みどりの野原

野原の便り

11月30日 インドネシア植物園巡り⑤-2 チボダス植物園 茶畑

2019年11月30日 | Weblog

休憩したところからは30分ほどでチボダス植物園に到着。
駐車場には観光バスが並んでいた。高原植物園は人気があるようだ。涼しい。

 
   チボダス植物園に到着         ゲート


チボダス植物園
『ジャワ島西部 ボゴールから南へ40㎞ グデ山とパレゴランゴ山の山麓にある植物園
海抜1300m~1425mの高地にある。年間平均気温20度
1852年ボゴール植物園の分園として設立された。
亜熱帯植物の栽培のために高地に設けられた。
南米からキニーネ生産のためのキナノキを取り寄せ、オーストラリア原産のユーカリ、ヨーロッパの針葉樹などもある。
ラン・サボテン・サクラ庭園・シャクナゲ・シダなども植栽。薬草庭園もある』(あちこちから抜き書き)

 
   カリステモン           ハナチョウジ 満開
 
     マカダミア 花        果実もあった。

 
新葉が赤い木はクスノキ科とのこと。3行脈はクスノキ科らしかったが、香りは感じなかった。
          右)タイサンボクの果序が落ちていた。なつかしい。

 
レンブ 見るからにみずみずしい果物。食べたことがある。さっぱりした酸味
      右)キバナクチナシというらしい。鮮やかなオレンジ色 

 
ここも園内を巡るバスが走っている。景色だけを見るならこれが楽ちんだろう。
                 右)現地の学生らしい集団 遠足?

 
 トイレ WANITAは女性のこと  インドネシア式 トイレ どこもほぼ同じ。

 
   植物園本部らしい建物      床にコガネムシの仲間がいた。
今回の旅ではもう1か所でやはりコガネムシの仲間を見ただけで、他は全く見かけなかった。
もっといろいろいそうなものだけど。

   
大粒の雨が降ってきた。建物の軒下にいたので、傘や雨具を整えて出発。
インドネシアは今は雨季だというが、幸いにも雨らしい雨に遭ったのはこの時だけだった。
しばらく雨の中を歩く。
 
 みごとな株立ちの竹         池には噴水 カミガヤツリ

 
   板根が発達した木や大木もある。

 
センダングサの仲間のような・・ハキダメギクに似たような・・小さな草花


Bak Sampahは ゴミ箱 切り株風に作られている。
 
 
 カユプテ 精油はエッセンシャルオイルに。 赤い落葉

 
   フトモモ科らしい花        果実もあった。


園内の車道に下りた。木性シダ

 
滝から流れ落ちた水は道路上を横切って川へ流れこんでいた。
              右)川で水遊びの人

 
バスは平気で水の中を通る。私たちは石伝いに水の溜まった道路を渡る。

 
「桜通り」の看板 
 右)川の両岸にはヒマラヤザクラやヤマザクラやソメイヨシノなどがたくさん植えられている。
ネットで見ると、ヤマザクラやソメイヨシノはまだ咲いたことがないらしい。

 
        ソーセージノキ ここでも実や花があった。

ゲートに向かう。正面に見える山はグデ山? パンゴランゴ山?

 
  ゲートの外?の土産物屋    
   右)野菜の露店 クズイモ(ヤムビーン)やブロッコリーなど新鮮な野菜が並ぶ。

チボダス植物園を出発して帰り道、茶畑に立ち寄る。
 
茶畑を見学 チャノキの間に木が植えてあるのがこの辺のつくり方らしい。
ジャワティになるのだろうか?


帰りも渋滞。事故が起こらないのが不思議だ。
バスには運転手さんと助手が乗っている。
運転手さんは慣れているとはいえ安全運転に神経すり減らしているのでは。
バスを降りる時は「テレマカシ」「サマサマ」の挨拶をするが、心から「テレマカシお疲れ様」

ボゴールのホテル3泊目 明日はいよいよボゴールを出発する。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月30日 インドネシア植物園巡り⑤-1 チボダス植物園に向かう。渋滞 物売り ボゴールピーナツ モンキーバナナ

2019年11月30日 | Weblog

ボゴールのホテルの朝食


旅の朝はおかゆがいい。トッピングがいろいろある。
わかっているもの、好きなピーナツやフレーク。得体のしれないものもこれは何かな?
・・とやっているうちにおかゆの上に山が・・他のものも少しずつのつもりでも・・ついつい・・ね。

