キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

公開講座

2014-11-30 09:45:34 | Weblog
 2週間、間が開いたが、また、公開講座に、出かけてきた。いちょうが、黄色に、染まって、校門付近が、良い雰囲気だった。

 今日のテーマは、「クリエイティブ・イマジネーション」(創造的想像力)だった。

 講師の方は、「アイディア支援の専門家」である。遊具の開発や、企業や、大学などで、「アイディアワークシショッ」を、行なっている方である。東北大学大学院理学研究科出身の、方である。

  当日は、4人一組で、ゲームを、行なった。アイディアを、短時間で、見つける方法や、他人と創造的な会話で、アイディアを醸成する方法を、ゲームの中で、学んだ。

 ①最初に、4人の中で、一人親を、決める。親は、類似、原因・結果・対照・接近と書かれた、裏返しのしたカードを、自分は、見ないようにして、1枚選ぶ。

 ②その選んだカードを同じように、自分は、見ないようにして、、残りの3人に、見せる。そのカードは、手元に、テーブルの上に、ふせておく。

 ③次に、親は、「テーマリスト」として、、☆あんパン  ☆海   ☆靴  ☆警察官  ☆自転車  ☆雑誌  ☆積み木  ☆はちみつ  ☆歯ブラシ  ☆飛行機  ☆ベッド  ☆ペットボトル  ☆ホットコーヒー  ☆割り箸などの中から、ひとつ選んで、残り3人に、絵を、書いてもらう。

 ④親は、皆が、書いた3枚の絵を、見て、 ②で、皆に見せた カードの中身が、4枚の中のどのカードかを、推測する。親が、②で伏せておいたカードと、同じであれば、あたりということになる。


 ⑤順番に、右回りに、親が、代わり、2週したら、ゲームは、終了である。


 当日講座を、受講した達が、、皆4人ひと組となり、あたった数を、競うのが、ゲームの内容である。久しぶりに、「頭の体操」を、して、1時間半あまりの講座時間は、あっと言う間に、過ぎた。この経験は、色々なことに、応用できると思う。デザインを、考える時とかにも、

 役立つかもしれない。


 今日の写真は、「徳川園」で、紅葉が、水面に、映った写真を、撮った。

今年最後の紅葉の日帰りの旅

2014-11-29 08:32:36 | Weblog
 11月も、残り少なくなってきた。2週間前の事であるが、今年の紅葉は、まだ、行っていなかったので、友人と、2人行ってきた。当日行ったのは、茨城県の「袋田の滝」である。日本の3大の滝ということで、、良く、テレビにも、放映されて、機会があれば、是非、行きたいと思っていた。日本3大滝とは、日光の「華厳の滝」と、和歌山県の「那智の滝」である。「袋田の滝」は、流れゆく水の流れが、変化に富んでいて、面白い!!

  今年も、あと、1ヶ月となった。選挙、年賀状、お歳暮、家のかたずけ、掃除、忘年会など、忙しい1ヶ月に、なりそうだ。来年は、どんな、1年になるのだろうか?今のところ、家族が、皆、元気で、暮らしていけている事が、嬉しい!!

 甥の結婚式と孫娘の七五三

2014-11-26 05:05:09 | Weblog
 11月も末の三連休で、親戚の結婚式と、孫娘の七五三で、忙しい2日間となった。

   甥の結婚式は、夫婦の年齢差も、さることながら、大変に、手間のかかった結婚式で、印象に残るものだった。横須賀の教会で、式をあげたが、91歳の神父さんが、式に立会い、バイオリン演奏と、教会専属の聖歌隊が、賛美歌を、歌い、とても、印象に、残るものだった。聖歌も、私達が、良く知っている歌ではなく、初めて、聴く歌だった、また、次の披露宴まで、かなりの時間が、あったが、三浦半島の「ソレイユの丘」という施設で、色々な、アトラクシォンを、楽しみながら、時間を、過ごした。当日は、良い天気で、富士山のシルエットも、眺められた。披露宴が、終わったのは午後、8時ごろだった。

