23年刊。安わ明子著。81年生まれ、スイスの小学校、日本へ。
社会学卒、11年渡仏、仏で社会修士号取得。
出産を経験、6歳の娘がいる。
知識は得られたが、読みやすくはない。
文体がまどろっこしい。
仏は社会保障、年金制度は、22年では世界で1位。
すばらしい制度がある。これに反発しデモ発生、コロナで停止。
出生率も唯一、少しあがっている。
仏と言えば、寺島しのぶの夫は仕事アート系?
仏ではアーティストを支援する生活保護がある。驚き。
寺島夫を想った。
〇13歳で2週間の職業訓練をする。場所は自分で探す。
中卒資格は、全国共通試験に合格しないと得られない。
留年も普通にある。勉強しないと上にはいけない。
〇16~18歳で職業を目指す子たち。500種類職業がある。
〇移民も多いので、パリの地域によっては10人クラスもある。
言葉など発達が遅い子を支援。
〇高齢貧困率はOECDでは一番低い。定年は62歳。
〇妊娠するとすべて無料。未婚でも誰でも。
シングルの子どもが普通にいる。
ほぼ無痛分娩、楽に産む。つらいから子供に愛を感じる思考はない。
育児は大変なので、初めはらくにと。
出産後もカウンセラーなど必要な支援が多数ある。
女性が孤立しないようなシステム。
〇大学まで基本、費用は無料。
3~16歳の義務教育も無料。子供への支援は多数ある。
入学金なし、大学のランクなし。制服など決まったものはない。
〇仕事は週35時間。残業は賃金が高くなる。
〇引きこもりの20代でも生保が受けられる。親と分離できる。
日本は一人暮らしでないと、親が面倒を見る形しかない。
20代での生保は通りにくい。
仏の若いアーティストは売れるまで
生保を受けられる。6人に一人いた時もある。
〇高齢者の重い病、年金が少ない、などは64まで生保。
65からは、それまで払っていなくても最低年金が一定額でる。
〇65歳以上の就業率3%と低い。日本は33%。
〇売春はとても厳しい法律がある。
売る側が全て被害者。買う側、未成年相手は5年、1200万支払う。
15歳以下は、7年、1400万。
買った側が払えないまま死亡時は、相続権は国が1位になる。
あっせん業者は2億以上、組織はさらに高額。
日本はとてもゆるい、売る側は非行と言われる。
買う側、成人は罪なし。未成年は3年以下か100万。
あっせんでも高くても500万。
日本は男性中心の考え。
~この社会保障費などがどこから出ているのか?
国を調べた。人口、日本の半分強。面積、3倍近い。
山が少ない農業国、小麦生産3位。
輸出がとても多いわけではない。
食料自給率は高い国。
廃棄禁止、持ち帰りOK。食品ロスは減った。
仏の経済の回し方、すべてがいいわけではないが
子ども、高齢者などに、ここまで可能なのは
人口が少ない事もあるか・・
すべてが、わりに上手くいっている?
エリート職と職人とは、10代でわかれるは、ドイツなどと同じ。
中卒で政治家などにはなれない。