キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

グレゴリオ聖歌の響き

2007-05-28 10:18:19 | Weblog
まだ、5月なのに、連日の30度近い暑さ!で、体力と根気?がめっきり落ちてきている事を、実感する。ニュースを見ると、政治家の不公正や社会保険庁のいい加減さや脱税など、正直でおとなしい物言わぬ人達が、損をする理不尽な世の中だが、腹をたてるのにも疲れた感じがする。将来の日本を決める大切な選挙に、制度に平等性を欠くとはいえ、今度の参議院選挙には、国民に配慮する人を、真摯な眼で、厳選しなければ!と思っている。朝用事をしながら、月に1度のグレゴリー講座で歌っている、CDをかけている。この講座での講師の方は、ウィーン大学で哲学博士号を所得された方である。この音楽は、私にとっては、癒しの響きである。宗教曲よりまだ、軽い感じで耳に心地よい!人は皆雄大な自然や美しい花々に癒されるが、心地よさも、同じである。このグレゴリー聖歌は、西洋音楽史の源になった。この聖歌は、定義すると、単旋律のローマカトリック教会のラテン語による聖歌である。後にこの聖歌は、ルネッサンスやバロックの音楽に発展していった。日本の民謡のように、口頭で伝承される音楽だった。この素朴な響きも、私は好きである。今日の写真は。ギアマンの版画である。この版画家は、馬を多く題材としている。動物の好きな娘の希望で、昔購入した。わが家の2階の廊下に飾っている。

最新の画像もっと見る