キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

今年も、あと3日

2014-12-28 17:05:46 | Weblog
 いよいよ今年も、残り少なくなってきた。自分の分の、年賀状を、8割ほど、書いた。再確認して、明日、投函する予定である。例年は、もっと、早く、書き終えて、とっくに、出していたのに、昨年のことを、思い出した。掃除や、かたずけ、その他、もろもろ、必要な事は、いくらでもある。年齢とともに、時間のたつのが、一層、早く、感じるようだ!!私の亡き父が、年とともに、いつも、追いたてられるように、行動していたのを、思い出した。

  ところで、昨夜は、男子のフィィギャースケートの決勝を、観た。、今夜は、女子のフリー決勝で、7時からの、テレビを、見るのが、大変、楽しみである。男女とも、若い選手が、登場してきて、頼もしいと、思った。

お正月も、楽しい、良いお正月にしたい!!来年は、どんな年?になるのか、良い年に、なりますように。


 今日の写真は、5月ごろから、パターンを、まとめた、「和のキルト」である。

今年最後の「色で読み解く絵画の歴史3」

2014-12-22 05:36:24 | Weblog
 今年も、いよいよ、1週間あまりとなった。あとは、クリスマスと、大晦日だけだ。今年は、まだ、年賀状も、書いていない。色々な、事情で、28日に、なると思う。来年の目標も、考えたいところだが、雑用で、じっくり、考えていない。

今年最後だが、3回目の、講座に、行ってきた。当日は、「カラバッジョとフェルメールだった。後者の画家は、日本でも、大変に、人気のある、画家である。

 カラバッジョは、1571年から、1610年までの、比較的、短い人生だった。彼の絵には、6つの特徴があるという。


  ①「ダビンチで始まった、「キアロスクーロ」は、彼の絵によって、完成した。闇の空間を、意識して、主題を、強調している。


  ②闇を面向いて、強烈な色彩を、使っている。



  ③絵画は、カソリック教会の、宣伝の媒体として、利用された。



  ④彼の絵の技量は、優秀だったが、行動に、粗暴な、面が、あった。彼の行動と反対に、絵は、崇高な絵となっていった。


  ⑤彼の絵は、描写力に優れていて、構図と色彩が、素晴らしかった。


  ⑥初期の絵では、「少年」を、描き、「少年愛」の側面が、あった。



フェルメールは、普通の人々が、出会う光を、描いた。この光は,[カメラ・オブスクラ」という、暗箱を、通した光であった。彼は、陰影に飛んだ、「オランダの光」を、描いた。日本人に、彼の絵の愛好者が、多いのは、陰影に富んだ絵であるという、特徴なのかもしれない。


谷崎潤一郎が、「陰影礼賛」という、本のなかで、陰影が、「美の目的」になったと、述べている、

また、ブルー・タウトも、「ニッポン」という、本のなかで、この本の日本の家屋の、障子と、襖の、素晴らしさを、語っている。



フエルメールの4つの特徴を、あげてみたい。


 ①オランダの光が、描かれている。


 ②白や青の絵の具で、粒子のように、絵を、描いている。この粒子は、反射して、画面に、「明るさと、陰影」を、生じている。


 ③「暗箱  (カメラ・オブスクラ)を、用いた、「光と、遠近感」を、実現させた。


 ⑤当時、高価だった、ウルトラマリン(ラピスラズリ)の青の色を、使用した。黄色の反対色と供に、青の色が、彼の絵に、魅力を、添えた。彼の色は、精神性を、高める、「フェルメールブルー」と、いわれた。


 今日の写真は、地元の公民館の映画の、ポスターである。

「ヘンリー5世」で、来年、500円の価格で、見られるとのことで、写真を、撮った。シェスクピア作品の、映画化である。

2回目の、「色で読み解く名画の歴史」

2014-12-18 08:51:28 | Weblog
  選挙も、終わった。与党も暴走しないで、野党も、賢明な、批判勢力となって、国民の為になる、政治を、おこなって、欲しい。争点が、はっきりしない理由のせいか、「投票率」が、低かった。まずは、投票する事が、課題である。「棄権今後の日本が、どうなっても、良いという、「白紙委任」だからである。完全に、自分の意見と一致する候補者がいなくても、「より、自分の意見に近い候補者を選択して、意志表示する、必要がある。

今年も2週間あまり、一日一日を、大切に、過ごして、行きたい!!