さて、今日は高原にあるチボダス植物園へ。
渋滞を見越してホテルを8時に出発。

チボダス植物園の思い出、先ずは行き帰りの渋滞だ。

 
       高速道路(?)渋滞は半端ではない。

 
車の間を縫って商品を手に持ったり、肩から下げたりした「物売り」が通る。
中には視覚障碍者らしい人を連れた「物貰い」風の人もいた。
道の端には露店もある。
買う人はいるのか?と思うが、中には窓から手を出して買っている人もあった。
渋滞ならではのたくましい商売だ。

 
前から何か歩いてきたと思ったら、着ぐるみを着たパフォーマー?ドラえもんらしいのも通った。
                  右)シャボン玉おじさんもいた。
これはチップでももらうのか?おもてなしなのか?
渋滞でうんざりしている私たちには慰めとなった。


前の席から誰かの差し入れのピーナツとモンキーバナナが回ってきた。

 
ピーナツと言えば双子と思いきやそのボゴールピーナツは1粒入りだった。普通のピーナツも回ってきた。 
 右)モンキーバナナ 美味しいので来た時はいつも食べる。

 
一般道に入っても渋滞は続く。
オートバイが加わる。向こうへ行く人、こちら向かって来る人、両方通る。
道路沿いには果物を並べた店など並ぶ。

 
山道に入った。峠を越える上り下り。 茶畑もある。(帰りに立ち寄る)

途中のホテルで休憩。


     ホテルからの景色。何という山か? 良い眺め。


真下には遊歩道が見えた。川や田んぼもある。下りてみた。
そこは有料で、ゆっくりする時間もないので、こちら側から眺めるだけになった。

 
     川で遊ぶ人々    何をしているのかと見れば石を積んでいた。
宗教的な意味があるのか?単なる遊びなのか?


昼食を済ませて、おもてなしのガムランを見て、出発。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月29日 インドネシア植物園巡り④-3 ボゴールの市場 野菜や魚や肉 ウサギ

2019年11月29日 | Weblog

【遅くなりましたが、インドネシアの続きです。後日、旅行当日の日付に戻します。】

植物園を出て帰り道、市場に立ち寄る。

 
      道路は渋滞           市場前に到着

地元の人たちが買い物に来る市場は生活感がある。

 
   野菜や果物や・・いろんな 珍しいものを見るのは面白い。

 
向こう側シルサック。手前のオレンジ色のは何? 右)リュウガン 少し買った。

 
ネジレフサマメ 見たことはあるが食べたことはない。
    右)トーチジンジャーのような花 バナナのツボミも売っていた。
花も木の葉も食糧にされるものは多い。

 
噛みたばこに使うキンマ(コショウ科)の葉   テンペ ちょっと買う気は・・

 
黒い豆のようなもの。刻んでスープにすると聞いたけど・・
                 右)ナマズ 生きていた。

 
     タニシ               魚の干物

  
ウサギちゃんの幸せを祈る・・
         
夕方で買い物客は多くないせいか、前に来た時ほど活気は感じなかったが、食べ物は何でも揃いそう。
市場を出たあたりでパラパラと雨が降ってきた。

ここからホテルに戻り、町中のレストランに食事に出かける。

 
椅子にリボン ペーパーナプキンもずらして置いてありおしゃれな感じ。

サラダにクリームスープに鶏の詰め物に・・・お腹が減るひまがないなあ。

ホテルで1時間ほど懇談会。
昨日も今日も良く歩き、寝つきも良い。ぐっすり・・

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月29日 インドネシア 植物園巡り④-2 ボゴール植物園3 王さまの木 ヨウラクボク 

2019年11月29日 | Weblog

4日目 ボゴール植物園 続き。

 
モンステラ? サトイモ科の肉垂果序でしょうか? 
           右)ハナミョウガに似た葉 果実を付けている。
わからないものが多い。

 
樹名板からタイピンアソカ(イエローアソカともいうマメ科)
ムユウジュとは別種らしい。近くにムユウジュのオレンジの花もあった。
      右)ナンバンアカアズキ 所々に落ちている。ホッといやされる感じ。

