みどりの野原

野原の便り

9月30日 里山遊び広場 1日目

2017年09月30日 | Weblog
石舞台で行われた遊び広場。1日目の今日だけ参加した。



 
自然観察サークルのブースは秋の野の花・秋の七草などいっぱい飾り付けられた。


誰かが持ってきたカブトムシ。テーブルの上に置いてあったが、活けてあるアケビの上に乗せると、甘い果汁にかぶりつき。

飾ってある花を見てもらい、ぶんぶんゼミつくり。イタドリ笛などをお客様に提供。

 
近くにあるナンバンギセルや秋の草木のミニ案内もやった。


こんなテントが立ち並ぶ。

自然クラフト、コマ回しなど昔遊びいろいろ、すごろく、ハーブティー、はなぐるま作り、歴史案内、野鳥観察、丸太切り、古代衣装体験・・
土鈴の色付け・昆虫館の昆虫展示など楽しい催しがある。

この時期、学校行事と重なり、午前中は子供が少なかったが、大人の方、遠くからのお客様も来てくださり、天気も良く、まずまずの1日目だった。

明日2日目も天気がよさそう。たくさんお客様が来てくださるといいな。
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9月29日 奈良町資料館 段ボールアート 奈良町からくりおもちゃ館

2017年09月29日 | Weblog
テレビで「段ボールアート」開催のニュースがあった。

行きたい! することがあったが、見たいのに負けて、駆け足で見てきた。

「奈良市資料館」で奈良町や奈良奉行所の展示を見て、奈良町資料館へ。

「奈良町資料館」
 
       奈良町資料館    屋根には「見ざる聞かざる言わざる」 のお猿さん。

ここで千光寺義和氏の段ボールアート展が開かれていた。

 
細かい細工もすべて段ボール 中には電動で動くものもあり、段ボールの歯車が縦に横に組み合わされて複雑な動きをする。
こんな工夫のあるもの大好き。

奥には庚申さんの祭壇がある。
 
庚申堂のご本尊「青面金剛」庚申さんとよばれている。身代わり猿は庚申さんのお使いだという。
                    右)古い看板の展示もある。


時間がないと言いつつもついでに「奈良町からくりおもちゃ館」へ。
前にも来たが展示は変わる。


修学旅行の子供と一緒にゲームの説明を聞いたり、見たりした。
「目付け帳」は子供が選んだ本の中の絵を当てるゲーム。 面白い。和算を応用したものとか。よくわからないが。
子供達にはいい思い出になることだろう。

 
影絵 いろんな形が映し出される。昔はお座敷の障子の向こうで人間がやったらしい。
人間が姿勢を変え、持ち物と変えたりかぶったりした姿が、影絵にすると鳥になったり、茶釜に見えたり・・
         右は種明かし。(今は紙で作ったミニチュア)  面白い遊びがあったものだ。
   
 
今日のお気に入りは、下のひもを引くと人形がお面をかぶったり脱いだりするもの。

見るものを見て、急いで帰る。
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9月28日 家の庭 ナガエコミカンソウ カラスノゴマ 墓参り シカクマメ

2017年09月28日 | Weblog
この3つだけか?と思っていたゴーヤは、教えてもらったように芽先を摘んでいったらどんどんつるを繁らせ、小ぶりながらわりにたくさん・・
数えてないが20個ぐらいは採れたんじゃないかと思う。
肥料も時々やったが、最初の4.5個はまあまあの大きさだったがだんだん小振りになっていて、トマトぐらいの大きさになってきた。

今もおチビちゃんが4個ぐらい見えるが大きくはなりそうにもない。
小さくても自分で作ったと思えばおいしい。

 
夏疲れが見える草花のなかで元気なのが カラスノゴマ 地味であまり観賞価値はないが、枝を伸ばして花をつけている。


ブラジルコミカンソウ(ナガエコミカンソウ)これも元気すぎて要注意。

遅まきながらお墓詣りに行った。
下の畑に(元は家の田)ブルーの花が見えた。


シカクマメだ。 ブルーの花が涼し気。花もきれいでヒレの付いたマメのさやも食べられる。
初めてシカクマメを食べたのは10年以上前、沖縄だったか、西表だったか小笠原だったか南大東島だったか・・
とにかく南国の食べ物であった。
シマタニワタリなどと料理に出て、どんなものなのか見せてもらった記憶がある。


