鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

怪談 牡丹燈籠③~最終夜

2009-08-17 21:01:08 | Weblog
今日も、乾いた暑さ。
夜は、もう涼しい・・・。秋ももうすぐ・・・???

お盆休みもお終いで、今日から、またお勤めって方も多いことでしょう。
ワタシは、週の半ばまでお休み・・・。あと2日。
他のひとは、あと12日もあるのだし、どうするんだろう?

昨日からの続き。

新感線の演出家・いのうえひでのりさんとシス・カンパニーのコラボレーションのこのお芝居。『吉原御免状』でもそうだったんだけれど、この方は、紫・青といった幻想的な光の演出がお上手だ。
牡丹燈籠の燈篭による色と文字の演出。

いのうえ色のあまり出ない控えめな演出。やっぱり、コラボする会社によって、演出って変えるのかな?
シス・カンパニーさんは、なかなか深遠な作品をお創りになる会社ですね。文芸的っていうか・・・。真面目というか・・・。

メイン・テーマは、岡崎司さんの作曲なのだけれど、イントロで、
『朧の森に棲む鬼』の使い廻し???(大変失礼ですが・・・。でもヴォーカルさんは、違ってましたね。最初、木津茂理さんかなとも思いましたが、違う方のようです)かな・・・と思ってしまいました。似てた訳です。
同じ作曲家の作ったメロディだし、怪談?だし、それでも、あの雰囲気のあるメロディは、岡崎さんならでは・・・ですかね?静寂系でした。これハード・ロックじゃ出来ないもんなぁ・・・。

以前にも、何回か書きましたが、シアター・コクーンは、ワタシにとっては、鬼門の劇場。
久々の1階席だったんだけれど、後列のお客さんが、上演中煩かったんですわ。
『あ~。そういうことねぇ・・・。』
とけっこう大きな声で、言いながら、見ていらっしゃる。そんな事、心の中で呟け!と・・・。
興がそれるからさ・・・。

そのお年で、牡丹燈籠のストーリー知らないのかい!と怒りたくなりましたけどね。
ホントに、あの世代って、迷惑な大人が多いのも特徴だね・・・って、どの世代かっていうとね。
はっきりとは、言えませんが、60歳代から70歳代ですかね???

やっぱ・・・。この劇場とは、相性悪いや・・・。
でも、観たい作品が多いんだよね・・・ここ・・・。