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トキソプラズマ症:一口メモ

2008-10-03 18:39:44 | Webmasterの独り言
トキソプラズマ症:一口メモ

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トキソプラズマ症は、単細胞の寄生虫であるトキソプラズマ原虫による感染症です。

トキソプラズマは世界中に存在し、人やさまざまな動物や鳥に感染します。米国でも多くの人がトキソプラズマに感染していますが、症状が出る人はほとんどいません。重い症状が出るのは、胎児と免疫機能が低下している人だけです。
この寄生虫はさまざまな動物の組織で成長しますが、卵であるオーシスト(接合子嚢)を産みつけるのはネコの腸の内皮細胞だけです。卵はネコの糞に混じって排泄され、土の中で最長18カ月間生き続けます。
トキソプラズマの卵が入っている土にさわった人が手を口に入れて感染する場合もあれば、食べものに卵がついていて、それを食べて感染する場合もあります。ときにはブタなどの動物が、土からトキソプラズマ症に感染することもあります。人では、感染した動物の肉を生や加熱調理が不十分な状態で食べて感染する場合もあります。冷凍するか、よく加熱すれば、トキソプラズマは死滅します。