 
クーンパシア(樹名板Koompassia excelsa)インドネシアではメンガリス(マメ科)
最も高木になる木だそうで「王さまの木」ともいわれる。
板根が発達している。誰もが記念撮影したくなる。
前回2011年にも同じところで撮ってますね。

 
 フタバガキ科         フタバガキ科の葉

 
ヨウラクボク 赤い花がいくつもぶら下って咲く。
          右)赤っぽい萎れたような新葉を固めて出す。

 
ネジレフサマメに近い木のようだ。板根になる木が多い。
               右)ヤエヤマヤシ 日本原産

お昼は昨日と同じ植物園内のカフェレストランで食べた。

 
    エビセン         揚げた「テンペ」インドネシアの納豆
揚げ魚・海老・煮物・サラダ・野菜鶏・デザート・・取り分け料理だが食べ残しが多く胸が痛む。

午後3時ごろ、ボゴール植物園を出る。

2回目のボゴール植物園 やっぱり広い。もう1回来れば・・全体像がつかめるかな? 無理かな?

渋滞の中を戻り、途中で市場に立ち寄る。(次頁)

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月29日 インドネシア 植物園巡り④-1 ホテル周辺朝散歩 ボゴール植物園2 アルソミトラは・・ソーセージノキ イロモドリノキ 

2019年11月29日 | Weblog

【インドネシアの続きです。後日、旅行当日の日付に戻します。】

出発前にホテル周辺を散歩

 
   ホテル周辺        そばにはボゴール農科大学のキャンパス

 
  カポックが多い。板根       落ちていた果実ははじけて


白い綿がふわふわとあたりに落ちていた。ヨウテイボクやオオバナサルスベリなどもあった。

さて、昨日に続いてボゴール植物園へ出発。

今日は正門から入る。

 
     第1ゲート       立派な正門 さすがにここは覚えている。

カナリウム(カナリアノキ) 並木になっていたがあまりよく見ていなかった。
後で果実を紹介する。

 
ソーセージノキ 前に来た時もここで見たのを覚えている。
大型ソーセージ状の果実がぶらぶらとぶら下がっていた。
この果実の中はどうなっているのか?綿毛のついた種がびっしり詰まっているのか? 
大きい種がゴロゴロとあるのか?ずっと気にかかっていた。 右)果実が置いてあった。

 
切ってもらうことになった。力を入れてナイフを押しつけても、硬くてなかなか切れない。
時間がかかってやっと切り口を見ることができた。
ぎっしりと詰まった果肉の中に、ぽつぽつと小さく見える粒が種子なのか?
大きい果実のわりにはいやに小さい種子。しかも自然に割れたりはしなさそう。
動物散布なのかなあ。 花も落ちていた。ノウゼンカズラ科らしい大きい花だ。

 
ゲストハウスをちょっとだけ見学して・・  ヒゴロモコンロンカ

 
イロモドリノキが満開だった。前に行ったシンガポール植物園のメインゲートのモチーフになっているつる性の植物


オオギバショウもあった。葉の向きはバラバラで一定しない。組み合った葉鞘に溜まる水を旅人が飲むことからタビビトノキともいわれる。(説)

 
ラタンのツルがはい回る。茎はトゲトゲ。芽は尖り、これでひっかかって伸びていくという。

 
憧れのアルソミトラ(ハネフクベ) 大きい木に絡みついたツル性植物。 右) 葉
大きいボール状の果実がつき、その中には大きは翼のついた種子が詰まっていて、風に吹かれるとグライダーのようにひらり~と飛ばされるとのこと。

前に来た時、果実はなく、今回は!と期待していたが・・果実も見られない。
どこかに翼のついた種子の1枚ぐらいヒラリと引っかかってないか? 目を凝らしてみるが・・ない・・
残念。

 
友達が、見つけたのは果実の皮の一部。中に種子はなかった・・
                      右)園内 

 
面白い実が落ちていたが何かわからない。

 
ゾウタケ 太いものでは直径30㎝にもなるという熱帯の竹 タケノコが出ていた。
熱帯の竹は地下茎が長く伸びず、仮軸分枝のように分枝して、先が稈として立ち上がるので密に株立ちになる。
葉脈は並行脈だけで、横脈が出ないことも教えてもらった。挿し木もできるとか。

