みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

今年1年を振り返る

2009年12月31日 | 雑感~ひとりごと
 早いもので、今年最後の1日、残り時間(?)もあとわずかとなりました。ここ2~3年は観劇&映画鑑賞ペースが落ちてしまいましたが、今年は見逃してしまったものもありましたが、昨年よりはいろいろな作品を観ることができました。
 特にお能と映画は昨年よりぐんと鑑賞数が増えました。映画はともかく、お能はある人に偏っていますが・・・(笑)

 舞台、映画ともに印象に残ったものがありますが、総合で今年一番印象に残ったものを一つ選ぶとするならば・・・

 六月大歌舞伎の片岡仁左衛門丈一世一代の舞台『女殺油地獄』です。観ることはないだろうなと半ば諦めていた仁左衛門さんの当たり役を間近で拝見することができたことは、本当に良かったです。歌舞伎ならではの殺し場の計算された魅せ方、ただのぼんぼんである時と殺しをしているときのあの光っている目つき・・・。以前から両極端の役を演じられる仁左衛門さんはすごいなと思っていましたが、まさに真の集大成の舞台でした。十一月歌舞伎座、十二月南座の舞台は観られませんでしたが、来年も楽しみにしています!

 もちろん、これ以外にもすばらしい舞台や役者さんの演技を楽しめたり、圧倒されたことができたことに感謝します!特にお能に関しては、技術面だけでなく、精神面においても、自分のお稽古に対する良い刺激にもなりました。お稽古は相変わらずマイペースですが、少しは進歩できたかな・・と思いたいです(笑)

 悔いというか反省をするならば・・・体調不良で5月のお能を見逃したことが一番です。それと、あともう一つ・・・山口祐一郎さんの舞台を今年は一本も見ていなかったよ~~~!!!!(^^;

 今年1年も、こんなジャンルがごちゃごちゃのブログにお越しくださいましてありがとうございました。いろいろな話題を楽しめることができましたし、みなさんと交流できて楽しかったです。

 皆様、良いお年をお迎えください。

『レイトン教授と永遠の歌姫』

2009年12月30日 | 映画(DVD含む)
 まだゲームはやったことはないのですが(気になってはいるのですが)、謎解きなど気になる要素に加え、市村正親さんがある重要なキャラの声優としてゲスト出演されているとのことで鑑賞を決意(笑)同じくゲームはやったことはないけれど大泉洋ちゃんの大ファンである友人と一緒に見に行きました。市村さんの役は何かということを全く知らぬまま鑑賞(笑)

【あらすじ】映画 レイトン教授と永遠の歌姫 - goo 映画
ある日、レイトンの元にかつてレイトンの教え子だったオペラ歌手ジェニスから手紙が届く。1年前に亡くなった友人ミリーナが、7歳の少女の姿で現れたという。「永遠の命を手に入れた」という言葉と共に…。オペラが上演される“クラウン・ペトーネ劇場”に向かうレイトンたち。しかし、劇場に集まった観客たちの真の目的は“永遠の命”を手に入れることだった。そして命をかけたゲームの幕が開ける…。

 ゲームを一度もやったことがない人でも楽しめるような親切な導入部分がありました。一応ゲームの続き(合間?)を映画で、ということなのですが、安心して観ることができました。謎解き部分もあったのも楽しかったですが、全部で4問なので、もっと一緒に観客と一緒に謎解きを楽しめるとよかったかもしれませんね。レイトン教授がすんなり謎解きをしてしまったりしたので・・・。とはいえ、面白かったので、きっとゲームは自分でやらなければいけないので、もっと面白いだろうし、やってみたいな~なんて思ってしまいました♪絵の雰囲気とか、英国紳士で考古学者というのも私のツボですしでもあの最後のメカ(?)はちょっと・・・ドロンボーのメカみたいと思っちゃいました(^^;、レイトン教授手作りのヘリコプターは良い感じでかなりのお気に入りなんですが。

