森の里ホームズ

ホームページの運営にあたって思うこと

疱疹状膿痂疹〔ほうしんじょうのうかしん〕:

2008-10-29 20:58:33 | Webmasterの独り言
疱疹状膿痂疹〔ほうしんじょうのうかしん〕:一口メモ

をアップしました。

疱疹状膿痂疹<ほうしんじょうのうかしん>青年期に発症することが多く、女性が大部分です。皮疹が生じるとともに、あるいはそれより早く悪寒(おかん)を伴って39度以上に発熱し、全身倦怠(けんたい)感、頭重、悪心(おしん)(吐き気)をうったえることが多いようです。敗血症に似た全身症状で、このために身体衰弱を招き、時に死亡することもあります。


イチゴ状血管腫:一口メモ

2008-10-28 22:05:10 | Webmasterの独り言
イチゴ状血管腫:一口メモ

をアップしました。

イチゴ状血管腫とは、毛細血管が異常増殖して起きる赤アザの一種です。赤く隆起して、切ったイチゴを肌の上にのせたように見えるのが特徴です。原因は分かっていません。皮膚の表面やもう少し深い皮下組織に生じるタイプもあります。出来る場所や大きさは様々です。
もう1つの代表的な赤アザである『単純性血管腫』が、生まれたときからあるのに対し、イチゴ状血管腫の場合、生まれた直後にはありません。生後2週間~1ヶ月ぐらいたってから、赤い斑点が現れて広がり、盛り上がってきます。生後半年~1年ほどで勢いが弱まり、その後は徐々に縮退して、5、6歳くらいまでに無くなります。後には、ちりめん状のシワが残ることもあります。
小学校に入る頃までには自然に消えるので、目の周りに出来て視界を遮るなどの妨げがなければ、そのまま放っておいて構わない、というのが従来の考え方でした。しかし、最近になり、症状が出始めた段階で積極的に治療すれば、あざの広がりや盛り上がりを抑えられ、短期間できれいに治すことが出来ることが分かってきました。

紫斑病〔しはんびょう〕:

2008-10-27 21:02:37 | Webmasterの独り言
紫斑病〔しはんびょう〕:一口メモ

をアップしました。

皮膚にみられる点状出血、斑状出血を総称して「紫斑」と呼び、紫斑を主症状とするものが紫斑病です。紫斑病は大別して血管に原因がある場合と、血小板が減少するか、はたらきの異常で起こる場合があります。
血管に原因があるものとして代表的なものはアレルギー性紫斑病(シェーンライン-ヘノーホ紫斑病)で、小児に多く突然下肢に特徴的な点状出血斑や腹痛、関節痛、血尿がみられます。多くの場合時間の経過とともにおさまります。そのほか、高齢者や副腎皮質ステロイド薬を服用している患者では、おもに上肢前腕に境界明瞭な紫斑がみられ、単純性紫斑病と呼ばれます。特に処置を要しません。
血小板数が減少して起こるものとして代表的なものは国の特定疾患治療研究事業対象疾患(難病)に指定されている特発性血小板減少性紫斑病で、通常紫斑病といった場合、多くはこの病気を指します。そのほか、時に致死的となり、専門医の治療が必要となる血栓性血小板減少性紫斑病というまれな病気があります。この病気ではからだの重要な臓器のこまかな動脈に血小板を主体とした血栓がつまり、意識障害などの神経症状、腎臓障害、貧血、発熱などをきたします。

進行性指掌角皮症〔ししょうかくひしょう〕:

2008-10-26 20:59:43 | Webmasterの独り言
進行性指掌角皮症〔ししょうかくひしょう〕:一口メモ

をアップしました。

まず、指の先端腹面の爪に接している部分の皮膚の指紋溝が消えて、つるつるしてきます。それに続いて皮膚がかたくなり、裂けめができてきて、皮膚の表面がはがれて、ささくれだってきます。そのため、指先がいろいろのものにひっかかります。夏より冬のほうが悪化しますが、その際、皮膚の裂けめから出血してくることもあります。
主としてきき腕の人さし指から始まり、ついでほかの指にもひろがって、全部の指に変化があらわれてくることがあります。また、指先からしだいに手のひらのほうにひろがり、手のひらの皮膚全体が厚くなって、かたくなってくると、指が曲がってくることがあります。足の指にくることはまれです。
爪は、横の溝ができて、かたちが変わってくることが少なくありません。また、長くたつと、指の間から手の甲にかけて湿疹(しっしん)が併発してくることがあります。

多形滲出性紅斑〔たけいしんしゅつせいこうはん〕

2008-10-24 21:03:57 | Webmasterの独り言
多形滲出性紅斑〔たけいしんしゅつせいこうはん〕:一口メモ

をアップしました。

あずき大から、ハトの卵大ほどの円形の赤い発疹(ほっしん)で、全体が皮膚より盛り上がっています。中心はへこんでいますが、中央に小さな水疱(すいほう)があることもあります。融合して、大きな局面をつくることもあります。再発しやすく、関節痛を伴うことがあります。

目の結膜、陰部、口腔(こうくう)粘膜を含めて、多形滲出性紅斑が全身に出て発熱、疼痛(とうつう)などの全身症状が強い重症のタイプがあります。きちんとした治療をしないと、生命に危険が及ぶこともあります(スチーブンス・ジョンソン症候群)。

