長島充-工房通信-THE STUDIO DIARY OF Mitsuru NAGASHIMA

画家・版画家、長島充のブログです。日々の創作活動や工房周辺でのできごとなどを中心に更新していきます。

326. スズメの絵本が出版されました。

2018-03-09 16:59:55 | 書籍・出版
今月1日。以前に制作中の話題をブログにも投稿しましたが、企画から2年間かけて制作した絵本が出版されました。以下、情報となります。

・タイトル:まちでくらす とり すずめ 月刊かがくのとも 4月号

・文:三上 修(みかみ おさむ) 日本鳥学会会員 理学博士

・絵:長島 充(ながしま みつる)

・仕様:本文28ページ + 表紙、裏表紙 

・出版社:(株)福音館書店

・企画・編集:福音館書店編集部・かがくのとも

・付録:ポスター『まちでくらすとり』(スズメを含めてメジロ、キジバト等、街中で観察される11種の野鳥が描かれている)。

・定価:本体 389円+税

・内容:幼稚園生ぐらいのお子さんが対象。野鳥のスズメが主人公、全国どこの地域でもみられる新興住宅地の街が舞台。住宅地、公園、畑などスズメは人間の居住空間に近い環境でごく普通に生息している。そのスズメのペアが巣作り~産卵~育雛~巣立ちを通し天敵である野良ネコやカラスからヒナたちを守って巣立たたせるまでを早春から秋までの季節の中で観察する物語。

<著者(長島から)>

文章担当の三上さんは鳥の行動や生態の研究が御専門。絵本の仕事は今回が初めてとのことだが、最近ではTV番組などにも出演されてスズメの生態を解説されるなどご活躍中である。今回、幼稚園生ぐらいが対象ということで絵のタッチも鉛筆と水彩を中心に柔らかい雰囲気を出すことを心がけた。絵本に登場する街並みや公園は僕の住んでいる住宅地がモデルとなっていて、脇役として登場する人物は家族、特に娘たちの子供の頃の写真や記憶を参考にしリアルな感じを出した。小さく親しみやすい野鳥の「野生」に生きる姿を感じ取ってほしい。ブロガーやSNS友の方々、是非この機会にお子さんやお孫さんたちに読み聞かせてあげてください。よろしくお願いします。

※絵本は月刊で基本的に年間購読ですが、現在書店の棚にも置かれています。一般の書店に注文すれば単冊で取り寄せてくれます。また以下の福音館書店のホームページからもお気軽にネット注文ができます。3か月間ぐらいは書店に置かれ、3-4年間ぐらいはバックナンバーとして購入できます。


福音館書店HP. http://www.fukuinkan.co.jp/

画像はトップが絵本の表紙。下が向かって左から絵本のシーン3カット、裏表紙、付録のポスター。


               


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。 (uccello)
2018-03-12 19:21:00
ブロガーのみなさん、SNS友のみなさん、いつもマイブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
Gorrión 326 (Ritva)
2018-08-23 12:26:34
Genial poder proyectar esa belleza de imágenes... con la justa descripción.

コメントを投稿