4日放映。KNB制作。
富山市。全国でも生保受給者が最も少ない県。
全国は202万人、富山は4261人。
富山は保守県と言われているので、そうなのか。
生保を受ける、ことに怠けているなど偏見がある。
40代西山弁護士と女性、大学生22歳のドキュメント。
77年滋賀生まれ西山さん、父の社が小さい頃し倒産、父母離婚。
当時、弁護士が借金などの状態を見て、支えてくれた。
弁護士になろう!3回目で司法試験に合格。
現在弁護士。自分の原点だった。
富山の生保受給者、60代Yさん、生保の支給額を下げられた。
国と富山市相手に提訴、富山地裁で勝訴した。
ただ国への倍賞は退けられた。
生保引き下げ額の停止は認められた。
それだけでもいい。
yさんは妻とともに、病で60代から働けない。
生保を受けた。妻が亡くなり生保はかなり下がり
月7万5千円で暮らす。
国などは「高額商品は値下がりした。それで生保額を減らす」という考え。
現在、29都道府県で生保関連の提訴がある。
富山大22歳、女性、父がDVで離婚。母は病い。
大学は生保を受けていると行けない。
世帯を分離しないと大学には通えない。
母と分離し一人暮らし、大学生になったが、
奨学金返済で、バイトを掛け持ちし、
働きすぎ摂食障害、鬱になった。
母の需給も下がり、母へも送金している。
生保でも大学へ通えるように
2万6千の署名を集め、厚労省へ提出。
認めない回答だった。ネットで相談も受け付けている。
~生保だと大学へ通えないは知らなかった。
この女性は、まず少しだけでも働きお金をため、
大学へでも遅くはなかったと思う。
あせっても仕方がない。
以前読んだ「東京の生活史」に、
親の重い病気で養護施設で18歳まで育った男性。
高校は手に職をつけるため商業高校へ。
いじめなどもあったが、乗り越えた。
会社勤務、結婚、子供二人、珍しいケースかもしれない。
現実をみて生きる50代がいた。自らの経験発信もしている。
この女性は、焦らず生きてほしいと思った。