 
植物園を作ったオランダ人(ドイツ生まれ)ラインワルトの像
     右)スイレンの向こうはボゴール宮殿の敷地 植物園は宮殿と併設されている。
ヤギが見えた。庭園にはシカもたくさんいる。昨日見えた。

 
 オモダカの仲間らしい白い花     オオオニバス 蕾があった。

 
カナリウム(カナリアノキ)の黒い果実が落ちていた。枝に着いた緑色の果実
つぼみもあった。ジャワアーモンドともいわれ、種子は食べられるそうだ。

長くなるので、ここで一休みします。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月28日 インドネシア 植物園巡り③ ジャカルタ ボゴール植物園1 第3ゲートから 

2019年11月28日 | Weblog

【遅くなりましたが、インドネシアの続きです。後日、旅行当日の日付に戻します。】

昨日見学したプランバナン遺跡やボロブドール遺跡はジャワ島の中部・南のジョグジャカルタにあった。

今日・明日の目的地、ジャワ島西部 ジャカルタにあるボゴール植物園に行くために、早朝の国内線でジョグジャカルタを出発。

ジャカルタ空港から専用車でボゴール植物園へ向かう。

モノレール工事中。道路沿いの景色や木などを見ながらボゴールの町へ。

ボゴール植物園の近くまで来ているのに、一方通行で植物園を一回り。
ゲート1.ゲート2を過ぎて、今日入る第3ゲートに着いたのはお昼前。

 
     第3ゲート          警備員がいる。
国内と外国人観光客の料金は別になっている。自国の人15000 IDR  外国人26000 IDR(約260円)

 
  ランハウスに入る。       歴代植物園長の写真がずらり。
インドネシア独立以前の、日本統治時代に園長となった中井猛之進(白矢印)(小石川植物園園長もされた日本人植物学者)の写真もあった。

 
ランやビカクシダなど熱帯植物が植栽されたランハウス園内。
日本の植物園の温室のようなところだった。
外でも十分育つだろう熱帯植物をここで展示してあるのはなぜなのか?
意味があるのでしょうがわからなかった。

ボゴール植物園 
(あちこちから抜き書き・・自分のためにまとめようとするが、簡単にまとめるのはむつかしい・・)
『ボゴールは、ジャカルタの南東60㎞に位置する。
ジャワ島がイギリス統治になった1812~1816の間、ラッフルズ総督が当地に居住。庭園も改造した。
オランダ統治時代1817年に、ジャワ島及び周辺諸島農工業技術総督として着任したオランダの植物学者ラインヴァルト(ラインワート 又、ラインワルトとも。 初代園長)により設立された。
設立当初はインドネシアへの経済的に重要な植物の導入、試験栽培・育種研究を主な目的としていた。
オイルバーム・天然ゴム・茶・コショウ・サトウキビ・綿花・タバコ・コーヒー・キャッサバなど・・・ボゴール植物園が導入し、世界各地で栽培されるようになった。
1949年、独立共和国となったインドネシアが管理するようになった。
インドネシアでも最も古い歴史をもち、熱帯アジアを代表する植物園の1つである』

 
  株立ちの竹   ランのような花 Monodora ・・のプレートで検索すると バンレイシ科らしい。

 
お昼ご飯を食べた植物園内のカフェレストラン 屋根はうろこ状のテツボクの薄板 シラップウリンで葺いてある。
ボルネオテツボクはクスノキ科。材は耐久性に富み、これで葺いた屋根は20・30年持つという。 
               右)柱にはビカクシダがたくさんぶら下がっていた。

 
魚の骨ごとから揚げ。バリバリとカルシュウム取得 サテ(串焼き)など・・

植物園は公園のような開けたところあり、森のようなところあり、池あり、川あり・・


これがボルネオテツボクとのことだが、若くて貫禄がない。

 
ボゴール植物園へピクニック いいなあ。憩いの場になっている。
                    右)森の中

 
   トゲトゲのサゴヤシ          コウエンボク   

  
大きい板根を持つ木    パンノキの板根       根返りした大木 根は浅い。

 
   ナギの仲間          バッカウレアの仲間 幹生果

 
気根がいっぱい垂れた木 葉の主脈に翼のある赤い花

 
園内を流れる川 水量は少なかった。  
 右)ミルキーパイン(黒板の木 ジダノキ)材は柔らかく加工しやすく黒板にされる。    

 
きれいなオレンジ色の果実 この木の下にたくさん落ちていた。ゴノカリウム(クロタキカズラ科)と判明

 
いろいろ落ちているが何かわからず。 落ちていたのをくれたというドリアン 

 
ショレア レプロスラ(フタバガキ科)       大きい果実も落ちていた。
ガクの内の2枚がプロペラのように大きく、落ちるときにくるくる回って遠くへ果実を運ぶ。 
フタバガキ科にはラワン材として利用される種類もある。 

