変拍子と仲良く♪

 

 　5拍子、7拍子などが頻繁に出てくるようになって、戸惑うことも増えていますね。発声練習などのウォームアップ時に短時間でも良いので時々取り上げておくと練習がスムーズに運ぶのでお勧めです★

　先日の千葉Laかおるんご。先月のステージでもかおる作曲Clapping　musicも披露してくれた5拍子得意な彼女たちに、より高い要求をしてみたところ・・・＾＾；；予想外の出来栄えでワクワクしたので練習法をご紹介しますね。

　コロナ禍が少し落ち着いて、かおるめそっど定番のエンジン練習も復活、お部屋にかおるせんせも一緒に丸くなってスタンバイ。

　A　2拍　B　3拍　C　2拍　D　3拍・・　　と、時計回りにひとりずつ繰り返してゆくと5拍子が続いてゆきます。　

　ヒトは1拍目を強くたたくので、自然に２＋３　のアクセントがついて、受け渡しがうまくいけば綺麗な5拍子になりますが、間が空いたり同じtempoを踏襲できないといびつなリズムに。「リズム感」と、呼ばれるものは、アンサンブルにおいてはこのような平易な作業の中から培われてゆきます。仲間と同じものを求めて行くという姿勢が重要だからですね。

　これを、開始する人をひとりずらせばこんどは先ほどと違う方の数を叩く練習に。それもクリアできたら回り方を逆に、反時計回りに。このように役割を変えて何度か繰り返すうち、彼女たちの耳には何十回もの5拍子が刻まれてゆきます。そう、5拍子を練習できてしまっている！♪

　

　今回はこの上に五度音程を付加しました。即興で作曲してもらったの！

A　ドソ　B　ソソド　C　ソド　D　ドソド・・・　などど、ドとソを使って前の人と同じにならないようにという条件で回してゆくと。　　おぉ。今度は5拍子のmelodyが延々と続いてゆきます。

　こんな作業、ドキドキしちゃうので　思わず止まったり、「ソ」と言いながらドの音程を出してしまったり、tempoが転んでしまったり・・と、事故多発＾＾　そのたびに　ありゃ～　と笑いながらともかくスタートの人までたどり着いた後はみんなで　やったぁ！の歓声と拍手。そう、これもみんなで一つのことを完遂するという確かな成功体験の共有☆彡　　こういう小さなことの積み重ねこそ、心を寄り添わせるアンサンブルの発芽であるとかおるめそっどは確信しているのです♡

　今回は変拍子と仲良くなるための方法でしたが、曲中速くなってしまうときなどは、4拍子を　１＋３に分けて二人で作っていく形にして回すと、速さをKeepする訓練になります。メトロノームが4拍ごとにち～んと刻むのを聞くより、体を使ったこういう練習の方が着実にリズム感としてしみ込みますので、学校現場で是非ぜひお試しくださいませね！

　

　楽器という媒体を使わず体で奏でるわたしたち。吹奏楽の練習とは異なるアプローチ法が効果的。このポイント、どうぞ学校の先生達、心に留めてくださいませ＾０＾★　応援しています！

　今日はTさんがお休みをとったそうで、早朝サンドイッチを作らずに済むのに、やっぱりいつもの5時前に起きちゃった＾＾；　　9時に寝てるから大丈夫なんだけどね？へへへ。　今時小学生でもこんな時間に寝ないよね　きっと　笑　　

 

 

 

 

 

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