 
 大泉洋というと、おちゃらけたようなイメージがありましたが、私の中のイメージを覆す(?)落ち着いた英国紳士という感じがぴったりで素敵でしたー。声の演技もなかなかいけると思いました。一方、レイトン教授の助手ルーク役の掘北真希は残念感が・・・。最近のアニメは見ないのでよく知らなかったのですが、名前だけはよく見かける人気声優の水樹奈々は、さすがに人気があるというのがうなずけました。謎解きの鍵となる劇中歌も彼女によるものですが、良かったです♪

 そして、市村さんの役は何か分からなかったので、注意して聞いていました。途中で、「あ、これが市村さんかな?」と気がついたのが、物語終盤(笑)エンドクレジットにも出てこなかったですが(泣)市村さんはこれかな?と思ったその重要なある役がクレジットにもなかったので、そうだとは思いますが・・・。役的には音楽絡みで家族を思うあまり・・・という感じの役はぴったりだなと思いました。

餅つき

2009年12月30日 | 雑感~ひとりごと
 1週間ぶりの記事です。やっと年内の仕事も終わり、年末年始のお休みに入りました。はっきり言って、やっと年末モードです(爆)

 今日は早速、恒例の餅つきをしました

 ちゃんと臼と杵で作りますよん。つき手は父で、返し手は祖母なので、私の出番は雑用ですが・・・疲れますわ・・・。でも、やっぱり喪中でやらなかった年に比べると、年末年始の気分を味わえますよね。もちろん、つきたてのお餅をつまみ食いするのが一番美味しいので、もちろん食べましたよ(笑)

『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』

2009年12月22日 | 映画(DVD含む)
 原作も好きですが、ドラマも好きでスペシャル含め全部見ています。先日もスペシャルドラマの再放送があり、やっぱり映画も見なくちゃ!ということで、行ってきました~~

【あらすじ】
プラティニ国際音楽コンクールで優勝後、千秋は、“ルー・マルレ・オーケストラ”の常任指揮者となる。早速マルレ・オケを偵察しにいく千秋だったが、まったくやる気の感じられないオケの態度を目の当たりにして愕然としてしまう。一方のだめは、フランク、ターニャ、黒木と共にコンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控え、練習に励む毎日。千秋は、そんなのだめに定期公演での演奏を頼んだ。妄想が広がるのだめだったが、その大役はひょんなことから、コンセルヴァトワールに転入してきた孫Ruiが引き受けることに。準備不足の中、マルレ・オケの公演の日がやってきた。しかし、千秋には恐ろしい結末が待っていたのだった……。

 やっぱりのだめは楽しかった~!“音楽”を楽しめるということが実写の一番の魅力ですが、映画館ですと、その音楽を楽しむという面白さもテレビドラマより楽しめました。ロケも本格的ですしね。そして音楽だけでなく漫画から飛び出てきたようなキャラクターたちも魅力的です。特に千秋先輩の指揮姿は素敵すぎますあのマルレオケのポスター(いや、ティッシュでもいいです!)欲しい・・・(笑)

 原作でも千秋とマルレオケのコンマスが団員オーディションあたりから段々結託(?)していくところが好きなのですが、映画版でもそこが描かれていてよかったです。もちろん最初のダメダメオケがどんどんよくなっていくところもよかったです。あの最初のボロ『ボレロ』は聴いていて本当に気持ち悪くなる、ここまでくるとすごいとしか言えない音の外れっぷりでしたよ。(私、本当に少し気持ち悪くなりましたから・苦笑)黒木君にリードを借りたり、子供のお迎えを頼んだりしちゃうオーボエ奏者や、なぜか関西弁のバソン奏者とか、ノースリーブで袖口だけ腕についているバイオリニストなどのマルレ・オケの個性キャラもおもしろかったですが、マルレオケのファンで、公演ではいつも同じ席に座っているおじいちゃんがよかったです。

