南大沢昆虫便り

八王子市南大沢より、昆虫に関する情報をお届けします。
昆虫の専門家ではないので、間違い等ありましたらご指摘ください。

昆虫そろそろ

2017-03-22 21:13:43 | 昆虫いろいろ

一昨日は大変寒く、昨日は風は強かったが大変暖かくなった。

気温も上がってきたからか、長池公園の手すりではやっと少し昆虫が見られるようになってきた。

昨年の3月21日に載せたカワゲラと同じと思われるのが、手すりの上に複数見られた。

昨年とほぼ同時期の発生である。

 

 

そしてオビアカサルゾウムシかなと思われるのをMさんが発見したが、すごく活発に歩き回っている。

 

 

2枚写真を撮って、少し静止したのをじっくり撮りたいと、「とまれ!!」と手すりをたたいたら、即落ちてしまい行方不明。

うーん、少し強くたたきすぎたかな。

あまり良い写真が撮れず、残念だった。

 

  

実は、昨日はたいへん贅沢な長池公園観察会でした。

 

今、自然館のギャラリーで、高橋修・写真展「小人になって花探検Ⅱ 」が行われていますが、その写真展を見に昆虫写真家の新開さんが来られるというので、自然館でお会いした。

写真展を見た後、私の知人のMさんも加わって、公園内を写真撮影をしながらゆっくりと回った。

先ほどのカワゲラを撮影している時、写真展を開催中の植物写真家の高橋さんも来られ、なんと専門家からのカミキリムシ等々の昆虫の話、スミレなどの植物の話をいろいろと聞きながらの観察会となった。

そして写真展会場に戻ってからは、展示写真の植物の話を聞き、さらにはお二人からカメラ、レンズ、フラッシュ、そしてマクロ撮影についても教えていただいた。

昆虫も植物も一度に教えてもらうという本当に贅沢な半日でした。

ありがとうございました。

 

高橋修・写真展「小人になって花探検Ⅱ 」は、今月いっぱい長池公園自然館で開催中です。

 

 

 

 

 


ビロードツリアブ

2017-03-20 20:58:46 | ハエの仲間

今日は春分の日で温かくなった。

横浜市の新治あたりではとっくにビロードツリアブやミヤマセセリが見られているようだが、やはり尾根幹線の北側の南大沢は気温が低く、やっとビロードツリアブが見られた。

しかし、ミヤマセセリやコツバメももうじきだろう。

 

清水入緑地の遊歩道で、ビロードツリアブが足元を飛んでいたので撮影してみた。

 

 

 

 

ホバリングしているのだが、移動し始めると早い。

 

止まったところも撮影してみる。

 

 

今日は、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII に、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO + M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14 をつけて、試し撮りをしてみた。

このレンズとテレコンは最近入手したので、まだ本格的に昆虫撮影はほとんどしていないが、今年は楽しく撮影できそうだ。

というのも、150mmに1.4×のテレコンで210mmになり、35mmフィルム換算では420mm相当だが、70cmくらいまで近寄ることができる。

10mmくらいの昆虫なら、ごく近くまで近寄らなくても、トリミングしてあるがこの程度に撮ることができる。

これは使えそうだ。

 

トンボの飛翔などいろいろと撮りたいものがあるので楽しみである。

 

 

 

 

 


アリがいた

2017-03-17 21:23:39 | アリ

最近、あまり昆虫も撮影していなくて、と言うか見つけられなくて、野鳥撮影の方が多いくらいです。

野鳥は、「南大沢季節便り」に載せていますので、そちらもよろしくお願いします。

 

小さな虫は活動を始めましたが、アリを見る機会が多いですね。

アリはあまり種類を調べておりませんが、これは何だろう。

 

 

たぶん、普通にたくさんいるアリだろうと思うのですが?

 

 

ぐるぐる回って、目が回らないのか?

そんなわけはないか。

 

 

今日はかなり暖かくなったので、もうすぐですね、虫が活動し始めるのも。

カメラも、レンズも試し撮りをしたいのですが・・・・

 

 


新宿で写真展を見る

2017-03-10 17:07:48 | トンボ

新宿へ月に数回行くが、昨日はその日であった。

そんな時には、まとめて行きたいところに行ったり、用事をまとめてすまそうとするのだが、午前中は写真展を二つ見た。

朝一番で、田中博写真展「東京トンボ日記」を、新宿御苑前駅近くのシリウスへ見に行った。

田中さんは、オリンパスカメラの使い方やトンボの撮り方をいろいろと教えてもらっている方です。

 

 

田中さんは過去にもトンボの写真展を何度か行い、ホームページでも発表しているが、ここ数年かけて撮影した、東京にいるトンボを望遠レンズで、広角レンズでたくみに撮影した素晴らしい写真展でした。

 

 

フィッシュアイ系で撮影した風景や遠くの人物が入っている写真が、東京のトンボという意味で、いいなあと思いましたね。

プリントも素晴らしい出来ですし、図録も素晴らしい出来です。

こういうのを見ると大変だが、また写真展をしたくなって来た。

日曜日は休みで、15日(水)までです。

場所はこちらです。→クリック

写真は、お断りして撮影しました。

 

 

そして、帰りに新宿御苑の入り口の「新宿御苑インフォメーションセンター」のところを通りかかると、こんな看板があった。

 

何気なく入ってみると、これがまたナキウサギの素晴らしい写真がいっぱいでした。

 

ナキウサギふぁんくらぶという団体の女性陣が行っているようで、知らないことをたくさん教えてもらいました。

北海道には毎年行っているのですが、ナキウサギは見た事がないのでぜひ見てみたい。

 

こちらは12日(日)までです。

どちらも入場は無料です。


小さなテントウムシは難しい

2017-03-04 19:17:04 | テントウムシ

テントウムシは種類も多くよく撮影するが、小さなものになると種類がわからないのが多い。

先日のケヤキの樹皮下にいた、小さなテントウムシも、どうしてもわからないのがいた。

 

下の写真で沢山いるのは、ウスキホシテントウで、3~4mm程度の大きさ。

でも、この真ん中にいるのは何だろう? こんな模様見たことないが、ナミテントウだろうか?

 

 

拡大したものがこちら。

 

 

そして、ヒレルクチブトゾウムシの隣にいたのは、2mmほどのヨツモンヒメテントウだろう。

 

 

こちらは、3~4mm程度のヨツボシテントウ。 これは似たようなモンクチビルテントウというのがいるので紛らわしい。

 

 

そしてこちらが、調べてもわからないテントウ。ヨツボシテントウと同じくらいの大きさだったと思う。

 

 

まあ、ゆっくり調べてみようと思う。(いつになるやら)

 

追記)最近虫があまりいなかったので、鳥や花については「南大沢季節便り」に載せていますので、興味ある方は、こちらもよろしくお願いいたします。