みどりの野原

野原の便り

9月3日 高槻 神峯山寺 カジノキの果実 

2017年09月03日 | Weblog
高槻 神峯山寺への途中

 
カジノキ 赤い果実がたくさんついていた。ここから帰ってもいいほどうれしい。
                  右)緑っぽいのは未熟な果実

カジノキは時々見かけるが雄木が多いのか果実を見たことがなかった。
台湾の島では果実を見たが、日本には雌の木がないのか?見てないだけなのか?とずっと探していたのだった。

 
      クサギが花時      ヒヨドリジョウゴも実が赤く色づいてきれい。

 
勧請掛け 12本の縄につけてあるのはシキミらしい。
ネットで見ると、昔は大阪堂島の米商人達はこの縄の垂れ具合をみて月ごとの米の相場を占ったという。どうやって??
                右)神峯山寺に到着 1300年の歴史があるという。
『役の行者の開山と伝承され、奈良時代、光仁天皇の命により本堂を創建し、これを機に天台宗仏教寺院となった』

 
カリンの植栽が多い。幹は凸凹。強度に関係するのか?
                      右)高槻の古木 ボダイジュが大きく繁っていた。 

 
    アブラゼミ 途中で落ちていた雌       境内に雄が落ちていた。

近くを歩いた後、自然園へ。

 
ウスノキ 実が赤く熟していた。     これはアクシバの果実 たくさん実が付いていた。
アクシバの実はあまり見ないのでうれしい。

花はなかったがセンブリがたくさんあり、花時にはきれいだろうな。

 
ジンガサハムシ 透明の傘。 ホトトギスの葉をめくろうとしたら、チクッ。慌てて手を引っ込めた。
ルリタテハの幼虫だった。いかにも「刺しますよ」という姿だが、イラガに擬態しているだけで刺すこともなく、毒もないらしい。
よかった。

帰路、


        牛地蔵
この辺りは『つい100年前まで、高槻市内の原・塚脇地区は国内屈指の生産量を誇り、海外にまで知られた「寒天の里」でした』
『京坂越えの道は薪炭や寒天を積んで淀川の前浜へ出荷し、寒天材料のテングサなどを原に運ぶ重要な道で、運搬に使われた牛を労うため天保4年(1833)地元の人々によって牛地蔵が造られた』とのこと。牛さんをなでなでしておいた。
「京阪帰牛」として「原八景」の1つに制定されている。

バスで高槻駅へ戻る。
コメント
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