このごろは畑や市場でも見かけるようになった。これからもっと栽培が広がってくると思う。

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9月28日 飛鳥 準備や下見

2017年09月28日 | Weblog
今日は午前中、里山遊び広場の準備、午後は次の講座のコースの下見などをした。

カメラ忘れで写真なし。
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9月26日 箸尾周辺 教行寺 大福寺 櫛玉比女命神社

2017年09月26日 | Weblog

箸尾周辺を巡る。

平安~室町時代にかけて広陵町から田原本町に広がる荘園の有力武将だった箸尾氏。

戦国時代には筒井氏・越智氏・十市氏と並び大和4家に数えられ、室町時代には箸尾城を築き、戦国時代には箸尾郷とよばれる勢力範囲を持っていた箸尾氏だが、天下統一が進む中、力を失っていく。
一族の中には豊臣秀長や筒井定次など武将に仕える人もいたが、帰農する人も多く、庄屋を務めるなど村の指導者となっていった。

明治22年に箸尾荘という強固なつながりをを持つ 萱野・的場・弁財天・南・大場・中村が合併して箸尾村が発足。
明治44年に河合村に属していた3大字が箸尾村に編入し、9か大字からなる箸尾村が発足したが、箸尾荘のつながりの強い農業地域と商業地という特性の違いもあり、村内にはしばしば対立が生じたという。


江戸時代、箸尾は下街道・三輪街道の交わる交通の要衝として栄えた。 
下街道の古い街並みを歩く。

①(北)大福寺 高野山真言宗 
聖徳太子建立の広瀬寺の後身という。
江戸時代には、東と北の2つに分かれ6坊の塔頭を持っていたが、東大福寺は明治時代に廃寺となり、今残るのは北の大福寺。
30石の領地を認められていた。

 
        大福寺        古い時代の舟型五輪塔や13重の石塔などが残っている。

②箸尾城跡

箸尾氏の拠点で、環濠集落を持つ平城だったらしい。今は石碑が建つのみ。

③教行寺 箸尾御坊ともよばれる浄土真宗大谷派の中心寺院の一つ。

 
教行寺はこのあたりで中心的寺院。
寺伝によると、本願寺8世蓮如により今の高槻市富田に創建。
その後、現・河合町佐味田へ移転。そして、田原本周辺に領地を持つ平野長泰の誘いに応じ田原本へ。
田原本で周辺に地内町を建設していったが、平野氏との間で対立が生じ、佐味田へ戻り・・
承応元年(1652)現、広陵町萱野へと移転。ここで寺内町を作った。

 
  教行寺境内のイチョウ   木の下にギンナンがいっぱい落ちていた。

④願乗寺

 
   浄土真宗本願寺派 願乗寺。    右)ソテツ 枯れた雄花序が見えた。

箸尾は真宗大谷派教行寺の寺内町だが、真言宗や融通念仏宗のお寺もある。   

 
      葛城川 堤防         左下にはヨシの生える湿地もあった。

⑤櫛玉比女命神社

元は大福寺の鎮守社であったという。今は廃寺となった東大福寺のそばにあったらしい。 

 
社殿は古墳の上に建つ。 広い境内      鳥居は葛城川の方に開いている。

宗派の違いや地域の特性の違いなど様々な人々の気持ちをまとめる・・
神社信仰は人心をひとつにする役割もあったようだ。


町のあちこちに立っていた「とたて(戸閉)祭」の幟。
例祭は地域の人に支えられて営々と続いている。    

曽我川・葛城川・高田川の3川は、水害で人々を悩ませたが、半面、豊かな水は稲作にとってはなくてはならないものだった。 
葛城川から水門によって水が引かれ、田圃への取水口、水路のメダカなどを見ながら半日の箸尾街歩きを終える。 

