キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

第7回シューベルト講座

2014-08-31 08:46:28 | Weblog
  今日で、8月も、終わりになった。明日から、9月。今年も、あと、4ヶ月となった。

あと、2回の、シューベルト講座に、行ってきた。会場は、12階の、大会場で、音響効果も、良く、満足できる、講義内容だった。今回の、テーマは、「室内楽」に、ついてだった。この分野でも、短い生涯の中で、魅力的な作品を、沢山、作曲しており、改めて、彼の偉大さを、感じた。シューベルトは、ピアノやバイオリンも、弾けて、演奏家」としての、側面を、あった。晩年には、ウィーン学友協会の、理事にもなり、作曲家としても、成功した、音楽家だという。

以下に、室内楽のジャンル別に、述べたい。当日、聴いた作品について、述べる。

 ☆弦楽四重奏曲

  ①弦楽四重奏曲第一番  変ロ長調

 彼が、中学」1年で、作曲した作品。コンビクト(寄宿舎)時代の作品。

  ②第3番  変ロ長調 

 シューベルトが、モーツァルトや、ハイドンや、ベートーベンまでも、研究した作品という。彼は、優れた作品を、徹底的に、書き写して、勉強した。その一部に、自分の個性を出した箇所を、追加して、序所に、自分の、オリジナル性を、出していった。どの分野でも、そうだが、最初は、優れた作品の、模倣から、始まる。

  ③第9番ト短調

 モーツァルトの影響が、多く見られる。第2章は、歌曲の得意な、彼らしいメロディが、見られる。


  ④第13番  イ短調   「ロザムンデ」

      自分の作曲した劇音楽ロザムンデの、旋律が、用いられている。



  ⑤第14番  ニ短調「死と乙女」

  室内楽の最高傑作という。第2楽章に、自分のリートのピアノ伴奏部分を、用いている。第4楽章は、長い!!という。ロマン派の特徴として、自分の歌曲を、中心に創作する
特徴が、みられるという。


  ☆弦楽五重奏曲

  抽象的で、内容が、難しいという。この曲は、映像を、見た。ブラームスが、この曲に、影響を、受けた。

  
  ☆五重奏曲  「ます」

  有名な作品である。第4樂章に、歌曲「ます」の、旋律を、用いている。


  ☆「アルペジョーネ・ソナタ」  イ短調

  アツペジョーネは、小型チェロのような、楽器。この楽器の為に、作曲された作品である。演奏に難しい楽器だが、音色は、良い!!と、思った。メランコリックで、詩的な、旋律で、魅力的な、作品と、なっている。



   ☆ピアノ三重奏曲

この作品は、DVDを、みた。演奏者が、当時のピアノと、スタンウェイのピアノで、同じ旋律を、弾いて、説明してくれた。当時のピアノは、音の減衰が、早いという。


  ☆ソナチネ第2番  イ短調

    CDを、聴いたが、美しい作品である。

  
当日聴いた、主な曲だけ、あげたが、改めて、シューベルトの、偉大さに、感銘した。


  今日の写真は、箱根の「星の王子様ミュージアム」で、頂いた、ランチである。盛り付けが、美しい!!










私の針仕事展   池袋にて

2014-08-30 16:39:55 | Weblog
 もうすぐ、暑かった夏も、終わって、9月に、入る。10度近く、気温も下がって、夜は、タオルケットでは、少し物足りない頃となって、きた。例年のように、ボーグ社から、チケットが、送られてきた。今年もまた、見に出かけた。テーマは、トップキルターによる、「キルト暦」だった。10人ほどの、知っている、キルターが、いる。キルトマーケットで、お店を、開いている、「アメリカのヒューストンでのキルトの旅」で、同室だった、方もいた。

出品された方のなかには、「骨董市」で見つけた、和の衣裳に、装飾的な刺繍を、して、素敵な作品に、完成した方が、いた。この方は、もともと、楽しい雰囲気の作品を、創る方では、あったが。心から、キルトを、楽しんで、創っていらっしゃるのが、解る作品である。



やはり、興味を、もったのは「個性的な、斬新なキルト」である。私自身も、小さいサイズでも、1枚ずつ「キルト暦」を、作ってみるのも、勉強になると、思うのだが。今は、和のパターンを、創るのに、追われている。是非、来年の年賀状に、間にあわせたいのだが。


 今日の写真は、「アンスリウム」と言う、暖かい地方の花(観葉植物)と、タイで、買い求めた、刺繍の可愛らしい赤いクッションである。「アンスリウム」は、ハートの形の赤い花と、葉の形が、好きである。

真夏の 箱根旅行

2014-08-20 13:03:54 | Weblog
  今年の夏は、息子一家と、箱根で、3日間過ごした。わが子ども達を、育児中には、まだ、車を、所有していたので、日帰りでも、何回か、訪れた場所である。下の息子が、1歳の時には、宮の下の武蔵野荘に、3日間滞在した。花火を、見たり、子どもを、遊ばす場所にも、出かけて、久しぶりに、優雅?!夏休みとなった記憶がある。

