ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

何度も繰り返す、そして回想する。

2019-01-28 19:53:56 | 貧乏リフォーム
曇りのち晴れ。12-0℃


朝から庭はヒヨドリ軍団で満杯である!




追い払われるメジロさん。







いぢめる???

さて、3本目のマフラーは、こんな感じ!

この白い部分を、黒、金茶、楓ニスの色、焦茶、深緑あたりにすれば良かったのだが、思う毛糸がない。
もしくはロイヤルブルー、
そうすれば2月で満開になる、故郷の海沿いのお花畑のイメージだったろう…。

この白い部分ふわふわの部分を、私は雪と思うことにした。
いつも行く長野の真っ赤なリンゴ畑と、冬に降る雪なのだと空想した。
空想は続く、アーヴィングの小説「サイダーハウス・ルール」に。
Rachel Portman - The Cider House Rules Theme


そして、残った毛糸で次を編むことにする。
私はソローやターシャ―・チューダーが好きだから、
一部は実践したいのだ。



人生とは、生活とは、つまらないことの繰り返しと回想でできている。
何度も何度も同じことを反復する。学習、練習もしかり。
嫌になるまで、いつまでも同じこと、同じ曲の繰り返し。
静かに編んでいると、
昔習った曲、去年のブリューゲル展などが次々と回想される。

《婚宴の踊り》「ピーテル・ブリューゲル(父)作  1566年」


Festa di Nozze ( 幻想曲「華燭の祭典」) : Giuseppe Manente / Jiro Nakano

マネンテのこの曲はアウトタクトで始まり、
1分45秒の村の鐘の音や8分40秒で始まる教会の鐘の音、村人の踊り、今になり鑑賞していると楽しい。
もしかして、私の道のりは無駄でなかったと、
そう思えるような人生を再構築していこう、そう思うのだ…。










練習した…。

この曲を貼るのは2回目である。
忘れたくない曲はしつこく張りますm(_ _"m)
The Snow Queen - Snow diamond (Main theme)

私に4分音符一つにに、8分音符、いや16分音符がぎっしり込められているという、
先生の教えてくださる意味を解明させた瞬間の曲であった…。
私は去年の夏の日、この曲を聞いた時に、飛び起きたのを覚えている!
千住真理子さん、ストラディバリウスでこの曲収録なのだが、この音が出るまで5年かかったという。
まして、素人の私なぞ_| ̄|○
そして、ストラディバリウスの来た日を誕生日として、ご家族で祝うという。
楽器は使用してこそ、愛してあげないといけないと思っている。
遺品整理で、沢山の楽器を処分して理解した事だ。

初心者はまずは初めは楽器の扱いになれなくてはいけない。
まず、楽譜をめくるときに、私は一年中渦巻き部分を譜面台にぶつけるし、
それはもう、楽器にはお気の毒な事をしている。
楽器の取り扱い、弦の交換を教えてくれる最初の楽器、
ボロボロになっても、私はこの練習用楽器に感謝して生きている。
一生感謝するし、40年ぶりに楽器を触った時のあの感動は今でも忘れない。

この猫に似た、トラ模様は楓の木、
量産品でも、楓の木の儀性の上でこの楽器は成り立っていて、
風に吹かれる楓の木のような美しい音をいずれは出してみたいものである。

今、雪とラベンダー畑を思いながら、次のマフラーを編んでいる。
やはりアクリル毛糸の限界はあれど、あるものを感謝しながら利用。



母が言ったことを私は覚えている。
「私は生活を支えるのに必要なことは何でもやって来た。それを嬉しいと思っている。南北戦争の後なんか店なんかなくて、自由に買い物することは出来なかった。私たちは麻を植え、糸を紡ぎ、それを織ってテーブル掛けや下着を作った。自分たちの植えた麻や綿を糸に紡いだものを染めて、織ったものを着た。私がいろいろの草の葉や木の皮や根から染料のとれることを知っているのは、そのおかげだよ。時にはやり方を間違えて、駄目にすることもあったけれど、仕方がないから辛抱して着たものさ。羊の毛も切るし、毛糸を洗い、それをよく梳貸して紡ぎ、それから織りにかかったんだからね。こうして何でも自分でするように躾けられたのを私は感謝している。」と。


昔の人の生活力は凄い!
コメント
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