曇りがちで寒い週明け。午後から薄日が差すものの、空気はヒンヤリ冷蔵庫。
断捨離の極意・・・というか、物の捨て時というのは、衣類とかだと、2年か3年着用する機会のなかった服は、処分する・・・多分、この先、着る機会もないから・・・というのが理由のようで。
確かに・・・着づらい服であったり、やたら神経を使う服・・・なんてのは、たぶん、二度と着ないから、さっさと処分してしまった方が、クローゼットのスペースも空くし・・・サイズが合わなくなったものとか、劣化が酷いものは、取っておいても仕方が無い・・・のかもしれないけれど・・・。
私は、現在、十数年前に購入して、一冬か二冬着て、そのままになっていた厚手のフリースを着ていて、コレは、仕舞ったまま、忘れていて、最近、発見?したので、着用してみることにしたもの。
自宅で着る分には、問題ないよな・・・捨てるには、勿体ないし。
案外、こういう死蔵品が多かったりで。
昔の衣類って、案外、名品だなあ・・・と思うものが多いような気がするのは、たぶん、同じようなものが、もう市場では、販売していないから。
アンダーウエアなどは、だいたい1年くらいで、その御役目を終えるものが多いけれど、充分に伸び切って、丁度いい具合かな・・・と思っていると、布地が、痛んでいたりして、お役御免になるのだけれど。
その丁度いい具合になってからの時期が、短いのが、悲しい。
ここ数年というもの、体重は、落ちる一方で、サイズオーバーで、箪笥のコヤシになっていたものが、着られるようになったので、引っ張り出して、死蔵品の復活!とか言って、着てみたりしている。
こういうことが、多いので、断捨離の達人の言う2,3年着ない服は、処分・・・というのは、あまり当てはまらないような気がする。
モノが、溢れんばかりに流通している昨今だから、言えることなのかもしれないけれど、今現在、危惧されている疫病の更なる蔓延だとか、大国間の戦争・・・などが起こった場合、たぶん、モノの入手が困難になることもあるのではないだろうか。
私の場合は、収入が途絶えて久しいので、箪笥のコヤシを発掘して、着られるものは、着ていくことにしている。
それでも、一度着て、苦しい思いをした服などは、やはり処分した方がいいのかもしれない。
気に入ったものは、ずっと着ていたい・・・。
関係ないかもしれないけれど、私は、子供の頃、母親に、一度気に入ったもの以外は、目もくれないし、同じ子としか遊ばないし、ガンコな子供・・・と評されたことがあって、未だに、それは、変わらないのかもしれない。
しかし、着用する下着類に関しては、その母親の方が、絶対に、こういうのでなければ、ダメ!だし、受け付けないので、融通性のないのは、親譲りかもしれない。
ヘンなところが似るものだと思ったりしている。