 そして一番の見所はそのマルレオケの演奏会。特にチャイコフスキー『序曲1812年』は見所ですよん♪ちなみに合成で大砲つき(笑)大砲は、会場のお外で打ち放たれています(笑)そして、千秋が弾き振りするJ.S.バッハ『ピアノ協奏曲第一番』も・・・素敵すぎ♪♪(23日訂正、弾き振りというのを、指揮振りと間違って書いていました・・すみません。)この2曲だけでも劇場で見た価値はありました♪できればフルで聴きたいですが・・・(笑)ほかにもディズニー映画『ファンタジア』でおなじみの『魔法使いの弟子』もまた聴きたくなってしまいました♪

 音楽はもちろん忘れちゃいけないのだめと千秋の恋の行方。原作でももどかしさを感じますが、最後は分かっているとはいえちょっと切ない終わり方だからな~・・・早く続きが見たい!!のだめは相変わらずですが、“変態の森”の再現は楽しかったです(笑)こちらまで「千秋先輩~ぎゃぽ」というのが伝染してしまうというか・・・(笑)あと黒木君も好きなキャラですので、たくさん活躍してくれるのはうれしいですね~。他にもターニャ、フランクはもちろん今回は少ししか出番はないけれどジャン&ゆうこ、R☆Sのメンバー、そしてミルヒー(笑)たち、おなじみの面々も楽しませてくれます。


 さて、帰宅後『1812年』を聴きながら、原作を読み直したい・・・と思うも・・・諸事情によりどちらもすぐには出せないところにダンボールに入れてしまってしまいこんでしまったのだ・・・
 とにかく、満足度はかなりのものでした後編も早く見たい!!

 そして、今年は玉木宏主演映画(『真夏のオリオン』『MW』)は全部見てしまったのですが(笑)、やっぱり私は千秋の時の玉木宏が一番好きなんだな~ということを改めて思いました(笑)

閑能会 『白鬚』 『猩々』

2009年12月19日 | 能・狂言
 今年最後のお能鑑賞も関根家主催の閑能会12月例会。今日もお稽古仲間で同じく関根家ファンの方とご一緒させていただきました。この会は自由席なので、この日も良い席ゲットのために開場時間より早く並びました~。寒かったですが天気が良かったのが救いかな(笑)


能 『白鬚』 道者
 今年の閑能会の番組予定表を見て初めて知った曲。恥ずかしながらそれまで見たこともなければ、曲名すら知らなかった曲です。でも、師匠に伺ったらあまりやらない珍しい曲とのことです。さらに事前にお仲間さんから頂いた番組を見ると、出演者がたくさんですし、時間が140分!ということも伺って、どんな曲だろうか?そしてシテは祥人師ですから、いろんな意味で楽しみにしていました。ただ、予習したくても手がかりがなく・・・(^^;それだけ稀曲ということですね・・・。
 内容は、琵琶湖畔の白鬚明神という神様がシテの脇能です。さて、前シテは脇能によくあるようなパターンで、老人というか漁夫(実は神様)なのですが、今回は後も含めて、能面が非常に印象的でした。特に後シテの面(鼻瘤悪尉)は彫が深くて、神様だけどあまり神様らしさというよりも、おどろおどろしさというか異様さも感じ・・・。

 そして、替の間狂言「道者(どうじゃ)」もこれだけ単体の狂言として演じられることもあるということ。確かにこれだけでも面白いお話です。『船弁慶』に出てくるような作り物の舟が2つあり、勧進聖が乗っている船と道者(巡礼者?)たちが乗っています。寄進を「一銭もない」と断る道者たちの前に鮒の精が現れて、慌てて着物を脱いで寄進する・・・というもの。この鮒の精がお能に出てくるような龍神のようでした。演じるのは山本凛太郎さん。高1ということで、若々しく、飛んだり跳ねたり、凛々しい動きでした!!