実は、2011年の6月にもシンガポール植物園・ウビン島・ボゴール植物園・チボダスへも行っている。
今回は2度目だというのに・・ボゴール植物園は広い。ついて歩いているとどこを歩いたのやら・・

ホテル 

今日から3連泊するホテル シャワーはお湯が出てホッとする。

 
夕食 パイナップルのサラダ 付け合わせの半切りパイナップルは飾り用らしい。
                    右)肉料理  など。
ジャカルタ1日目が終わり。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。     次へ続く。  

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11月27日 インドネシア 植物園巡り②-4 ボロブドール遺跡 菱形 四角の穴  

2019年11月27日 | Weblog

ボロブドールに到着。

 
   シールを胸に付ける           記念のお土産マグネット


ボロブドール遺跡 入場門  バリのテロ以来セキュリティチェックが行われる。
カバンの中身をチェック。

 
     入口に立つ碑   ボロブドール寺院群全景 よほど遠くから出ないと全体が見れない。
ボロブドール寺院群は世界で一番大きい仏教寺院 世界文化遺産に登録されている。
寺院群はジョグジャカルタから30㎞離れた所にあるムラピ山の石を使って作られている。
ムラピ山は今も活動中の活火山 2018年にも噴火してボロブドール寺院群も被害を受けたそうだ。

『ボロブドール寺院群はシャイレンドラ王朝によって780年頃に一応完成。その後増築された。』
王朝が崩壊して長い間森の中に埋もれていたのを地元民(オランダ人?)が見つけ、修復が始まった。

『1辺120mの基壇の上に5層の方形壇、その上に3層の円形壇 全体で9層のピラミッド状の構造』
最初に石を積み上げ、彫刻は後からしていったとか。最下壇は彫刻がないままだった。

 
四面にある階段のひとつから仏塔を登る。階段は1段が高さがあり急だ。 
     右)美智子様が来られた時に付けられたという手すり。助かり~。

 
 
壁には細かいレリーフ お釈迦様の一生や仏教説話の図柄が彫られている。
左回り(時計回り)に回廊を回る。

 
色の変わっている所は、昔、オランダ人がモノクロ写真が鮮明に撮れるようにペンキを塗った跡なのだとか。
                 右)無地の石は補修されたもので、彫刻されていない。

 
「ボロブドール寺院群は山の怪物が作った」とも言われ、向こうの山は怪物の寝姿と見る。

 
回廊には小さい仏塔がたくさんある。      仏像 上半身が出ている。

 
小さい仏塔の菱形窓から中に収められた仏像が見えるところもあった。
頂上に上がる前に、中に手を入れて仏像を触ればご利益があるらしい。 
         右)手前(下)に菱形窓 奥(上)に四角窓 一番奥(上)に無窓の仏塔

  
ひし形の窓が開いた下の方の仏塔は、不安定な、欲望に満ちた俗界を表す。 
 中)上に行くと四角い窓、安定を表すがまだ欲望がある。
  右)最上階の大きな仏塔には窓がなく、中には何も入っていない。「無」の世界を表しているのだとか。

近くで見た木
 
          ソーセージノキ 花と果実

 
   カマバアカシア 花     落ちていたイランイランの果実(と思う)集合果らしい。

 
モモタマナの葉をバイオリンに見立てて。   17時2分 夕日

インドネシアのヒンズー教と仏教の2大世界文化遺産を見学で来た。
昔の人の信仰心とエネルギーに感心した。ヒンズー経も仏教も広い心で受け入れる寛容さ。
広い心で接すれば宗教戦争もなくなるのではと思った。