多くの場合原因不明ですが、単純ヘルペスウイルス、肺炎マイコプラズマ、薬剤などに対するアレルギー反応として出てくることがあります。

紅皮症:一口メモ

2008-10-23 20:55:50 | Webmasterの独り言
紅皮症:一口メモ

をアップしました。

全身の皮膚が一様に赤くなる状態を紅皮(こうひ)症といい、落屑(らくせつ)を伴います。通常かゆみがあって、しばしば脱毛、爪の変化、リンパ節腫脹(しゅちょう)を伴っています。
これは1つの独立した皮膚病ではなくて、いろいろな皮膚病にみられる1つの皮膚の状態です。剥脱(はくだつ)性皮膚炎とも呼ばれています。
紅皮症は、
1.湿疹(しっしん)、皮膚炎に続発する湿疹性紅皮症、
2.乾癬(かんせん)に伴う乾癬性紅皮症、
3.薬疹や菌毒素中毒に伴う中毒性紅皮症、
4.悪性腫瘍(しゅよう)(たとえばリンパ腫、細網症、各種白血病)に伴う腫瘍性紅皮症に区別されています。
この腫瘍性紅皮症は悪性腫瘍の初発症状としてみとめられ、それから悪性腫瘍の診断がつくことがあるので、注意が必要です。

ほかに、毛孔(もうこう)性紅色粃糠疹(ひこうしん)、先天性魚鱗癬(ぎょりんせん)様紅皮症など角化症に伴う紅皮症もあります。

間擦疹〔かんさつしん〕、皺襞性皮膚炎:一口メモ

2008-10-22 08:40:55 | Webmasterの独り言
間擦疹〔かんさつしん〕、皺襞性皮膚炎:一口メモ

をアップしました。

皮膚がこすれて、摩擦を受ける場所(頚部、腋の下、肘、膝、乳房の下、陰部、肛門の周囲など)を間擦部と言います。
間擦疹または、皺襞性皮膚炎は、皮膚が隣接する皮膚と強く接触することによって生じる炎症である。 病因 口唇、顔面、外陰部、体部および尾部の皺襞性皮膚炎は、皮膚同士が強く接触することで生じる炎症に起因している。ここには局所的な擦過傷、炎症および皮膚表面からの分泌物が蓄積し、浸軟および二次感染を生じる。 臨床的特徴 口唇部の皺襞性皮膚炎は、下唇の皮膚の余剰部分が重なり合って発生する。
高温多湿の環境下、肥満者、多汗症の人に多く、季節的には夏に多く発生します。間擦疹はカンジダ感染を併発することがありますので、注意が必要です。

汗疱〔かんぽう〕、異汗性湿疹:一口メモ

2008-10-20 11:57:41 | Webmasterの独り言
汗疱〔かんぽう〕、異汗性湿疹:一口メモ

をアップしました。

季節的には春から夏と秋から冬への季節の変わり目に多く発生します。年令的には思春期以後から成人に多いようです。
原因は不明ですが湿疹・皮膚炎の仲間とされています。異汗性湿疹は多分手足の汗とあぶらのバランスの崩れから発生するものと思います。手のひらと足のうらの発汗は緊張などのストレスによって起こる精神性発汗です。
手掌・足底に小水疱が左右対称に出現する。それを放置すると、乾燥してがさがさになる。手だけでなく足に現れる事もあるため、水虫と一緒にされがちだが、菌は存在しないため感染は心配しなくてよい。また、水疱が出現する初期に強い掻痒をともなう。小水疱は融合して大きな水疱になることもある。春・夏に悪化し秋になると軽快することが多い。

汗疱は、異常な汗による発汗障害と呼ばれることがありますが、実際にはこの病気と汗は関係ありません。汗疱の原因はわかっていませんが、要因としてストレスの影響、および、ニッケル、クロミウム、コバルトなどを体内に取りこんだことが影響している場合があります。思春期や若年の成人に多くみられます。

貨幣状皮膚炎:一口メモ

2008-10-19 15:36:57 | Webmasterの独り言
貨幣状皮膚炎:一口メモ

をアップしました。

貨幣状,小水疱性で,痂皮を伴い,鱗屑を形成し,通常かゆみのある病変によって特徴づけられる,慢性的な皮膚の炎症。
 原因はわかっていない。貨幣状皮膚炎は中年の患者に最も一般にみられ,特に冬の間は,しばしば皮膚の乾燥と関連する。

限局性掻爬皮膚炎(慢性単純性苔癬):一口メモ

2008-10-15 19:58:25 | Webmasterの独り言
限局性掻爬皮膚炎(慢性単純性苔癬):一口メモ

をアップしました。

限局性掻爬皮膚炎[そうはひふえん]は、皮膚の上層部に生じる、かゆみを伴う慢性の炎症で、慢性単純性苔癬[たいせん]、神経皮膚炎ともいいます。
限局性掻爬皮膚炎は、皮膚の一部を慢性的にかきむしることが原因で起こります。かくとよけいにかゆみが増し、「かゆいからかく、かくとよけいかゆくなり、さらにかく」という悪循環に陥ります。皮膚をかく行為は特に理由なく始まることもあれば、何かの病気、具体的には接触皮膚炎や寄生虫が原因で始まることもありますが、原因となる病気が治った後もかく行為がずっと続いてしまうことがあります。なぜそのようなことが起こるかはわかっていませんが、心理的な要因が関係していると考えられます。