 後場は、白鬚明神の楽。『天鼓』のように唐扇ではなく神扇。祥人さんの舞はやはりいつ見てもうっとりしてしまいますが、やっぱり面が怖い(笑)力強くも優雅な舞はやはりというかさすが祥人師というところでしょうか。
 そして舞を舞い終わると、天女と龍神が天燈龍燈を捧げにやってきます。龍神の出が早笛(12月20日訂正、「出端」と書いてアップしてしまいましたが、早笛の間違いです。)、そして舞働もあり、颯爽としてかっこよかったです。そして、自分も舞働などはお稽古をしているところでもありますので、こういう風に玄人のようにできるのは無理にしろ・・・近づきたい!と思うようになってきました。

 さて内容は白鬚神社の縁起を語るというもの・・・予習不足ですと完璧に内容を理解するところまではいきませんが、なんだか凄いものを見てしまったと・・・2時間20分という長い上演時間もあっという間に感じました。(とはいえ、正直に申しますと前半は少しウトウトしてしまったのですが・・・)


シテ:関根祥人 ワキ:宝生欣哉 前ツレ:清水義也
天女:武田友志 龍神:岡庭祥大
間:(勧進聖)山本東次郎、(道者)山本泰太郎、山本則孝、加藤孝典、若松孝
  (鮒の精)山本凛太郎、(船頭)山本則重
  (地謡)山本則俊、平田悦生、山本則秀
笛:松田弘之 小鼓:観世新九郎 大鼓:亀井広忠 太鼓:観世元伯
地謡:関根知孝、武田尚浩、浅見重好、坂井音雅
   武田文志、武田宗典、高梨万里、関根祥丸
後見:武田宗和、上田公威
                      

狂言 『柿山伏』
 教科書にも載ってるような作品ですが(『附子』も定番ですが)、意外にも実は初めて見るんですよねー(笑)道端で見つけた柿を取って食べてしまう山伏。それを見つけた柿の木の持ち主が腹を立てて、あれは猿だの鳶だの・・・とうそぶき、山伏は言われた動物の鳴き真似を・・・というこれも狂言によくあるパターン。
 長時間のお能の後に見るは気軽に楽しめた狂言でした。

シテ:山本則俊 アド:山本則秀


能 『猩々』
 会の締めは祥六先生の『猩々』です。こちらは『白鬚』に比べると、というか、比べなくても短いお能ですが、1年を締めくくるのにふさわしいおめでたい曲でしょう。シテの祥六先生は、少しおみ足が・・・と感じてしまう箇所もあり、キリでは途中ヒヤッとしてしまう箇所がありましたが・・・こういう事態になったときのご本人の対応ももちろんですが、周囲の冷静な対応などは舞台に立つ上での先生方の舞台への心というものを感じました。
 余談ですが、私はお酒に弱いのでお酒を少し飲むだけで顔がすぐに赤くなります。お酒の席で、師匠に「猩々の面みたい」と言われたことがあります(笑)新年会でもキリを謡うので、練習しておこう・・・(笑)

シテ:関根祥六 ワキ:殿田謙吉
笛:寺井宏明 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井実 太鼓:助川治
地謡:高梨良一、関根祥人、上田公威、岡庭祥大
   斉藤剛、岡本九十九、長宗敦子、関根はな恵
後見:関根知孝、関根祥丸 


 そのほかに、素謡『菊慈童』、仕舞『清経』キリ、『班女』クセ、『芭蕉』『鵜飼』がありました。

 さて、この1年は自身の体調不良により見逃してしまった会もありましたが、いずれもすばらしいものばかりでとてもよかったです。気がつけば、関根さんちの会にばかり伺っておりますが・・・本当に良いお能に出会えたことに感謝します。そして、この1年は、源次郎先生の鼓で始まり、源次郎先生の鼓で終わった能楽イヤーでした(笑)そして、今日は、珍しい曲がかかるからというのもあるのでしょうか?客席にはお忍びでいらしたと思しき某家当主の能楽師さんたちなど著名な方たちがいらっしゃいました。

