
(横浜能楽堂編、岩波書店)
タイトルが能楽師だったら二時間サスペンスみたい(^^;と思い借りてきました。
横浜能楽堂で99年か00年にかけて行われた、公開講座の内容を収録。
NHKアナウンサー葛西さん司会で、表章氏、馬場あき子さんなど能楽に縁の深い
方たちばかりを集めての公開講座や対談は面白かったです。
それぞれテーマがあるのですが、
・「義満、世阿弥を寵愛す」
・「能に溺れる秀吉」
・「元禄繚乱 綱吉と能」
・「江戸はお稽古ブーム」
・「能役者・写楽」
・「維新に揺れる能役者」
といった内容です。世阿弥に関しては学生時代に触れた部分も多く、
その時の授業を思い出した内容でした。(うー、戻りたい・笑)
「能役者写楽」編では、ビデオで見たばかりの『写楽』の篠田正浩監督がゲスト。
映画では写楽といわれている斎藤十郎兵衛はとんぼを切る大部屋役者ですが、
能役者という説がかなり有力らしいです。もちろん複数いた説もありますが、
映画を見たばかりで、この本を読んだので、なんか意図せずして、
監督の補足説明を読むことができた、という感じです。
秀吉のところを読んだ時、同じく篠田監督作品『梟の城』を思い出しました。
確か秀吉が能を舞っているシーンがちょこっとあったはず、、と思い出し、
パンフを引っぱり出してきました。観世榮夫師が能楽指導&舞っているし、
茂山千之丞師も散楽指導として制作スタッフに名を連ねていました。
これを劇場で見たのですが、ラストが不完全燃焼でした・・・(^^;
でも、機会があったらもう一度見てみたいな、と思いました。
それぞれの時代における能楽のことが分かって、面白い本でした。
タイトルが能楽師だったら二時間サスペンスみたい(^^;と思い借りてきました。
横浜能楽堂で99年か00年にかけて行われた、公開講座の内容を収録。
NHKアナウンサー葛西さん司会で、表章氏、馬場あき子さんなど能楽に縁の深い
方たちばかりを集めての公開講座や対談は面白かったです。
それぞれテーマがあるのですが、
・「義満、世阿弥を寵愛す」
・「能に溺れる秀吉」
・「元禄繚乱 綱吉と能」
・「江戸はお稽古ブーム」
・「能役者・写楽」
・「維新に揺れる能役者」
といった内容です。世阿弥に関しては学生時代に触れた部分も多く、
その時の授業を思い出した内容でした。(うー、戻りたい・笑)
「能役者写楽」編では、ビデオで見たばかりの『写楽』の篠田正浩監督がゲスト。
映画では写楽といわれている斎藤十郎兵衛はとんぼを切る大部屋役者ですが、
能役者という説がかなり有力らしいです。もちろん複数いた説もありますが、
映画を見たばかりで、この本を読んだので、なんか意図せずして、
監督の補足説明を読むことができた、という感じです。
秀吉のところを読んだ時、同じく篠田監督作品『梟の城』を思い出しました。
確か秀吉が能を舞っているシーンがちょこっとあったはず、、と思い出し、
パンフを引っぱり出してきました。観世榮夫師が能楽指導&舞っているし、
茂山千之丞師も散楽指導として制作スタッフに名を連ねていました。
これを劇場で見たのですが、ラストが不完全燃焼でした・・・(^^;
でも、機会があったらもう一度見てみたいな、と思いました。
それぞれの時代における能楽のことが分かって、面白い本でした。
殺人事件とかにされている小説多いですからね(^^;)
面白そうですね。歴史好きで能楽好きな私には
たまらない本っぽいです。今度読んでみようと思います。
秀吉に関しては、ちょっと専門書っぽいですけれど、
天野文雄著『能に憑かれた権力者』が面白いです。
なんといっても、豊臣秀吉・徳川家康・前田利家で
演じたという天皇の前で演じたという狂言『耳引』
(現在の『口真似』だという説が有力ですが)
の話がインパクトありました。出演者豪華過ぎ(笑)
写楽は、能役者だって説は藤城継夫著『能楽今昔ものがたり』で
読んだことがありますが、歌舞伎の大部屋役者という話もあるんですね。
是非読んでみて下さいね(^^)
紹介してくださった本もぜひ読んでみたいと思い亜mす。
それにしても、秀吉・家康・利家で演じた狂言は本当に豪華キャストですね(笑)そういえば大河ドラマ『利家とまつ』でかぶき者利家が舞うシーンとかあったような気がする・・・。(芸能考証は、今は亡き万之丞さんでした・・・)
でも千之丞さんも絡んでいるので、出演があってもおかしくないか・・・。もう一度見直してみようかな?
ブログに感想を書きましたので、
こちらの記事にリンクとTBさせて
いただきますね(^^)
リンク&TBありがとうございました!!
感想も読ませていただきました(^^)