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9月25日 木津川 カワラバッタに会いに。(芋虫写真あり)   オオフタバムグラ ハタガヤ  

2017年09月25日 | Weblog
木津川河原

砂浜に足を踏み入れるやピョン ピョン・・さっそくカワラバッタの出現 今年は多そう。
追いかける。飛ぶ。追いかける。飛ぶ・・・砂浜では保護色で見つからないが飛んだ時に開いたきれいな後ろ翅のブルーが見える。
素手で捕まえるのはなかなかむつかしい。
網で捕まえたのも見せてもらい写真も撮ったが・・1匹ぐらいは自分の手で・・

 
やっと手で捕まえた1匹。ちょっとお疲れ気味だったのかも。 翅はグレイで砂の上にいるとわからない。
                       右)後ろ翅を開くと・・ブルー。

 
岸辺にカワラヨモギ(写真)の生える広い砂浜 カワラバッタの生息条件らしい。  
                    右)ツルヨシが這う。



堤防の上ではオンブバッタのペア 雄をおんぶした雌は逃げるのもままならず・・捕まっても背中から離れない雄。 


 
      カンタン         ヒロバネカンタン   

 
           ヤマノイモについていた キイロスズメの幼虫 
ネットで見ると、褐色型と緑色型と褐色型があるとかかれているものもあるが、緑色から黄色に変わったという観察記録もある。
どうなんだろう。飼って確かめたらいいのだろうけど・・ちょっと無理・・。

 
     キマダラカメムシ 幼虫     カネタタキですって。 ちっちゃい虫ですね。


こんなところでヤマトタマムシに出会うとは思っていなかった。


 
       オオフタバムグラ            ネナシカズラ


     ハタガヤ カヤツリグサ科

河原から堤防へ。
「痛っ」 クモを引いていく虫を網で捕まえた時刺されたという。


メンバーが素早くスポイドで吸引 その後薬を塗って痛みもすぐ治まったようだ。

 
そこには獲物のクモが残されていた。  
  右)しばらくするとハチ(ツマアカクモカリバチ)が戻ってきて、ちゃんとクモを見つけ、くわえて引きずって行った。
一度手放した獲物を取り戻しに来る執念に恐れ入った。

 
        ヨモギクキワタフシ      中にはヨモギワタタマバエの幼虫がいた。

その他たくさんの昆虫を見ることができた。80種ほどの昆虫を記録された。
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9月24日 平群 ゴマダラチョウ ヒナガヤツリ ニガカシュウ アオモジ果実 

2017年09月24日 | Weblog
平群 福貴周辺を歩く。


エノキにゴマダラチョウが止まった。 産卵しにきたのか?

田んぼの中や畦道

 
    ヒナガヤツリ        わからなかったカヤツリグサはキンガヤツリと教えてもらった。


 ニガカシュウ 今年はむかごが少ない。
何年か前にここを見つけたが、今日、ちがうばしょでも見つけた。
気が付かないだけであちこちにあるものかもしれない。


田んぼの石垣の草に紛れてツリガネニンジンが花盛り。


        ヒメミカンソウ 

 
サトイモ 花はもう咲き終わっていたが 花の跡は残っていた。

 
     下見で見たサトイモの花(半月ほど前)    仏炎苞の中の 下側・雌花 上側・雄花 
肉すい花序はマムシグサなどと同じつくりだが、日本では種子ができない品種が多いとか。(ネット)


ビロードエノキグサ(名前も初めて聞いた)


朽ちた切り株に密生していた ヒメカバイロタケらしい。


尾根道 アオモジ果実 今年はよく果実がついている。
ショウガノキとも言い、辛いらしい。1つ齧ってみた。コショウとサンショウを足したような香りと味 忘れられない味


お土産はミツバアケビの果実

尾根から下って・・歩きやすい距離だった。
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9月23日 長居公園 植物園 アサガオ2種 カナリーヤシ ナラガシワどんぐり ハギ