柚子食べ歩き

2009年12月18日 | 美味しいもの
 コメントのお返事が遅れてすみません。

 今日は観世能楽堂で今年最後のお能鑑賞・・・の前に、お友達に以前こんなラーメン屋さんがあると教えてもらって気になっていた柚子ラーメンのお店に連れて行ってもらいました♪有楽町駅前交通会館の地下にあります。カウンターのみ、7~8人しか座れない狭いスペースです。このお店の近くに来ると、柚子の香りが漂ってきます
 さて、どんなラーメンかと思っていたのですが、見た目は普通の塩ラーメンですが、三つ葉が入っていて見た目も味も香りも今までにない感じだし、とても上品です。刻んだ柚子はスープの中に♪チャーシューも大きくてやわらかくて美味しかったです。ラーメンには目がない私ですが、これはかなり新しい感じでお気に入りラーメンになりましたまた行っちゃおうっと(笑)




 そして、今日は柚子づくしの日。その後はデザートで、イトシアの中に入っている「おかめ」という甘味処で、柚子あんみつを頂きました。こちらも美味しかったです。あと、このお店の古民家風の内装もそうですが、芹沢介の作品や食器などの“こだわり”もなかなかのものでした。

 実はこの後も銀座の某あんぱん屋でも柚子あんのパンを(笑)冬至も近いし、柚子尽くしの1日となりました(笑)柚子の香りは良いですよねー。

 さて、今日のお能は珍しい曲を拝見。見所(けんしょ・客席)もにぎやかでした。感想はまた・・・。

『宇宙戦艦ヤマト 復活編』

2009年12月17日 | 映画(DVD含む)
 ヤマトは再放送などで見ていました。スクリーンで見るのは初めて。先日、平日朝一番の回に妹と行きました。会員サービスデーというのもあるんでしょうか、平日にしては割と入っていました。

【あらすじ】劇場用アニメーション映画「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」 - goo 映画より引用。
宇宙戦艦ヤマトがアクエリアスの海に沈んで17年、時に西暦2220年、地球人類は未曽有の危機に直面していた。太陽の300倍の質量を持ち、その巨大な重力により光をも飲み込む暗黒の天体・移動性ブラックホール。今、そのブラックホールが、はるかなる宇宙から刻々、地球に迫っていた。地球連邦政府は、移民船団を組織し、地球から2万7千光年離れたサイラム恒星系アマールへの移民を決行するが、謎の大艦隊の攻撃に会い、第一次、第二次船団が壊滅してしまう。古代進は、第三次移民船団の護衛艦隊司令として宇宙戦艦ヤマトに乗り込んだ。かつて沖田艦長のもとでガミラスと戦った古代たちを彷彿させる若いクルーたちとともに、ヤマトは凍りついたアクエリアスの海から雄々しく浮上する。しかし、はるか宇宙のかなたには、地球人類の移住計画を阻止すべく、星間国家連合のSUS艦隊が待ち伏せていた…。

 
 “地球滅亡”のお決まりの危機的状況(でなければヤマト登場はないからあれなんですが・・・)という設定に、何度滅亡の危機に遭えばいいんだろうか?と思ってしまうものの、「多分、地球は・・・・・大丈夫のはずだ!」と心の奥底で確信しながら鑑賞(苦笑)ストーリー自体は、社会情勢的にこういうことかな?あの国のことかな?とかいうことも考えたりもしましたが、なんか見たことあるような気がするストーリー設定のような気もしてきました・・・(^^;。とはいえ、大画面と映画館の音響で味わうヤマトはやっぱりカッコイイと素直に思いました!!六連波動砲って一体?と思ったものの、はい、かっこよかったと思います。波動砲のあの最後の使い方も、真田さんは全部予測のうえで地球に残ったのでしょうか・・・?と思いたくなりましたが(笑)その、滅亡危機とか、ご都合主義とか、ツッコミどころとかもありますが、劇場で見ておいてよかったかなーと思いました。

 最後の真帆のアップ、雪の行方など気になること満載でエンディング・・・と思ったら・・・・

 続きがあるってことでOKですか?!というか、このままでは気になることだらけですもんね・・・・。

 ところで、実写版もどうなるんでしょうか?ネタだと思っていたら本当でびっくりしましたが(^^;

切腹最中・・・今日は何の日?

