MOVIE レビュー

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映画「トロン:レガシー」の感想です。

2010年12月22日 | 映画感想 タ 行
IMAX3Dで3D初体験をしてきました。私がいつも行くシネコンのユナイテッドシネマが今年の12月からIMAX3Dを導入しまして、そのオープニング映画が12月17日公開の「トロン:レガシ-」だったんですよ。私は今までは3Dと2Dの同時公開だったら全て2Dを選んで観ていたんですけど、この映画は3Dしか上映が無かったので仕方なく3D初体験となりました。3Dを初めて観た感想は・・・、映像はやはり凄かったです。これまでIMAXを見た方が言われている様に"飛び出してくる"と言うよりは、"奥行き"を感じました。そして、音響も身体に響いてきて臨場感が有ったし、3D映像も全体的な暗さも感じなかったし、3Dメガネも軽くて気になりませんでした。

ただ、全ての映画を3Dで観る必要性を、私は感じませんでした。たま~に、こう言う映画を3Dで観るのも楽しいかな!?とは思いますけどね!音楽と映像がバッチリ決まっていて魅せるエンターテイメント性は抜群でした。

この映画の場合は、デジタル世界の話で、色合いがほぼ白、黒、グレー、ブルー、オレンジの構成で、無機質な電脳世界の空間が広がっているだけなので、映像の構成からすると、あまり3Dの恩恵を受けている様には感じませんでしたけど・・・、映画の物語の設定のようにゲームのプログラミングされた世界にいるような気分がしました。だから反対に「アバター」のように、その世界観を圧倒的な映像美で3D体験する事ができなかったです。"ディスク"と呼ばれるブーメランのように動く攻撃アイテムや、デジタルの世界で疾走するバイクや飛行機?に一瞬にしてトランスフォームする場面などの映像は凄かったです。

映画自体の感想は、この手の映画にしては話の内容がシンプルに纏まっていて案外面白かったです。ただし、IMAX3D初体験のせいで、話の内容よりも3D映像に圧倒されて、余り映画の面白さと言うものにまで発想が行きませんでした。途中、いわくあり気な"トロン"と言う名の戦士?が出て来るんですが、私は、この映画の昔の「トロン」と言う映画は全く知らなかったので、その"トロン"が余りにも唐突に「俺はユーザー(人間)の味方だ!」とか言って、行動を起こす立場がどうなのか分りませんでした。私なりに考えたのが、あのコンピューターの世界を築いたケヴィン・フリンがプログラミングした、言わばアバターなのかな?とか思って納得させました。wこの映画は、私は好きな部類の映画でした。ストーリーは置いといても音楽と映像で十分楽しめる映画です。


私の評価は5点満点中の4点です ≫ 採点表  イライラ度は1です ≫ 採点表
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 「トロン:レガシー」 (英題:TRON LEGACY)
日本 公開日: 2010年 12 月 17日(金) (上映時間 2時間 07分)
監 督 : ジョセフ・コジンスキー
キャスト: ギャレット・ヘドランド / ジェフ・ブリッジス / オリヴィア・ワイルド 他
米 公 開 日 :  2010年 12月 17日  
全米週末興行成績 : 初登場1位
米Yahoo!ユーザー: 平均評価 「 B+ 」 ( 1063 ratings) (12/19日現在の数字)
米 各雑誌批評家 : 平均評価 「 B- 」 ( 12 reviews)  (  〃  )
 (米Yahoo!評価はA~Fの6段階。ユーザーと批評家それぞれの平均評価で、A+が最高です。)
解説 byYahoo!映画 : 父親が創造した“トロン”と呼ばれるコンピューターの世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の存亡を賭けた死闘に挑むSFムービー大作。新鋭ジョセフ・コシンスキーが監督を務め、若者を『エラゴン 遺志を継ぐ者』のギャレット・ヘドランドが、父親を『クレイジー・ハート』のオスカー俳優ジェフ・ブリッジスがそれぞれ好演する。予測不可能なドラマや、スタイリッシュな近未来的映像などを迫力の3D映像で堪能したい。
ストーリー : デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が謎の失踪(しっそう)を遂げてから20年たったある日、27歳に成長した息子サム(ギャレット・ヘドランド)に父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。




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コメント (6)
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