「ソレイユの丘」に行くバスの中で、花嫁側の親戚の方から、来年のことであるが、「MOA美術館」の尾形光琳のアートの展示の案内を、頂いた。

  孫娘の七五三は、お宮参りと、同様に、「熱田神宮」に、行った。孫娘が、着物を着て、大人しくしているか、心配だったが、ご機嫌よく、喜んでいたので、良かったと思う。

 友人と会った後は、次の日に、以前から、行きたかった、「徳川美術館」と、「徳川園」に、行った。企画展示で、源氏物語に、関連する展示が、あった。また、「大名のおしゃれ」という、コーナーが、あって、この展示が、いままで鑑賞した美術館のなかでも、最高の内容だった
 。名古屋は、まだ、水族館や、名古屋市美術館など、行っていないところが、沢山、あるので、又次の機会にしたい。


  今日の写真は、徳川園での、紅葉である。この徳川園は、海を見立てた池を中心とした、「池泉回遊式庭園」と、なっている。尾張徳川家の邸宅だったという。当日は、青空に映えて、飛行船と、紅葉の赤が、美しかった。



七五三   節目の誕生日を、迎えて

2014-11-15 20:25:31 | Weblog
 今日は、七五三であり、、私の節目の誕生日でもある。東京地方は、お天気に恵まれて可愛い子ども達の、晴れ着姿が、映えた事と、思う。

今月は、1回、休む事になったが、公開講座に、出かけてきた。

1時限めは、「想像」とは、何か?という、内容だった。講師の専攻は、哲学である。「想像とは、形あるものに、向かって、能動的に、心理的に、想うことである。「最新心理学辞典」に、よっても、想像力とは、目に見えないものを、想い浮かべる能力とある。

順を、追って、解説してくれた。

  ①想像とは、心理的に、ある実現に、向かって、能動的に思う、内発的な行為である。

  ②想像が、形成しようとする像は、統一的で、持続的な、まとまりであり、感覚の対象では、ない。

  ③想像まだ、確実な対象を、持たないために、不安定さや能動性や、創造性を、持つ

  ④「像」は、感覚的な対象として、持続的に統一される為には、「意味」を、もたせることである。

  ⑤通常の「想像」は、既知の事柄を、基にしている。

  ⑥想像に必要な事柄    ☆材料の固定性   ☆想像の方向の固定性     ☆形成された像の固定性

  ⑦「比喩」は、無関係な事柄との関係を、思い浮かべる事である。

  ⑧「理解」は、想像から、始まる。

 この「想像」という、行為により、コミニケーシォンが、深まり、視野が深まり、充実した時間を、過ごす可能性が、広まるのでは、と思った。



 2時限目は、子どもの言語発達についてだった。こちらの講師は、心理学専攻で、私の、最も、興味のある分野である。乳幼児の脳機能の、研究を、されている方である。

「子供は、何故詩人なのか?」というテーマである。子どもの脳の発達の特徴として、①感覚、知覚能力の優位性  ②前頭前野の発達が、遅い  ③言葉のカテゴリーが、発達途上である。


  脳の中のシナプスの発達の曲線のグラフが、提示された。大人まで、正常に発達する、定型タイプの、ほかに、シナプスの刈り込みの悪い、「自閉症」と、「分裂症」と「アルツハイマー」(シナプスが、減る)に、分かれるという。

 子どもが、感受性が、鋭い理由に、以下の点がある。

☆視覚、聴覚が、乳幼児期の、早い時期に発達する
☆若いときは、シナプスも。多く、「共感覚的知覚」(音を、聴いて、色を、感じる)が、生じる。次第に、シナプスの刈り込みにより、不要な、回路は、削除されて、必要な、回路のみとなる。
  
