キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

庭のお花

2006-06-21 10:28:27 | Weblog
我が家のお花も、今紫陽花と名前不明?の2種類の花が、咲き誇っている。6月らしいので、写真を撮ってみた。昨年の水不足であきらめていた、紫式部が、勢いの良い葉を、付けている。植物の生命力に驚くとともに、この花は、都心の花屋さんで見つけて、大切に持って帰って植えた植物なので嬉しくなった。紫の可愛い丸い実を、付ける。さて、久しぶりの更新だが、この間も色々な事があった。ワールドカップの苦戦や、日銀総裁の利殖問題!や北朝鮮のテポドン発射?などである。さて、終わってしまった事だが、17日に第3回のドイツ音楽の講座に、行ってきた。今回は、メンゾルスゾーンの人と作品だった。彼は、ユダヤ人出身で学者、芸術家の多い家系であり、彼の祖父は、哲学者で彼の父は、銀行家だった。教育は彼の姉と供に、家庭教師によって教育された。姉とは、音楽上で、良い意味でのライバル関係だったという。彼は、ユダヤ教を捨てて、キリスト教が彼の作品に影響を与えている。彼の作品は、流れるような叙情性を持ち、水彩画が得意だった関係で、印象を音楽のキャンバスに、表現した。今までは、無言歌と室内楽しか、聴いたことが、なかったが、交響曲、協奏曲、室内楽、ピアノ作品や宗教曲や歌曲など幅広い作品を手がけている。歌曲の「歌の翼に」は、以前所属していた、合唱団で歌ったことがある。当日、聞いた作品の中で、特に私が良いと思った作品は、「前奏曲とフーガ」と女性合唱とオルガン伴奏の「3つのモッテト」である。女性合唱とパイプオルガンの音の響きは、素晴らしく美しい!

ドイツ美術の講座

2006-06-09 23:34:23 | Weblog
7日は、地元の3回目の美術講座を受講した。また、先生より
東京芸術大学美術館での、ルーブル美術館展の招待券を頂く。彫刻は、3階に自然光を取り入れた形で展示するので、晴れた日に混雑しないうちに、早めに行っていただきたいとの、お話だった。6月17日からだが、なるべく早く行きたいと思う。ヨーロッパの文明は、古代ギリシャ文明を、源としている。紀元前5世紀から紀元前4世紀のギリシャの世界の展示との事である。展示品は、彫刻や墓碑や陶器やテラコッタや金工具や装身具など134点中132点が、日本初公開なのだそうだ。この日は、ドイツ北方ルネッサンスの作家の作品を解説を受けながら見た。空間表現をするには、2つの方法があるという。フランドル系は、画面上で光で表現をする一方、イタリア系は、レオナルドダビンチやブレネスキのように、数学的な幾何学的な遠近法を用いるという。またドイツの画家達は、後継者達が、なかなか続かなかったそうだ。キルトで立体感ある作品も、パターンやデザインや配色で可能ではと思った。さて、今日はストリングキルトのバッグを、紹介したい。

ロマン派の音楽家

2006-06-05 07:32:06 | Weblog
今は、緑真っ盛りの頃である。我が家の庭も玄関前のさつきが良く花を付けている。濃いピンクの色が、可愛らしい。土曜日には、ドイツロマン派の音楽講座に行って来た。5分の休憩をはさんで、2時間の講義である。我が家から30分余りで、市の施設まで行けるので肉体的にも楽!である。費用も有名なカルチャーセンターに比較して、半分以下である。講師陣も皆実力のある方々なので、満足である。当日は、シューマンの作品に触れた。講師の説明を聴きながら、時折CDやヴィデオを観るのだが時折冗談をおりまぜながらの講義は面白いし、音楽を聴いていると癒される。シューマンは、1810年から1856年まで活躍した、音楽家である。本屋さんの家庭に誕生して、ドイツロマン派の文学の影響を受けた作品を書いている。「クライスレリアーナ」という作品集は、「牡猫ムルの人生観」の影響を受けて作曲している。また、彼は、ピアノストのクララとの間に、8人の子供が誕生したが、無事成長したのは4人だけだった。彼は、大変な子煩悩で、楽譜の表紙に子供達の姿を画家に頼んで製作している。最後は、若い頃にかかった、梅毒で悲惨な死をとげている。今日の写真は、クロスステッチのソーイングケースである。裏側はフェルト布で、ポケットと針を刺す箇所を作った。

早6月

2006-06-02 05:29:40 | Weblog
早6月になった。昨日は、昼間28度になるほど真夏のような暑さだった。半袖のTシャツに着替えて、はだしでも暑いくらいだった。布団干しには、良い日だった。今日は、昔創ったこぎん刺繍を、紹介したい。この刺繍は、津軽刺繍で、紺色と白色の奇数の幾何学的なデザインの構成となっている。他に類似した刺繍として、岩手県南部地方の菱刺しは、色糸を使っている。素朴な美しさで、癒してくれる風合いの刺繍である。この刺繍を製作する時には、織り目を数えるのに苦労した。昨日、今製作中のエジプトの思い出のキルトの裏布を、買って来た。ただ、あと5センチメ-トルほど、横幅が足りない。布を接がなければならない。