今日の予定はこれで終わり。


あぜ道に植えられたヤシ(昼間の写真)バスの中では、根・葉・幹 果実・・捨てるところのないヤシの話を聞く。
ヤシはインドネシア語で「クラパ」という。
昔、娘とインドネシアのパンダンガランへ行った時に泊まった宿の名が「クラパ」だった。
日本人がほとんど行かないところへ連れて行ってもらって面白い経験をした思い出がある。
先生からは普通幹は1本だが、枝分かれするヤシもあることや、ヤシの実を採るサルを訓練する学校などのお話があった。

 
レストランでの夕食   今日はビンタンビールがあった。個人払い55000ルピア(約550円)

ガイドさんからはジョグジャカルタは海や山 影絵芝居やラマヤナの伝統の踊りやガムランなど見るところがたくさんある。
新空港もできる予定で来年は直行便が就航するかも。また来てくださいとのメッセージ。
お世話になったガイドさんともいよいよお別れ。アカパバール。

今日も12509歩 ジョグジャカルタの最後の夜。懇親会の後、おやすみ~。 

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月27日 インドネシア 植物園巡り②-3 ボロブドール遺跡への途中 バスの中・レストラン・果物

2019年11月27日 | Weblog

バスはポロブドールに向けて出発。

バスの中。どなたか買ってくださった果物が回ってきた。
 
 果物の女王といわれるマンゴスチン  皮はヘビのうろこ状のサラック コリコリ触感

レストランで昼食

 
            昼食を食べたレストラン

 
     ご飯とおかず      ご飯を真ん中に、周りにおかずを置くインドネシアスタイル

 
野菜や鶏肉の入ったスープ あっさりして美味しい。
               右)マンゴージュースを注文 濃くて美味しい。 

アボカドジュースを注文した人も。(写真の向こう側真ん中に小さく写る)
アボカドのジュース?・・初めて見たが、おいしかった。
イスラム教徒の多いインドネシアでは飲酒禁止です。ビンタンビールもありません。


     ジャワコーヒー       うーん。まんぷく!

バスの中で・・ガイドさん
昨日・今日2日間、ジョグジャカルタのガイドさんは日本語も上手で違和感なく、ジョークで笑わせてくれたイケメン。
バスの中でもいろんなお話をしてくれた楽しいガイドさんだった。
神戸に3か月住んだことがあるというが、それだけでは・・この日本語力はどこで修得されたものか・・
奥さんが日本人(よくある)でもなし・・

その前に、インドネシアのことを調べ(ようとした)・・
『インドネシアは350(300?)年間オランダの植民地・3年半は日本の統治・イギリス軍の占領・第2次世界大戦。
その後、独立戦争を経て単一のインドネシア共和国が樹立された』
(複雑で・・簡単にはまとめきれない。大端折り。)
「インドネシア語は、多民族国家で方言が50ぐらいあるインドネシアで『海上交易のための共通語だった海峡マレー語』が元になって作られた言葉らしい」

さて、教えてくれたインドネシア語。繰り返しが多い。

キラキラ=だいたい おおよそ 
 ゆるやか感のあるこの言葉は私たちが大好きだが「キラキラじゃないよ。10時きっちりに出発だからね」などと念を押されたり・・
ハティハティ=気を付けて。 樹木に付けられたプレートを樹名板かと見に行くと「HATI HATI」危険・注意の意味とわかる。
ジャランジャラン=歩く 散歩の意味
テレマカシ=ありがとう。一番よく使った言葉だが・・
 「トウモロコシ」と言っても通じるよとガイドさんが言うので、大うけ! チョロマカシじゃないよ~。
サマサマ=こちらこそ  テレマカシと言った時に「サマサマ」と言ってくれる。

外人といえばオランダ人のこと 300年間オランダ植民地だった。
車といえばホンダ ヤマハのホンダ(車)などと言ったりする。
テレビはソニー   ミネラルウォーターは何でもアクア

顔かたちの似ている中国人・韓国人・日本人だが、「区別がつく」とは前も外国のガイドさんから聞いたが・・
日本人は「よくお辞儀をする」のでわかると言う。確かにありがとうと言っては頭をさげるなあ。
ジョグジャカルタでは外国人は珍しいので一緒に写真を撮りたがるとのこと。
現に、私たちも「一緒に写真を撮って」と言われ、何回か写真におさまった。
友達に「見て見て。日本人と一緒に写真を撮ったよ」と自慢でもするのかな?