☆子どもの前頭前野の、発達は、遅くとも、20歳前後で、完成する。だから、この年で、20歳を、成人と、認めるのが、妥当なのかと思う。前頭前野は、「脳の指令塔」で、トップダウン処理を、おこなう、大切な処理を、行なう。反対に、子どもの脳は、社会

規範から、はずれて、「ボトムアップ処理」を、行なうという。

☆子どもは、言葉のカテゴリーが、大人と、異なる。オノパトペの多用が、あげられる。子どもの詩に、感動するのは、無意識の身体レベルや潜在レベルの反応が、影響していうという。子どもの詩には、聞き手の心に沿って、メタファーが、感じられる。よって、子どもの詩は、読み手に
、感動を与えるという。

 今日の写真は、沖縄の蝶園での写真である。ここでは、同じ種類の蝶ばかりだった。



  

沖縄旅行3

2014-11-14 09:15:02 | Weblog
 3日めは、沖縄黒糖工場見学を、した後に、琉球村を、訪れた。ここは、沖縄の古民家を、移築して、展示した場所である。島袋家や中曽根家や、玉那覇家や、大城家や、花城家や、大城家などの、民家があり、お店や、沖縄三味線が、展示されていた。一番、面白かったのは、沖縄に、伝わる、「エイサー踊り」であった。太鼓や踊り手と供に、三線に、合わせて踊る、郷土芸能だったという。もともとは、チヨンダラー(京太郎)を、伴う、祖先供養のための踊りだった。チョンダラーとは、念仏者であり、白塗りのメイクに、ユニークな動きで、人々を、笑わせた。旧盆の時に、人々の家に行ったときに、先祖供養の念仏を、唱えたて、エイサーを、盛り上げたという。

他に、面白かったのは、「獅子舞」である。旧暦6月から、8月まで、旧盆や豊年祭の時に、登場した。ドラやまりを、用いた。獅子を、舞う者を、ワクヤーと、呼んだ。

今日のの写真は、Tギャラリア免税店で、お土産の売店で撮った写真である。沖縄紅型の衣裳が、素敵と思って、写真を、撮った。

  ☆赤地の紅型      紅型での赤地の語源は、「紅」では、必ずしも、赤地の色だけではなく、多彩な色相を、持つ色を、指している。この赤系独特の色は、陽光あふれる、沖縄の風土が、生んだ。

  ☆黄色地の紅型     黄色地の衣裳は、尚王以外は、着用できない、「禁色」だった。沖縄産の黄色染料の福木に、樹脂を混ぜた地を、「金黄」(チンオウ)と呼ぶという。この黄色も、沖縄独特である。

  ☆藍地の紅型      この藍地は、澄んでいて、沖縄の海のように、美しいという。沖縄では、日本本土と異なった手法で、造る。沖縄では、キツネノマゴ科の、琉球藍を、用いて、「沈殿法」という、熱帯や亜熱帯特有の方法」で、藍を、造っている。しかも、「琉球藍」                    の昨付と染色技術は、比較的容易だという。惹きつけられる、色である。





 またの、機会に、沖縄を、訪れることがあったら、紅型の布や、沖縄独特の布を、購入したいと、思った。








沖縄旅行2

2014-11-13 07:10:42 | Weblog
 今日の写真は、古宇利島での、海である。この海は、初めてだが、とにかく、美しい海!!である。1960メートルの、古宇利大橋を、渡ると、晴れていることもあって、エメラルドグリーンの海が、素晴らしい!!この大橋は、、歩いて渡る事もできるので、時間もあれば、歩くと、また、充実した時間が、過ごせると、思った。

 古宇利大橋は、古宇利島と屋我地島をむすんでいる、全長1960メートルの橋である。また、本部半島と屋我地島を結んでいる315メートルの、ワルミ大橋が、ある。この橋の開通により、水族館や、この古宇利大橋まで、20分ほど、早く行けるようになったという。
 
