修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

白木山上三田コース~その長き尾根ルート

2015-03-19 12:06:12 | 山歩き
3月16日(月)

  広島市安佐北区の上三田から13㎞余の長尾根が白木山々頂へと続いています。山の会でこのルートの山行予定があり、その山行の幹事から下見の案内を頼まれてこの日一緒に歩いてきました。長いルートながら途中には殆ど眺望が開けていないので、このルートの楽しみと言えば地図読みをしながらのピーク・ホッピングくらいでしょうか。

上三田の登山口に咲いていたアセビの花。この花も春を運んできてくれる花の一つです。


①最初のピークは登山口から25分ほど登った標高297mピークでした。赤松林の中にある小さな頂点でした。


②297mピークから25分ほど歩いて標高384mピークに到達しました。


③ひとつ手前のコブでちょっと道迷いを演じてから辿り着いたのがこの日3つ目のピークの胡谷山(540.9m)でした。三等三角点のある立派なピークでした。


胡谷山から大下りをしながら辿り着いたのが鞍部からちょっと上がったところに建つ送電線鉄塔(吉田広島線)でした。このルート上随一の眺望が得られるところでした。写真の右奥に微かに白木山の山頂が覗いています。


④この日4番目のピークは二つ目の送電線鉄塔(新西広島幹線)を通過してから10分ほど荒れ果てた尾根筋を登ったところにあった標高547mピークでした。送電線の保守道を外れると、山道は極端に荒れてきます。


⑤4番目のピークから60mほど下ってから小さなコブを踏んで80mほど登り返したところにあったのが5番目のピークの標高575mピークでした。ここも荒れた雰囲気の山域でした。


⑥登山口から3時間半ほど歩いて辿り着いたのがこの日二つ目の三等三角点が建つ大槌山(600.7m)でした。以前は南方向に眺望が開けていましたが、今では樹々が大きくなって眺望を阻害しています。それでもちょっとした広場が開けているので、ここでランチタイムを取りました。


⑦大槌山を外れるといよいよ白木山の山域に入ってきたなという感じになります。それでも暫くはアップダウンを繰り返す丘陵地形を進みます。7番目のピークはそんな連なるピークの中の最高点である標高711mのピークでした。特にピークのサインもなく締りのない所でした。


⑧この日8番目のピークは、白木山への最後の大登りの斜面の前に控えている標高695mピークでした。ただ登山道はこのピークは踏まず、南側斜面をトラバースして先に進みました。その後には、アキレス腱も伸びる急登が控えていました。


⑨この日最後のピークは、当然のことながら主峰の白木山(889.3m)でした。上三田の登山口から6時間足らずで到達しました。山頂に建てられた二等三角点の石柱が新しいものに替えられていました。


白木山の山頂の灌木の陰に今年も福寿草が咲いていました。植生のものと思われますが悪い感じはしません。元気に育つと良いですね。


この日の軌跡です。


上三田駅9:03・・・・9:23白木山登山口9:25・・・・9:33尾根上9:39・・・・9:50標高297mピーク9:57・・・・10:21標高384mピーク10:28・・・・11:08胡谷山(540.9m)11:12・・・・11:30送電線鉄塔(吉田広島線)11:39・・・・11:47送電線鉄塔(新西広島幹線)11:48・・・・11:59標高547mピーク12:02・・・・12:30標高575mピーク・・・・12:58大槌山(600.7m)(昼食)13:35・・・・14:07標高711mピーク・・・・14:30標高695mピークトラバース道・・・・15:03白木山正面道に合流・・・・15:12白木山(889.3m)15:29・・・・15:41水源地15:44・・・・15:51水場15:52・・・・15:53桧尾根入口・・・・16:45四差路16:46・・・・17:11白木山正面登山口・・・・17:20白木山駅
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スプリング・エフェメラル ... | トップ | 恐羅漢山の稜線から見た峰々 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