キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

4回目の大作曲家の愛した楽器講座

2015-06-06 07:03:14 | Weblog
  先週の土曜日のことであるが、4回目も音楽講座に、行ってきた。欠席者も、少なく、皆、熱心に、聴いていた。当日もテーマは、バイオリンに、ついてだった。

  お話によると、バイオリンは、「魔物」であるという。また、誰が、過去に、バイオリンを、使用したかが、とても、大切!!だという。使用中に、自分独自の音を、作っていくという。また、「楽器の価値の判断」は、とても、難しく、、「裁判官」にさえ、判断できないらしい。歴史的にはバイオリンは、、牧畜と関係のある、「民族楽器」だったらしい。バイオリンの取引は、「古物商」の扱いだという。バイオリンが、登場したのは、16世紀後半だった。バイオリンは、「体の一部」であり、新しい楽器ほど、演奏し易い。

 今日のバイオリンの登場は、バイオリン製作の街であるクレモナの、アマディの、バイオリンから、始まる。17世紀には、イタリアの、楽器製作は、頂点に、達した。まさに、バロック時代は、「バイオリンの世紀」だった。当日は、アマティの音の実際の音色を、聴いた。

  有名な、「ストラディバリウス」を、用いて、演奏会を、制覇したのは、パガーニだった。バルネリも、バイオリン製作者として、名器を、残した。

 演奏者別に、述べてみる。

 ①バッハ

バッロク時代の、演奏者の身分は、あまり、高いとは、いえなかったという。バッハは、「シュタイナー社」の、バイオリンで、演奏した。当時の最高の名器だった。

 ②モーツァルト

彼の父親が、バイオリン奏者だったことも、あって、室内楽で、バイオリンを、演奏した。現在、モーツァルトが、使用した、楽器は、現存している。彼のバイオリンは、「ストラスバリウス系」だという。


 ③ベートーベン

 彼は、バイオリンも、演奏した。「アマティ系」のバイオリンだった。


 ④シューベルト

  彼は、以前にも、前述したように、「アルペジョーネ」という、ギターとチェロの中間のソナタを、作曲した。独特の音色だが、演奏は、困難だった。彼は、ギターも、得意で、作曲は、ギターを、用いた。バイオリンは、美しい音を、出すまで、訓練が、必要であり、身体に密着して、演奏するので、演奏家は、「体の一部」のように、愛着が、湧くようである。

 今日の講座の後半は、バイオリンの名演奏家のDVDを、鑑賞した。


今日の写真は、浮世絵の、カレンダーである。日本の色の、藍色が、とても良い!!と、思った。初夏となっているので、この、浮世絵は、季節がら、良いと、思った。
三代目の、歌川豊国の描いた、「豊国漫画図会」に感動したので、「黙阿弥」が、書いた、芝居を、豊国が、浮世絵に、描いた。




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