 次に、この旅で、一番の目的地であった、「沖縄美ら海水族館」に、いった。東京近郊の水族館には、孫達と、何度も、出かけているが、この水族館は、初めてである。私自身、水族館が、大好きである。私はこの水族館が、単独の、施設だと、思っていたが、予想とは、異なっていた。水族館を含めて、大きな「海洋公園」に、なっている。とても、広い。
世界最大級の水族館とのことだが、時間制限もあって、水族館全部は、見学できなかった。巨大水槽を、泳いでいる、じんべい鮫の「、「餌やりのショー」が、おこなわれていた。あとは、水族館の中を、急いで、見学した。集合時間までの、時間内で、ウミガメ館ヤ、イルカが、芸をしている、イルカラグーンや、夕日を、あびながら、イルカショーが、楽しめる、「沖ちゃん劇場」などを、見学した。家族でも、十分、楽しめるところだと、思った。

この海洋公園のなかには、4月から、10月まで、海水浴を、楽しめる、エメラルドビーチが、あった。

 個人的には時間が、もっと多ければ、熱帯ドリームセンターにも、行きたかったが、なにせ、時間不足である。優先順位を、決めて、見学した。ここでは、熱帯の果樹や、花々の見学が、できるようである。

当日最後の行程で、沖縄で、人気のあるお菓子の、紫いものタルトの、お菓子工場に、行った。




沖縄旅行1 

2014-11-12 09:49:20 | Weblog
  11月のはじめに、学生時代の友人と供に、沖縄旅行3日間を、楽しんできた。沖縄は、新婚旅行、姪の結婚式など、過去に数回訪れた場所だが、訪れていない場所も、まだまだ多く、以前から、楽しみに、していた。沖縄は、国内でありながら、海外リゾートのような、気分を、味わえるので、大変「魅力的な場所」だと思う。11月はじめとはいえ、日差しは、きつい!!1日目2日めは、良い天気で、3日めは、午前中は、雨」だったが、午後から、天気が、回復して、グラスボートに乗る頃には、ほぼ、回復してきた。少し沖まで出ると、幸いなことに、さんごやひとでや数種類の熱帯魚が、眺められた。


 一日目の主な見所はこのブログの、写真にも載せた、「首里城」である。お城の彩色と構造が、素晴らしい!!
首里城は日本国内の城とは、異なり、14世紀末に、建立されて、中国や日本の文化も混合する、「沖縄独特の城」であるという。後に、沖縄戦で、消失するも、1992年11月に、復元された。首里城の中も、外観も、とても、綺麗で、豪華である。「守礼門」から、入り、お城に、入っていった。実際に見た所で、印象に残った所のみ、述べて見た。

 ①首里城正殿

 ☆唐破風妻飾   金龍と瑞雲の彫刻が、施されている。

 ☆獅子と金龍  立体的に掘られた木の彫刻である。

 ☆牡丹唐草   牡丹を、中心に、左右に、唐草模様が、あしらわれている。この唐草模様は、キルトにも、使えて、キルトラインにも、使用できるのではと思った。

 ☆柱       龍は、国王の象徴である。柱に、施されている。 

 


 ②南殿・番所  南殿は、左側の2階建ての建物であ。行事の時に使用したり、薩摩藩の役人の、接待場所でもあったという。現在は美術工芸品の展示が、されていた。番所は、首里城への、訪問者達の取次ぎと、現在は、王朝時代に制作された、美術工芸品の展示が、されていた。

 ③書院・鎖之間と庭園    書院は、国王が、日常の執務を、おこなう場所であった。中国皇帝の使者や、那覇在住の役人達の、接待の場所ともなった。この場所を訪れていると、開けはなれた窓から見る、美しい海と、さわやかな風で、かなり、癒されてきた。


 この、首里城は、今後も、まだ、整備される予定で、現在は、まだ、完成途中のようである。パンフレットによると、6箇所の場所が、今後、追加されるとの事である。何年か後に、訪れると、、また、異なった姿を、楽しませてくれると思う。