報道で、麻生さんとホスト役の浮名を流しているベルルスコーニ首相の二人とも失言癖があること、支持率が低下していると言う似た点があると指摘、市民のイタリヤの首相の批判や、麻生さんの日本の水害地視察のさいの失言を放送しました。
 そして最後には支持率低下と言ってもイタリヤの首相40数%あるのに、麻生さんは20%すれすれだと軽蔑したように締めくくっていました。
 サミットの重要さを報道して、オマケとしてこのことを放送するのならまだ判りますが、サミットの報道はこの麻生さんのイタリヤ首相の比較だけ。
 毎日放送の悪意・軽薄が私の感想ですが、他の民間放送も似たりよったりの報道姿勢をこのまま続けるのかと思うとうんざりします。

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