2009年12月14日 | 美味しいもの
 弟が、こんなお土産を買ってきてくれました。何でも、休みだった昨日、今日とで東京某所へ・・・。そう・・・今日12月14日は討ち入りの日(もっとも当時は旧暦ですので、厳密に言えば今の時期ではないですが)ということで、泉岳寺に行ってきたとのことで、そのお土産です。その名も切腹最中・・・(^^;

 「中を見てみればなんで“切腹最中”かって分かるよ。」

 ということで箱を開けてみると・・・




 「ハハ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 そうね、そうね・・・・・・切腹ね・・・・・・・シュールな感じのものは私は好きよ・・・けど・・・一瞬、いろいろなものを想像してしまったイケナイ私(苦笑)まあ、しっかりといただきましたけどね。餡子が美味しかったです♪

 そういえば、来年公開予定の映画『最後の忠臣蔵』は佐藤浩市も出るというので注目していましたが、仁左衛門丈が大石内蔵助を演じられるとのことで今から楽しみにしています。

たまには違う道を・・・

2009年12月13日 | 写真~富士山
 前にもここからの富士山を載せたけれど・・・。

 昨日お稽古場への道は、いつもとは違う道を通ってみました。この日は家からだと雲で見えなかったのですが、電車に乗っていたら、だんだん綺麗に見えてきたので、「あの道を通ってみよう」ということで回り道を・・・。場所によって見え方も違うけど、どこから見ても綺麗だな~と思いました。

稽古納めは『芦刈』男舞五段!

2009年12月12日 | お稽古
 3月に『船弁慶』後場と『芦刈』の2曲を打たせていただくことになりました。前回は『船弁慶』をみていただいたので、本日は『芦刈』を見ていただくことに。こちらは以前にも男舞はやっているし、前後のところを新しく覚えればいいし・・・なんて思っていたのですが・・・予想外の展開に(笑)
 今日は少し遅く稽古場に伺って、私が着いた時は、ちょうど談笑タイム。そして、一息ついていたら、師匠が

 「君に謝らなくちゃいけないことがあってさ、電話すればよかったんだけど、大丈夫かなと思って・・・。3月の『芦刈』ね、あれ、五段になったから。男舞五段稽古してあるから大丈夫だよね?」


 ・・・←私はこんな表情になっていました・・・

 「あの・・・わたくしは五段はまだやってません・・・・。」

 ※『芦刈』の男舞は通常三段なのですが、「五段」となると、少し長くなるのです。とはいえ、観世は実質四段だそうで・・・・(金剛なんかはもっと長いみたいだけど・・・)
 
 「そうだっけ?でも男舞はやったよね?少し長くなるだけだし大丈夫!大丈夫!」

 ってことで・・・・・ええ、その場で待ち時間で予習することに(苦笑)言い訳にしたくはありませんが、忙しくてしっかりと覚えることはできなかったので怒られるのを覚悟でしたが、今回は初回なのでまだ先生は優しかったです・・・ええ、次回からは覚悟しております・・。今回、五段になった場合の変化を中心に稽古をつけていただきました。三段の部分を考えないで打っていたら、いつもどおりの形で打ってしまいそうですが・・・まあ、なんとかなりそうかな・・・。

 何においても通じることですけれども、きっちり覚えて、しっかり稽古しておくということは最低限のこと。覚えたことを本番ですらっとできるかだけでなく、応用を利かせられるか、間違いをしてしまったときにカバーしたり回復できるかということも、基礎がいかにしっかりしているかということ。それは普段の稽古次第・・・と改めて思いました。

 今日は早いもので稽古納め。今年は太鼓もの曲のお稽古を本格的に始めさせていただきました。相変わらずマイペースなお稽古ですが、少しは進歩したでしょうか・・・?来月は新年会。社中のみの発表会です。美味しいお食事を気持ちよくいただきたいですしね、こちらもがんばりましょう!

