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MLC ( Multi Level Cell ):一口メモ

2010-12-20 19:54:58 | 豆知識メモ
MLC ( Multi Level Cell ):一口メモ

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 フラッシュメモリには、MLC(multi level cell)とSLC(single level cell)と呼ばれるものがあります。MLCの製品なのかSLC製品なのかによって価格が異なり、伝送速度も異なります。

1セルあたり2ビット以上の記録を行うことが可能なNANDフラッシュで、MLC型はSLC型と比べて書き換え可能な回数とデータ保持期間で劣るが、より安価に大容量製品が作れるため、個人用PCのような用途での製品によく使用されています。

MLCは、SLCとは異なりコップの電子をいくつ保存しているかによって、様々な状態を示すことができます。MLCの場合、電子が存在しない場合00、電子が4つあれば01、8つあれば個の10、12個あれば11になります。すなわち、1つのコップに全4種類(00、01、10、11)を表現することができます。SLCに比べて2倍の容量を持つということになります。下の図は、4Levelを持つCellを表現していますが、8Level Cell、16 Level Cellも理論的には可能です。現在3ビット(8Level Cell)が実現しています。

SLCがデータの書き換え可能回数が概ね10万回程度に対して、MLCが概ね1万回程度とされています。 MLCはSLCよりも速度が遅い。その理由は、SLCは、コップの水を一気に入れてしまうので、保存速度が速いが、MLCは、スポイドで水を入れていく方法なので保存速度が遅くなります。

量子ドットのフォトルミネッセンス :一口メモ

2010-12-20 19:54:05 | 豆知識メモ
量子ドットのフォトルミネッセンス :一口メモ

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量子ドットには、ある波長の可視光を照射すると別の波長の光を放出する「フォトルミネッセンス(PL;photoluminescence)」と呼ばれる現象が起こる。このページでは、量子ドットのフォトルミネッセンスを利用して、ID化された蛍光体にする例があります。

 細胞内のあるターゲットの動きを追うとき用いる蛍光体には、以前からGFP(Green Fluorescent Protein)とよばれるクラゲのタンパク質などが利用されて来た。ところが量子ドットは、GFPなど従来の蛍光体と比べて優れている点がいくつかある。まず、量子ドットのフォトルミネッセンスに関わる特徴をいくつか挙げてみよう。

 1.蛍光色は量子ドットのサイズを変えることで、赤(長波長)から青(短波長)まで比較的自由に選ぶことが出来る。これは量子閉じ込め効果によって、量子ドットのエネルギー状態がそのサイズに依存しているためである。

 2.単色性が強い(スペクトル幅が狭い)。これによって発光色の違う量子ドットをいくつか組み合わせることで、ID化できる。

 3.応答性がよい。つまり吸収した光の量に対して発する光の量の割合を表す「量子収率」が高い。これによって感度のよい蛍光体となる。

 4.光に対して安定である。光による励起によって化学変化を起こし、蛍光の性質を失いにくい。

厚木の教科書、学校教材に関する会社 :森の里ホームズ

2010-12-19 19:29:23 | 厚木関連
厚木の教科書、学校教材に関する会社 :森の里ホームズ

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(株)エデュケーショナルネットワーク
厚木営業所 旭町2丁目2-7 046-229-1270 橘川ビル4階

(株)ジェイネット・コーポレーション
神奈川支社 中町2丁目7-6-B 046-225-5855

ポピー全家研愛厚支部 及川2丁目8-13 046-241-2375 家庭用学習教材

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オミックス(Omics):一口メモ

2010-12-17 21:33:44 | 豆知識メモ
オミックス(Omics):一口メモ

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Omics(オミックス)とは、遺伝子の発現(トランスクリプトーム)、たんぱく質の構造解析・たんぱく質の立体構造決定(プロテオーム)、SNPの同定、細胞内の全代謝物質の網羅的解析(メタボローム)等、個々の網羅的分子情報の基礎研究から、種々の分子情報の差異と共通性に基づいて全体性において把握し、新薬の開発などに役立てようとするものです。

技術の生命現象を包括的に解析・解明しようというオミックス(-omics)研究が近年盛んに行われています。 解析・測定の対象によってゲノミクス(遺伝子)、 プロテオミクス(蛋白質)、メタボロミクス(代謝物)と呼ばれています。

レンチテクトニクス(wrench tectonics):一口メモ

2010-12-17 21:32:57 | 豆知識メモ
レンチテクトニクス(wrench tectonics):一口メモ

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 連続や変位が非常に良好であり、深部の基盤をも変形に巻き込んで大規模に発達する高角の走向移動断層をレンチ断層という。レンチ断層の形成をもたらすような横ずれ成分の卓越する応力場における構造運動を総称してレンチテクトニクスという。地殻の最大短縮の方向と最大伸長の方向がともに水平面内にある応力場において展開され、横ずれ運動に伴うねじれ作用(wrenching)が特徴的である。

