森の里ホームズ

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眼窩蜂巣炎

2008-05-30 23:12:59 | Webmasterの独り言
眼窩蜂巣炎(がんかほうそうえん) :一口メモ

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副鼻腔、歯、あるいは血流などから感染が眼窩に広がることがあります。眼窩に起こる感染症は眼窩蜂巣炎(がんかほうそうえん)と呼ばれています。また、けがをした後に眼が感染を起こすこともあります。眼窩蜂巣炎の症状としては、痛み、眼球の突出、眼の動きが制限される、まぶたの腫れ、発熱などがみられます。また、眼球が腫れます。視力障害が起こることもあります。
眼窩蜂巣炎は適切な治療を行わないと失明につながります。感染が脳や脊髄に広がる場合もあります。また、血のかたまりができて眼の周囲の静脈から脳の基底部にある大きな静脈(海綿静脈洞)へと流れこみ、海綿静脈洞血栓症を引き起こすこともあります。

海綿静脈洞血栓症

2008-05-29 22:29:19 | Webmasterの独り言
海綿静脈洞血栓症 :一口メモ

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海綿静脈洞血栓症とは、脳の基底部にある大きい静脈(海綿静脈洞)が詰まった状態をいいます。多くの場合、副鼻腔の感染症や、眼の中あるいは鼻の周囲の感染症から細菌が広がったために起こります。したがって、鼻の周囲から眼の縁にかけて生じた感染症では常に慎重な対処が必要です。

視神経症

2008-05-24 06:48:12 | Webmasterの独り言
視神経症:一口メモ

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視神経症とは、視神経への血液供給の停滞、栄養不良、毒素などが原因で起こる視神経の損傷です。

視神経への血液供給が妨げられると視神経細胞が死んだり機能しなくなります。この状態を虚血性視神経症といいます。この視神経症には非動脈炎性と動脈炎性の2つのタイプがあります。
非動脈炎性虚血性視神経症は50歳以上の人に起こることが多い病気です。この病気にかかりやすくなる要因としては高血圧、糖尿病、アテローム動脈硬化があります。まれにひどい片頭痛をもつ若い人にもみられます。動脈炎性虚血性視神経症は70歳以上の人に起こることが多い病気です。これは、動脈が炎症を起こし、視神経への血液供給が妨げられて視神経症が起こるもので、特に多いのは側頭動脈の炎症(巨細胞性動脈炎)です。

乳頭浮腫

2008-05-22 22:02:12 | Webmasterの独り言
乳頭浮腫:一口メモ

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乳頭浮腫とは、脳内や脳周辺の圧力上昇が原因で、視神経が眼球に入る部分(視神経乳頭)が腫れた状態です。

乳頭浮腫は、脳腫瘍、膿瘍(のうよう)、頭部外傷、脳内出血、脳や脳を覆う髄膜の感染症、良性頭蓋内圧亢進症(腫瘍ではない浮腫状態で、偽脳腫瘍とも呼ばれます)

黄斑部網膜上膜形成症

2008-05-21 22:19:16 | Webmasterの独り言
黄斑部網膜上膜形成症(セロファン黄斑症、黄斑前線維症、網膜前膜):一口メモ

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網膜の上に薄い膜が形成され、そのために視力が障害される病気です。
黄斑部網膜上膜形成症は、一般に50歳以上で発症し、特に75歳以上の人に多くみられます。網膜上膜とは網膜の上にできる瘢痕組織の薄い膜で、この膜が収縮するためその下の網膜にしわが生じます。 眼球の後部を満たしているゼリー状の硝子体(しょうしたい)液は、年をとるにつれて縮んでいきます。網膜にしわができる原因は、糖尿病網膜症、ぶどう膜炎、網膜剥離、眼の外傷などさまざまです。

加齢黄斑変性:一口メモ

2008-05-18 21:57:44 | Webmasterの独り言
加齢黄斑変性:一口メモ

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加齢黄斑変性は、網膜の中心にあり視力にとって最も重要な部分である黄斑に進行性の障害が起きる病気で、視力が徐々に失われていきます。 加齢黄斑変性は、男女を問わず高齢者がかかりやすい病気です。肌の白い人や喫煙者により多くみられます。原因は不明ですが遺伝する傾向がみられます。
黄斑変性には、乾性(萎縮型)と湿性(血管新生型または滲出[しんしゅつ]型)の2つのタイプがあります。

ヴェーゲナー肉芽腫症

2008-05-14 22:30:14 | Webmasterの独り言
ヴェーゲナー肉芽腫症:一口メモ

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ヴェーゲナー肉芽腫症は、しばしば鼻の粘膜、副鼻腔、のど、肺の炎症から始まる血管炎で、血管の炎症は全身に広がり(全身性血管炎)、腎不全で死亡する可能性もあります。
ヴェーゲナー肉芽腫症はどの年齢層でも発症し、男性は女性の2倍多く発症します。原因は不明です。感染症に似ていますが、微生物は見つかりません。この病気は、未知の抗原に対するアレルギー反応が原因で起こると考えられています。強力な免疫反応によって、多くの組織が障害を受けます。

好酸球性筋膜炎

2008-05-11 20:50:18 | Webmasterの独り言
好酸球性筋膜炎:一口メモ

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好酸球性筋膜炎とは、腕や脚の皮膚が痛みを伴う炎症を起こして腫れ、徐々にその皮膚が硬くなっていく病気です。
好酸球性という名称は、発症初期に血液中の好酸球(白血球の1種)の数が増えることに由来します。筋膜炎とは、筋膜(皮膚の下にある丈夫な線維組織層)の部分に炎症を生じることです。 好酸球性筋膜炎の原因は不明です。主に40~50歳の男性に多く発症しますが、女性や小児にも発症します。

変形性関節症

2008-05-05 15:42:38 | Webmasterの独り言
変形性関節症(退行性骨関節症):一口メモ

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変形性関節症(退行性骨関節症)は関節の軟部骨組織と周囲の組織に変性が起こり、疼痛、関節のこわばり、機能障害を生じる慢性疾患です。

関節は、長年使用しても骨がすり減ったりすることなく、円滑に動かせる構造になっています。変形性関節症はおそらく、軟骨組織を構成しているコラーゲン(結合組織を構成する弾力性のある線維性タンパク質)やプロテオグリカン(弾力性を与える物質)を合成する軟骨細胞の異常が原因で発症すると考えられます。それによって軟骨組織が水分を含んで腫れて軟らかくなり、ついには表面に裂け目ができます。軟骨下面の骨には小さな空洞ができ、骨はもろくなります。そして関節の辺縁の骨が増殖しすぎて、目に見えて触れることもできる骨棘(こつきょく)という隆起ができます。その結果、本来なめらかでツルツルとした関節軟骨の表面がザラザラになり、小さなくぼみがたくさんできます。その結果、関節がなめらかに動かせなくなり、外部からの衝撃を吸収できなくなります。こうなると関節のすべての構成成分である骨、関節包(関節の外壁にある組織で、関節腔を完全に包んでいる)、滑膜組織(関節の内層にある組織)、腱(けん)、靭帯(じんたい)、軟骨組織などが変形し、機能障害を起こします。