 そして来月は『芦刈』『船弁慶』2曲をみていただきたいとお願いをしました。「君さえその気ならねっ」という師匠の笑顔の奥底に潜む厳しさも感じ・・・。(いつも感じていることですが・苦笑)『船弁慶』だけでも大変なのに、『芦刈』までもなんだか予想外の展開に・・・(決して『芦刈』をなめていたわけではありませんが・・・)3月なんてまだまだ先よ~なんて思っていたけれど、ちょっとこれは本気でヤバイ・・・1日少しずつでもいいから、目を通しておかないと・・・。
 とにかく、がんばるしかないですね。そういう展開になってしまった以上、やるしかないのでね・・・。

『カールじいさんの空飛ぶ家』

2009年12月12日 | 映画(DVD含む)
 予告だけで泣けてくる・・・と気になっていた作品です。3Dか通常2Dかで迷いましたが、通常版(吹替しかなかったので吹替)で鑑賞しました。9日に鑑賞。

【あらすじ】カールじいさんの空飛ぶ家 - goo 映画より引用。
冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた2人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。

 予告を見て予想していたものよりは少し違う展開だったものの、なかなか素敵な作品でした。予告だけでもウルウルきてしまったカールとエリーの出会い、結婚から永遠の別れ・・・までの回想シーンは、二人が素敵すぎてやはりかなりウルウルしてしまいました。(ここが一番好きです。)その二人の思い出がたくさん詰まっている家でおじいさんが冒険するのかな?と思っていたので、少年やら鳥やら犬も仲間に加わり・・・という展開があるとは思いませんでした。独りになってちょっと偏屈になってしまったおじいさんと、複雑な家庭事情がありこれまた寂しそうな少年の似ていないようで似ている二人の関係も良かったですし、鳥ケヴィンと犬のダグまで加わっての冒険も楽しいものになりました。自分が犬好きということもあるけれど、犬がたくさん出てきたのも私のツボです。あんなふうにしゃべったらおもしろいだろうな~と思ったし、少しお間抜けなダグがかわいすぎる~!

 中盤の冒険も楽しかったですが、やはりカールじいさんとエリーの絆というものが印象的でした。冒頭の回想シーンもそうですが、あの冒険ノートから二人の愛情というものが伝わってきました。二人の冒険はエリーが亡くなってしまっても続いているのかな・・・。鑑賞してきてから、感想を書くまで少し間が空いたというのもありますが、後でじんわりと考えさせられたかな~なんて思いました。
 

 基本的に何語であれアニメであれ外国語映画は字幕派の私。吹替えしかなかったので吹替え版で見たのですが、『スターウォーズ』のアニメもそうでしたが、オープニングタイトルが日本語になっているだけでなく、スクラップブックのタイトルなども日本語になっていてびっくり。うーん・・・・こういうところ少し違和感があるんですよね・・・。次に見るときは原語で見たいです。

 とはいえ、ほろリとしたり笑ったり・・・心が暖かくなる作品でした。

『おっぱいバレー』 (DVD)

2009年12月08日 | 映画(DVD含む)
 タイトルに抵抗がありましたが(笑)、結構良いということで鑑賞。はい、意外に良作でした。

【あらすじ】おっぱいバレー - goo 映画より引用。
1979年、北九州市の公立中学校。新任教師、美香子は赴任早々、男子バレー部の顧問になった。しかし、部員全員やる気のない弱小チーム。思春期まっさかりで、女性の裸を見ることしか頭にない部員たちに、美香子は試合に勝ったらおっぱいを見せる約束をしてしまう。以来、俄然やる気を出して部活に励むようになり、少しずつ成長を見せる男子バレー部。美香子は、本当におっぱいを見せなければいけないのか?!