 過去の事となったが、2回目の講座に、行ってきた。講師の方は、穏やかな語り方で、2時間の講義時間を、休みなく、お話をしてくださる。40人あまりの受講者も、欠席が、少ない。「絵画の鑑賞方法」が、一層、明確になっていくようで、大変勉強になる!!当日のテーマは、「レオナルド・ダビンチとラファエロ」だった。

  「ルネッサンス」とは、文芸復興のことで、自由で、健全な肉体を、謳歌した時代の、ギリシャやローマ時代の、精神に、戻ろうと、した「人間復興」の、時期であった。
 この時期の絵画の、特徴として、「遠近法」などの活用が、見られる。


 ①透視図法(短縮法)  画面に、消失点を、設定して、その点に、線を、消失点を、集中させる方法がある。


 ②空気遠近法(色彩遠近法)    色彩の明暗や濃淡により、描く方法である。ダビンチは、「スフマート法」を、使って遠近感を、描写した。有名な絵に、「モナリザ」が、ある。


 ③陰影による表現(キアロスクーロ)   立体的な、形の表現を、光の陰影で、表現した。  17世紀のイタリアの画家である、カラバッジォが、この手法を、完成した。


 ⑤人間の生き生きした感情が、描写された。


  レオナルド・ダビンチは、絵画、建築、彫刻・土木などの、幅広い分野に業績を残した、天才である。古典主義のルールにのっとりながら、科学的な視点も持ち、宗教的主題を、「人間的な観点で、描いたという。「水流の研究」にも、熱心である。



  ①「美」の表現のデッサン力が、優れている。

  ②人間の心までの、内面性を、描いている。

  ③色彩遠近法を、活用している。レオナルドは、ぼかし(スフマート法」で、描いた。

  ④キアロスクーロ(明暗法)を、描いた。

  ⑤母性への憧れが、あった。

  ⑥人体を、表現した。   美しい人体図を、描いた。骨格や筋肉の、多くのデッサンを、している。



   ラフェロは、ルネッサンスを、代表とする、イタリアの画家だった。繊細で、優美な調和した、美を、目標として、西洋絵画の、規範となった。特徴には、以下があげられる。



  ①彼は、自然を、卓越した,筆力で、描いた。


  ②ギリシャやローマの、様式に、従った。


  ③ダビンチや、ミケランンジェロから、学んだ。ダビンチからは、「デッサン」や「光の陰影」や「色彩遠近法」や「スフマート」を、ミケランジェロからは、「三角の安定的構図」や「人体表現のボリューム感」や「華麗な色彩」を、取り入れた。


  ④「聖母の画家」や「天使の画家」ともいわれて、彼の描く聖母の衣服のウルトラマリンの色は、「ラファロブルー」と、いわれた。



  今日の写真は、クスリマスツリーの、飾りである。






年末の選挙

2014-12-13 21:01:17 | Weblog
  今年も残り少なくなってきた。何故、この時期に、選挙なのか、わからない。明日は、「選挙」だが、もちろん、行くつもりだ。選挙前に、約束した、「国会議員の定数削減」や、そのほかの、現政権の今までの、政治活動など、どうだったか?じっくりと、良く、考えて、本当に、日本国民の為の政治は、どの政権なのか?どの人に、投票したら、良いのか?良く、良く考えて、投票したい。棄権して後で、政治に、文句を、いっても、始まらない。皆さん、「選挙に、行きましょう」