 レンチテクトニクスによって発達する構造要素は、応力楕円によって模式的に表現されるような特徴的な発達方向・配列様式を示す。すなわち、最小主応力方向にほぼ平行な軸をもち主レンチ断層に沿って雁行状に配列する褶曲・逆断層、最大主応力軸にほぼ平行に発達する正断層、その両者に斜交する方向に発達する走行移動断層等からなる。また、レンチ断層を挟んで相対する地質体の移動方向が斜め(oblique)である場合に、フラワーストラクチャーが形成されることがある。

低損失レギュレータ :一口メモ

2010-12-16 19:59:35 | 豆知識メモ
低損失レギュレータ :一口メモ

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 レギュレータは入力電圧、負荷電流、周囲温度などの変動に影響を受けることなく、一定の安定した直流電圧を得るためのデバイスで様々な電子機器において駆動/制御/操作部など各種の電源部に使用されています。当社では入出力間電圧差の小さい(デバイスでの電力損失を小さくできる)シリーズレギュレータを低損失レギュレータと呼んでいます。


 ● 低損失のメリット
・ 損失電力が少ないため放熱板を小型にすることが可能。
・ バッテリ駆動機器での使用の場合、バッテリの長時間駆動が可能。
・ 入力電圧を低く設計できるため、トランスの巻線が少なくてよい。
・ 損失電力が小さいため同一パッケージでもより大きな出力電流が得られる。

3.5G(3.5generation):一口メモ

2010-12-12 09:59:22 | 豆知識メモ
3.5G(3.5generation):一口メモ

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 現在普及している第3世代(3G)と呼ばれるタイプより通信速度が速く、大容量データ通信に適した携帯電話端末。

 KDDI(au)の「WIN」端末とNTTドコモの「FOMA」端末の一部が「3.5G」に相当する。ソフトバンクも2006年10月、対応端末を発売した。複数ある通信技術のどれを採用するかで、「3G」か「3.5G」かに分かれる。ドコモなどが採用する「HSDPA」は通信速度が「3G」の最大10倍、毎秒3.6メガ(メガは100万)ビットまで高まる。音楽を丸ごと携帯に取り込む「着うたフル」や、容量の大きな文書が添付されたメールのやり取りが支障なくできる。日本では着うたフルに着目したKDDIが先行。欧米でも一部商用化が始まった。携帯電話事業者は毎秒100メガビット以上の通信技術の確立を急いでおり、実現の際には「3.9G」もしくは「ウルトラ3G」などと呼ばれる可能性がある。

ターゲティング広告(Targeting(Targeted) advertising):

2010-12-12 09:58:28 | 豆知識メモ
ターゲティング広告(Targeting(Targeted) advertising):一口メモ

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 インターネット上で対象となる消費者を絞り込んで広告を配信し、集客や購買につなげる手法。

 米国で開発された。費用対効果が高く広告主の需要が大きいとして、日本でもヤフーなどのポータル(玄関)サイトや広告各社が導入している。年齢・性別・年収などの属性情報、居住地などの地域情報で絞り込む方法のほか、特に注目を集めているのがネット上での行動履歴情報から絞りこむ「行動ターゲティング広告」だ。ブラウザー(閲覧ソフト)に記録された過去の検索語入力やサイト閲覧の履歴から消費者の関心の高い分野を推定し、無関係なサイトを見ていても関心分野の広告を配信する。サイト運営会社にとっては広告枠を有効活用できる利点がある。より効果を高めるため属性や地域での絞り込みと組み合わせる場合もある。米国では行動ターゲティング広告の市場規模が2011年に38億ドルに達すると予測されている。

STT-RAM(spin torque transfer RAM):一口メモ

2010-12-11 19:17:12 | 豆知識メモ
STT-RAM(spin torque transfer RAM):一口メモ

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 STT-RAMでは、MTJ素子のピン層(固定層)からトンネル絶縁膜部に、スピンの向きがそろった電子が流れ込み、トルク作用を利用してデータの書き込みを行う。Grandis社が提供するIPは、電子がトンネル絶縁膜部に入る前のピン層においてスピンの向きをそろえる技術に関するもの。

IBMは、ハードディスク用磁気記録コンポーネントを得意とするTDKと提携して、STT-RAMの開発を進めている。STT-RAMでは、微細な磁石に一定方向の電子スピンをもつ電流を流し、記録層の磁化の方向を変える。磁化の方向(上下、または左右)に応じて抵抗値が変わることから、抵抗値の大小に「1」または「0」を割り当ててデータを保存することができる。

STT-RAMは寿命の長さでも優位に立つ可能性がある。