2017年09月23日 | Weblog
長居公園


       スイフヨウ

 
   マルバアメリカアサガオ          リュウキュウアサガオ

植物園

 
「シラハギ」の名札あり。ミヤギノハギの品種?   赤いハギ ニシキハギの名札あり。

名札はあるが、ハギは難しいらしい。

 
カナリーヤシ 樹上には鳥に運ばれたり、風で運ばれた種が芽生え、いろんな木や草が生えている。
                      右)下に落ちていた果実

 
枝毎落ちたナラガシワのどんぐり。枝の切り口がスパッと切れているのはハイイロチョッキリの仕業。
                  落ちたどんぐりを切ってみると・・中に卵があった。

「オリンピックオーク」の説明版があった。
『1935年ベルリンオリンピック三段跳びで優勝した田嶌直人選手が金メダルとともに授与されたドイツオークの苗を育て、その実生から育てた若木が植物園に植栽されたもの』という。
ドイツオーク(ヨーロッパナラ)らしい枝葉もあるが、コナラっぽい枝もあるといい、実生由来なので交雑も考えられるのか?

   どんぐりは果柄が長い。こんなどんぐりは日本にはない。

 
       チシャノキ 果実        アメリカでデイゴ 果実
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9月22日 家の庭 ヒガンバナ タカサゴフヨウ ノシラン コガネムシ?幼虫

2017年09月22日 | Weblog

庭のヒガンバナも満開   1本が2本に3本に・・6本になりました。

 
       ノシラン            タカサゴフヨウ

 
       シラゲツユクサ     赤と白のミズヒキを植えていたら交雑したのかピンクになった。


ミルスベリヒユ 枝先にポツポツと薄ピンクの花 

元気のないゼラニウムの植木鉢を掘り返したら・・ゴロゴロと3匹出てきた。


コガネムシの幼虫か?  この子が根を齧っていたのかも。

掘り出して手のひらに乗せていたら、痛っ。噛まれた。大きい顎を持っていた。
写真を撮ろうとするが動きは速い。
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9月21日 下市口~大阿太へ 吉野川の河原 緑色片岩 ネナシカズラ ナンテンハギ

2017年09月21日 | Weblog

斜めの大岩をすり抜けて吉野川の河原に降りた。

 
川の流れは急で、河原は上から見ているより岩が多い。岩の河原は美しい。中でも目立つ青い石。

吉野青石といっているが「緑色片岩」で良いのかを友人の石博士に尋ねたらそれでいいとのこと。

『変成岩に分類されるもので、そのうちでも、火成岩等が比較的に低温・低圧のもとで生成した結晶片岩で、広域変成作用を受けて出来る岩石』これが緑色片岩とのこと。(詳しい説明を無茶苦茶端折った・・)むつかしい。
和歌山城で使われていたきれいな青石。それも同じものらしい。

 
      さざ波模様の岩   小石の河原にはツルヨシが長く匍匐茎をのばしていた。

植物にとっては過酷そうな岩の多い河原にもいろいろな植物が生育している。

 
     オオイヌタデの大群落         岩の間にキハギ
その他希少なものも残っていたりする。

道路わきの堤防
 
斜面を覆うつる。ネナシカズラ   アメリカネナシカズラと違って雄しべが短い。

 
      ボタンヅル

田んぼ道

 
     ヒガンバナが満開         タイヌビエ 小穂が太い。

 
  ヒロハスズメノトウガラシ     ハマスゲの根茎 これを干したものが漢方の香附子

 
     ヒメクズ           ヤブツルアズキ  どちらも花と果実があった。


「下市町新住オカリヤ」の立札があった。

オカリヤ・・不思議な響きだが、「御仮屋」と想像は付いた。
秋祭りの前に神霊を迎えるために建てるもので昔から営々と続いているという。
奈良県民俗無形文化財に認定されている。 

大阿太駅へはずいぶん長く歩いた感じがした。


途中で久しぶりにナンテンハギを見た。
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