 
町は車が多い。ガイドさんによると80%は日本車だとか。トヨタ・ホンダ・スズキ・・の順に多い。
                  右)バイクの専用線がある道路もあった。

交通事情については、定員?乗れるだけ乗る。スピードはOK。信号は少ない。横断歩道はない(少ない)。命がけ・・とのこと。
一般道はバイクが車の間を縫って走り危なっかしい。

焼き物の店に立ち寄る。

 
  現代作品が多い。  木にアルミ板を貼り付けたものが有名なのか他でも見かけた。

近くの果物の屋台

 
       ヤシの実        割ってもらってみんなでジュースを飲む。

 
中のペロペロの胚乳がおいしいんだよね~。 
  右)ビニール袋に削った胚乳とジュースを入れたものか?子供が買っていった。

 
ジャックフルーツは果肉を取り出してあった。ジャックフルーツも好き。
ドリアンよりは少し繊維質でさっぱり。熱帯の香り。 右)大きい種


ジャックフルーツの木も見えた。大きくなると一抱えの大きさになる。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。

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11月27日 インドネシア 植物園巡り②-2 プランバナン遺跡 ナンバンアカアズキ カシューナッツ コウエンボク グネモンノキ ヘビを・・

2019年11月27日 | Weblog

9時、ホテルを出発

分離帯にはマホガニーが植えられている。
インドネシアがオランダ領であった頃、オランダ人はこの木をくり抜いたお棺に入るのが夢だったとか。
伐採が続いて木が少なくなり、現在は保護され伐採禁止。

バスを降りたところはプランバナン遺跡のある公園

 
見上げるとナンバンアカアズキの鞘がはじけて赤い豆が見え、下にも落ちていた。
                      右)真っ赤な豆(種子)
台湾の島でも見つけて大喜びしたが、日本にはない赤い豆。可愛い。うれしい。

 
  コウエンボク(黄炎木)花盛り  イランイランノキ 低い植え込みになっている。
花は黄緑色で目立たないが、良い香りがする。香水の材料になる木、あちこちで見た。

 
参道の向こうにプランバナン寺院群が見えてきた。 寺院群は東向きに建てられている。

プランバナン遺跡群(寺院群)
9世紀頃、古マタラム王国の時代に建造された。
伝染病の流行などで、10世紀ごろに移転。
その後も火山の噴火や地震などで遺跡のほとんどが崩壊し、廃墟となり・・
ガイドさんによると「800年間忘れられていた」とのこと。
発見されて以来、修復作業が続いている。
世界で一番大きいヒンズー教の寺院群として、1991年ユネスコの世界遺産に登録された。
2006年ジャワ沖地震でも又被害にあったらしい。

ガイドさんは『プランバナン寺院を建設した王の妃は仏教王国の姫で、この寺院群にはヒンズー教と仏教が仲良く共存?している』というようなことを言っていた。

 
寺院群の中央の一番大きい仏塔に登る 。階段の下にあった像(何だったか?)

 
狭い急な石の階段を登る。   薄暗い中にシヴァ神
他にも神像のあるところがあった。

  
   途中の階の回廊を歩く。     壁に施された彫刻や小さな塔など見ながら・・


下から見上げた寺院の角。穴は雨樋らしい。

 
   これは極楽の木と聞いた。動物や鳥 彫刻の一つ一つにも意味がある。
 


寺院群の周りには崩れたままの石材がいっぱい置いてある。
この寺院群はムラピ山の安山岩で造られているらしい。

ここから25km離れているというムラピ山 うっすらと見えた。何度も噴火したらしい。
今見る仏塔も、このような崩れた石を一つ一つ積み上げて、再建されたものと思えばすごいなあ。
昔の姿に戻すにはどれぐらいの年月がかかるのだろうか・・

 
公園ではイベントに向けたワラの像の製作中  
         右)丸いかご状のブランコ プランバナン寺院群をバックに揺れる仕組み。
大きいヘビを扱っている所があった。
触らせてもらって、ついにはお金を払って「ヘビ首巻体験」
いくら払ったか忘れた。
黄色っぽい白いヘビ。まあこんな時でもないとこんなこともできないし・・(写真は遠慮しました)
太いけれどおとなしく、触った感じはスルスルサラサラ。逆向きに触ると少し鱗が感じられた。
体験者は3人だけ。後の人たちは遠巻き・・