  思い出せば、一番近い時期では、ウォ-キングの仲間と、7年前くらいに、箱根湯本付近を、歩き、日帰り温泉を、楽しんだことを、思い出した。箱根湯本も、当時の付近と、様変わりしている。昔からの、商店街は、あるが。

今回は、1日目は、「彫刻の森美術館」である。昔ながらの野外彫刻もあるが、ほかの種類も、増えていて、なかなか、散策が、楽しい。孫娘が、喜んだのは、子どもが、体を、動かす、場所である。トランポリンや、滑り台。夏休みの子ども達が、遊んでいる姿に、刺激を、受けたようだ。60回ほど、トランポリンが、継続した。日々、子どもは、成長していくので、久しぶりに会うと、楽しい。あと、綱で創った、ジャングルジムのような、コーナーである。ここも、他の子ども達に、刺激を受けて、30分以上滞在した。

次に、私が、面白い思った所は、「ピカソ美術館」である。ピカソ自身は、画風を、年齢と供に、変えていって、私の好きな画家の一人である。昔は、刺繍で、ピカソ独特の女性の、立体的な横顔を、刺繍するのも、面白いかと、思った頃もあった。

2日めは、元箱根の水族館である。淡水魚館と、深海魚館に、分かれていて、愛嬌のある、温泉に入ったいるかや、色鮮やかな、熱帯魚や、綺麗な色を発光しているくらげなどに、会えた。東京での多くの水族館を、訪れた機会があるが、この水族館も、なかなかの充実した内容だった。夏は、水族館が、涼しげで、良い!!と、思った。
 

 芦ノ湖の、観光船は、天候不良で、運行停止であった。泊まったホテルでは、タヒチや、ハワイのダンスショーを、楽しんだ。ホテル内に、赤い「ハワイアンキルト」が、飾られていた。このキルトは、夏に、良く、似合う!!

最終日は、「星の王子さまミュージアム」に、行った。私も、この美術館は、行ったことが、なかったので、入場してみた。若いカップルや、若い女性達に、人気の場所だとは、聞いていたが、手ごたえの内容ある展示で、十分楽しめた。ちなみに、「シルバー割引き」で、入場できる。開園15周年とのことで、あった。お花が、咲き乱れる、玄関アプローチの、お庭が、美しい!!



作者の「サン=テクジュペリ」の誕生した、プロバンスの町並みも、良く再現されていて、心地良かった。作者は、「星の王子さま」以外に、「夜間飛行」などの、作品を、残している。是非、後者の本も、読んでみたいと思った。
今日の写真は、ミュージアムの入り口である。

世田谷美術館

2014-08-07 08:37:26 | Weblog
  連日、暑い!!日が、続いている。昨日は、友人の希望で、成城学園で、待ち合わせて、「ボストン美術館  華麗なるジャポニズム展」に、行ってきた。

  ボストン美術館といえば、大変、懐かしい思い出が、ある。15年前くらいに、ニューヨークに、行った際に、ボストンに、行き、この美術館に、行ったことが、ある。息子も、学生時代に、学会で訪れたときに、もの美術館を、訪れたようである。この美術館は、日本美術の収集に、熱心な美術館との、ことで、是非、鑑賞したかったのだ。当時は、2階のコーナーで、見た記憶がある。今回の目玉のモネの「「ラ・ジャポニーズ」だった。この作品に、劣化が、みられるようになったので、修復後の、世界初の公開のようだ。レントゲンを、みると、扇子の位置が今の作品と、、異なるようだ。この作品を、描いたモネは、妻を、モデルにして、髪は、カツラを、かぶらせて、日本の小物との、意図的な対比を、めざしたようである。解説を、読むまでは、分からなかったが、妻の持つ扇子の色合いは、赤・白・青となっており、フランスの国旗となっている。また、絵に描かれていつ、多くの団扇には、「画家の日本趣味」が、感じられた。着物の表現も、素晴らしい。立体的な武者の姿は、素晴らしく、刺繍とアップリケの豪華な着物である。

テーマ別に、みていきたい。

 ①日本趣味

和のデザインが、描かれている、インクスタンドの工芸品が、素晴らしかった。



歌川広重の「名所江戸百景」 亀戸梅屋敷の浮世絵    他の展覧会で、みたことが、あるが、摺りの色会いが、美しい。



 ②女性


喜多川歌麿の、母子図 の浮世絵    たらい遊び   母の愛情が、伝わってくる。

歌川豊国(三代) 歌川広重  当盛十花撰夏菊の浮世絵  いろとりどりの菊の花が、美しい。

ゴッホの「ゆりかごを揺らオーグュスティーヌルーラン婦人」 
    
どこかで、この作品を、観たことが、あるように、思える。

③シティライフ

歌川国貞の「勧進大相撲興行之図」   当時の相撲の様子が、解って面白い!!


④自然

ティファァニーの、「アバロンのインク壷」   ティファニーは、多くの作品を、日本の美術tから、影響を受けた。


⑤風景

歌川広重の江戸百景神田明神曙の景」の浮世絵  当時の神田明神の様子が、解って面白い!!

ムンクの夏の夜の夢       

モネの「睡蓮」       有名な絵である。



 今日の写真は、美術館の入り口で撮った。