 あと、もうひとつ、おかしい!!と思うのは、本当にもともと、「公平な選挙制度なのか?」ということ。1票の格差は、どうなのか?ということ。でも、選挙には、行きます。娘と息子には、絶対に、棄権しないように、メールした。沢山のお金を、かけた解散選挙の、意味はいまだに、、解らないが、選挙は、「国民の義務」である。未来の子ども達のためにも。


今日の写真は、新宿西口の、イルミネーションである。

今年も3週間あまり

2014-12-08 09:51:52 | Weblog
 今年も、あと少しとなった。雑用で、やる事は、いくらでもあるが、ブログを、継続していることで、昔、どのように過ごしていたか?再確認できることである。過去を、ふりかえり、今後、どのように、過ごすかという、ことは、大切だと、思うからである。ブログを、始める前は、キルトの作品」が、12ヶ月分掲載されている、「キルト日記」を、つけていた。この日記には、キルトのことだけでなく、家族の様子も、記載されているので、当時の様子が、手にとるように、解る。残念だが、日々増える、「物の量」で、1冊を、残して、捨ててしまった。

 さて、8回コースだが、「色で読み解く名画の歴史」というタイトルで、今年後半の市民カルチャーに、行っている。最終回は、来年の3月である。講師の方は、「色彩文化史や模様文化史やファッョン文化史」の、専門の方」である。「フランスの伝統色や、フランスの配色、フランスの装飾や文様」などでの、著作もされている。絵画やキルトにも、多くの点で、参考になるのではと、思って、行っている。

  第1回は、「色彩絵画の系譜と変遷」である。もともと、「色」については、大変、興味が、あるので、毎回、興味深く、受講している。この講師の方の、「色」に関する、視点には、私が、開眼される点が、あっった。
かつては、「色」は、「形」の付属物」で、あったが、歴史の中で、「色」自身が、「形」を、離れて、自己表現するようになったという。

  有史以前から、20世紀の「後期抽象主義」や、ポップアートの時代までの、画像120枚の、絵画を介しての、色と形についての、説明があった。休みなしで、2時間あまり。充実した時間だった。また、次の講座が、楽しみである。

 今日の写真は、わが家の紅葉である。東側の数本の木や香り豊かな、金木犀を、切ったので、光が、あたるようになり、さざんかの花が、沢山咲く!!ようになった。


 






  

今年最後の公開講座

2014-12-06 20:05:10 | Weblog
  12月も、早、1週間過ぎた。今年最後の講座に、行ってきた。

  講師は、脳科学者で著名な方である。NHKにも、朝のドラマや、旅の番組にも、出演されている方である。

最近の「人工知能」の発達には、目覚しい側面がある。雑学チャンピョンや、チェスや、将棋や、囲碁でも、「人工知能」が、優勝者や名人を、打ち負かす場面が、出てきている。このようなときこそ、「人間の脳の創造性」が、大切である。

 映像で、アメリカで、ハンドルのない「自動運転」の車や、ヘリコプターで、荷物を、30分以内で、自宅まで、届けるシステムを、見た。また、クラッシクの名曲を、「人工知能」での、作曲も可能となっている。

「人工知能」のシステムは、今後、高度化して、人間の能力以上の事が、将来できる場面が、あるとの事だった。ただ、唯一の難点は、対話ができないことである。よって、「人間と人工知能」のすみわけは、何か?人間には、疲労で、ミスをおこす事もあるので、「速度」を、

必要とする事や、決まっている判断には、人口工能を、使い、大事な事の最終判断は、人間が、行なうようにすると言うことだった。

 あと、「脳の話」で、「偶然の幸運」といって、新しいことに、行動を起こして、気が付き、受容した事柄に、新しい価値感が、生まれるという。この時に、ドーパミンが、沢山出るという。このドーパミンが、「アンチエイジング」になるという。確実に解っていることと、新しいことの、バランスが、大切である。

  今後、自分の生き方として、楽しいと思えることを、新しい事もに、チャレンジしつつも、マイペースで、過ごして行くことが、よいのかもしれない!!


 今日の写真は、名古屋のデパートでの、クリスマスの飾りである。可愛らしいので、撮ってみた。