鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

北帰行③

2017-02-24 23:11:10 | 自然・気象
風の強い晴天の週末。

プレミアム・フライディとか・・・いう日らしい。

月末の金曜日は、早く会社から帰って、消費活動をしよう?という日らしい。

会社員のときなら、うれしかろうが、ワタシには、関係ない日。

社会からの落ちこぼれ感ひとしお。


午前中は、家人を病院へ送迎。

帰りに、病院近くのスーパーで、主に野菜類を購入。
ほうれんそう、大根、人参、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、ピーマン、しめじなどなど。
野菜が底をついていたので、たくさん買い込む。

平日なのに、ここのスーパーは、いつも混んでいる。
いつも行く近所のショッピングモールよりも大きな場所で、スーパー、ホームセンター、家電量販店、映画館、病院、書店、レストラン街、ゲームセンター、百均、靴、ブティック、カフェ(スタバ、珈琲館)・・・お店が、いっぱいいっぱい並んでいて、以前、通っていたハロー・ワーク(職安)もあるところ。

家人が、身障者手帳を貰ったので、障碍者用の近くて、広い駐車スペースにパーキングできるのは、有難い。
遠くに留めなくていいから・・・。
横風も強い日だから、本当に助かる。


そんな金曜日だったけれど、一昨日のブログで、地元の水場に飛来した白鳥が、北帰した(らしい)ので、今まで、知らなかった白鳥について、少し調べてみた。

私は、シベリア=バイカル湖周辺・・・と今まで思っていたけれど、どうも違うようで、日本に飛来する白鳥は、ほぼ真北(北極海)あたりまで、帰るようだ。

バイカル湖だと、我が家からは、北西にあたる。

白鳥は、もっと・・・真北を目指すようで、北海道を経て、サハリンを北上しながら、ユーラシアの東岸を行くようだ。

バイカル湖周辺だと、日本海を横断することになるのだろうけれど、長く海上を飛ぶよりは、陸路を伝っていく方が、安全かもしれない。

更に、進路を北東に向け、カムチャッカ半島を南に見ながら、北極海(東シベリア海)沿岸迄、いく白鳥もいるようで、飛距離約3000キロから4000キロ。

2週間くらいかけての長い長い旅だ。

白鳥の飛行速度は、毎時50Km、追い風にのれば、70Km、気流に乗りさえすれば、100キロ近く、速度を上げることが出来て、上空3000mを飛行できるそうである。

あの綺麗な身体のどこに、そんなチカラが宿っているのだろうか・・・。

毎年、そんな旅をする。

中には、命を落とす白鳥も数知れず。

それでも、白鳥は、北へ帰る。


北へ帰れ・・・と・・・白鳥の中の本能が、命令するのだろうか?

命を落とすかもしれない旅。

無事に到着してくれることを・・・願っている。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。