グネモンノキ(グネツム)
不思議な木で、普通の広葉樹のような葉をしているのに、裸子植物だという。
前に行ったシンガポール植物園にもあった。
その時は「グネモンせんべい」というグネモンノキの実から作ったえびせんのようなお菓子も食べた。 
実は赤くなるそうだ。実も葉も食用に利用されるそうだ。 

 
グネモンノキ これは蕾なのか?小さい実(種子)なのか?  右端)うんと拡大してみた。
雌雄異株らしい。雌のような気がする。

もう一つ。びっくりしたもの・・・


え~っつ! これがカシューナッツ こんな形で落ちていた。
てっきり丸い果実の中に入っているものだと思い込んでいた。
最初、下のオレンジ色のものだけが落ちていて、中の実を見たくて剥こうとしたが、ジュクジュクと汁が出て種は入ってそうにもない。
上に白いものが付いたものを拾った人があった。
オレンジ色のものは花托だそうだ。
白い勾玉のような実(果実)を外そうとしたが、しっかりとついていて捩じり取らないと取れない。
この実の硬い殻を割るとあの”カシューナッツ”が出てくるらしい。生では毒があり食べられないそうだ。
花托はフルーツのような香りがしていたが、生食したりジュースにするとのこと。

果実が木に付いているのは見ていない。移動中とはいえ、もっとしっかり見ておけばよかった。

外国には思いもつかない形が存在するので面白い。

 
土産物屋を抜け、小物売りの兄ちゃんがしつこく付いてくるのを「ティダッ ティダッ」(いらない いらない)と振り払いながらバスへ。

 
レンブの仲間 フトモモ科の果物。さっぱりした味。 コンクリート製ゴミ箱は分別用  


     バスに到着

プランバナン寺院群も立派だったが、周りの植物も面白かった。
マンゴーやランブータンはぶら下がっているし、色々見るものが多い私たち。
ガイドさんは次に行くポロブドール遺跡に15時までに入らないと・・と気が気ではなかったみたい。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。 

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11月27日 インドネシア 植物園巡り②-1 ホテル周辺ちょっと散歩 キバナイペ―

2019年11月27日 | Weblog

今日は、午前はプランバナン遺跡群 午後はポロブドール遺跡をまわる予定。

 
       ホテル 今日もう1泊する。    洗面 トイレ シャワー
シャワーは水(なまぬるい)暖かいお湯がほしい・・。


持ってきた50000 IDR(ルピア)ホテルで少額に換金してもらった。
使い込まれたお札 2000 5000 10000 20000 右端50000ルピア札
すごい高額のようだが、100ルピア≒1円 部屋のチップは10000ルピア 置いた。  

もう1枚細かくしたかったが売り切れで?なかった。。

出発前にホテル周辺を散策

 
   ホテルの庭のプルメリア    ここのは黄色い花だったが、他の色もある。
 
前の道路 街路樹にはよく白ペンキが塗られている。白の上下には黒ペンキが塗ってある。
これは夜間に道路端がよくわかるようにしてあるとか。害虫除けの意味もあるのか?
                    右)歩道に移動店舗の「鍵屋さん」

 
     キバナイペ― 
 右)ソーセージノキかと思ったが、キバナイペーの果実らしい。ソーセージノキより小さい。


ヒラヒラと雪のようなものが飛んできた。道路にも落ちていた。キバナイペーの種子らしい。
周りに翼が付いている。あの果実の中にこんな種が入っているのかあ。

少し歩いただけでもそこにあるのは熱帯植物。わからないものが多いが・・。
ミヤコグサに似たマメ科の草花、アゼナ科らしい草花などもあったが、小さい草花はなおわからない。

朝食を食べて9時に出発 専用車でプランバナンに向かう。

途中も車窓から見える木を見たり、ガイドさんの話を聞いたり・・
インドネシア語も教えてくれたが、結局使ったのはテレマカシ(ありがとう)
スラマッパギ(おはようございます)ぐらいしか使えなかった。
日本ではおはよう・こんにちは・こんばんはだけの挨拶もこちらでは時間帯によって何通りもある。
スラマッパギは11時まで。11時~3時 3時~6時 6時~・・など。

不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。    次へ続く。 

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