 ↑のあらすじだけ見ると、大変ばかばかしい感じですし、冒頭シーンの自転車に乗って・・・のシーンから中学生男子ってバカだなーと思ってしまいますが(苦笑)、でもかわいいかもと思ったり(←年とったんでしょうか・笑)でもやっぱりバカだなーと何度も思いましたが(笑)動機は不純ですが、ある意味純粋といいますか(苦笑)やる気ないバレー部員が一つの目標に懸命に取り組む姿にはだんだん応援してしまいたくなる・・・?(笑)

 そんな変な約束をしてしまった美香子先生ですが、勝って欲しいけど、勝ったら困ると葛藤しつつも一生懸命になっているのもよかったんですが、その美香子先生の中学時代の恩師とのエピソードに思わず涙してしまいました。これがあったから、ただのおバカ映画にはならなかったのだろうなーと思いました。

 最後もちょっとほろリとなった・・・のですが・・・手紙の内容に「やっぱりバカだなー」と思うものの、電車から見える彼らの姿がほほえましくなってしまい、また「やっぱりちょっとかわいいかも」なんて思ってしまいました(^^;。
 
 そして高村光太郎の『道程』が読みたくなりました。

 まあ、男性の方が共感できるんでしょうけど(笑)女性で、タイトルで敬遠しちゃう人がいるのはもったいないかなー。って自分もそうだったけど(笑)

和太鼓

2009年12月07日 | 音楽
 昨日(6日)地元を中心に全国的にもご活躍されている和太鼓演奏ユニット「ようそろ」さん指導の和太鼓教室エキスパートクラスの演奏会に出かけました。ようそろさんの演奏は学生時代に機会があり、一度聴いたことはあったのですが、それ以来この日までご無沙汰となってしまいました。
 今回は太鼓を習っているお弟子さんたち(?)中心の演奏会でしたのでしたが、思っていたよりもかなりハイレベルな演奏会でした!すごかったです!!皆さんの迫力ある演奏に圧倒されました!!
 一応わたくしも和の打楽器を習っておりますが、常にかしこまって正座をして打っているので、ああいう激しい動きをしながら太鼓を打つとか・・・本気ですごいなーなんて思ってしまいます(笑)(ずっと正座も大変なんですけどね^^;)音もそうですが、見た目が揃っている動きとか、素人ながらも本気の舞台・・・ジャンルは違えども今後のお稽古(舞台)への刺激にもなりました。

 途中でようそろのお二人の演奏がありましたが、体の芯まで響いてくる音の感じ・・・、その場の空間を響かせる感じ・・・やっぱり段違いにすごかったです!!来年春にはまたようそろさんの演奏会があるそうなので、行ってみようかなーと思っています!

紅葉狩

2009年12月06日 | おでかけ
 久しぶりの休日、高校時代の友人と出かけついでに三島楽寿園で紅葉狩り菊祭りは先月いっぱいで終わってしまったので、片付け最中の見ごろを過ぎた菊しか見られませんでしたが、紅葉は見ごろという感じでした。今日までライトアップということらしいです。



 竹と紅葉の色のコントラストが素敵!



 まだ青い葉もありました。



 動物コーナーにいるプレーリードッグがかわいい!!お食事中でした



 なかなか遠くには行けませんが近場でこんなこともよいもんですねー。

袴のメンテナンス

2009年12月05日 | 雑感~ひとりごと
 10月初旬に袴を初めてクリーニングに出し、それが先日手元に返って来ました。年に数回しか出番はないし着ている時間も少ないものの・・・やっぱり返ってきたものを見ると、たまにはこういうこともしないとなーと思いました。パリッとして気持ちいいもんです!!(まだ着てないけど・笑)

 ちなみに、これは仕舞袴。絹と合繊の交織です。ちなみにこの合繊はシノンという牛乳から作った繊維とのこと!!仕舞を習っていない今、鼓を打っているだけなら座ったままですので、交織でも不満は全くないのですが、某能楽堂のロビーを見たりするたびに新しいの欲しいなーとか思ってしまいます(笑)

 でも、この手のクリーニング代って結構するけれど・・・(^^;、長く大切に着るには、お手入れをちゃんとしないといけませんね。